長沙ヘ食を求めて旅に出る①
こんにちは
10月の国慶節休暇を利用して
長沙ヘやってきました
上海から高鉄で5時間半ほど
夜の11時に到着しホテルヘ直行
ホテルのロビーは何故か
臭豆腐の臭いニオイがしている
中国に来た当初は
臭豆腐は食べれなかったけど
気がつけば美味しいと思うように
なっている僕
でも観光地に来た時くらいしか
食べないけど
ロビーの匂いで早くも少し食をそそられる
みんなホテルの部屋になんかしら
持ち込んで来るし出前もしてるので
エレベーターの中は いい臭い
というか変な臭いがする
いかにも中国の地方都市って感じ
翌朝、珍しく妻の劉さんが早起き
朝の7時過ぎに起こされた
早く！
米粉(ミーフン)食べにいくよ！って
綺麗な朝日を見る為に海外に行っても
眠たい！という理由で
起きない妻なのに
食になると目が覚める（笑）
わがまま娘と僕は
妻に起こされ着替えて
街に出た
中国では米粉は朝ご飯ととしても有名
タクシーで店まで行くと
店の前にズラリと人が並んでる
朝から大行列
有名な米粉屋らしい
僕らも後ろに並ぶ
20分くらいで中に入れ
観光客と地元の人と混じりながら
米粉に色んなトッピングをして
食べている
値段が安い
定番人気メニューを注文し
豆乳ジュース
米粉は18元だった
とにかく朝から活気がある
ワイワイガヤガヤ
食べ終わるとタクシーを拾い
山に行くよ！劉さんがいう
山？山なんかあるの？
僕は今回の旅は何も調べてない
急に決まり劉さんに任せ着いてきた
美味しいものを食べに行く！
とだけ聞いて着いてきた（笑）
場所も、何があるかもよくわからず
着いてきた
一応場所は地図で見て
ネットで観光地を見たけど
日本のサイトでは
ほとんど紹介されてない
中国の地方都市はまだまだ日本では
知られてないが楽しい場所は多い
僕は特に目的もないから
気楽に着いてきた
劉さんと娘は何を食べるかだけを
ずっと電車の中で議論していた
そんなの上海でも食べれるでしょ！
と僕は思ってイチイチ突っ込む！
娘と劉さんは
ここで食べると美味しい！とか
ここでしか食べれない！とか
まあ、そんな会話になる
娘はミルクティーに興味津々
劉さんは臭豆腐にザリガニに興味津々
僕はそんな二人に興味津々
そして山に向かう
湖南大学の脇に入口がありタクシーを降りる
湖南大学の看板文字は李達が書いた
李達は共産党発足時の立役者の一人
前には大きな毛沢東像があり
その脇を通り山道ヘ入る
山を登り歩いていく
清の時代に作られた書院(勉強するとこ)
を見学でき、そのすぐ先に
愛晩亭がある
愛晩亭は江南四大名亭の1つとされ
清の乾隆帝の時代に作られたもの（1792年）
杭州の西湖の亭も、その一つ
この愛晩亭の看板は毛沢東の字
そこから裏山を登るかのように
階段を登り山頂を目指す
その山の途中に
中華民国時代に戦争で亡くなった兵士の
お墓が何個もある
その山を登るのはかなりシンドイ
わがまま娘も
嫌ー！もう登りたくないーーー！
劉さんも
まだー？まだ頂上じゃないの？
僕はまだ半分も登ってないでしょう！
と適当にいう
娘に最後のヤツがミルクティーおごる！
で競争だ！と僕は頑張る
娘もパパに負けじと頑張る
劉さんに負けたらおごれよ！と
言うと
そんなのどうでもいいから
休憩したい！
とにかく先に登って見てきて！と
言うので僕はまた先に登るけど
また誰かの墓が出てくる
目的の墓があるらしいけど
よく場所がわからない
まだー！の声も減り
もうみんなクタクタ
途中分岐点で上に行くか
左に行くか
右に行くか
僕と娘はどっちかな？と考えながら
劉さんを待つ
僕はおそらくまだ上だろー
娘は左だろー
すると劉さんは分岐に来て
何も言わず
下に降りる方に向かって歩き出した
おいおい！合ってるの？
そっちで合ってるの？
劉さんは
そんなのどうでもいい！
もう登りたくない！
とにかく下る方に歩いて行った
絶対迷子になるなよ！と言いながら
僕らは劉さんについて行った
すると奇跡的に目的のお墓に
最短ルートで着いた（笑）
さすがママと娘（笑）
山の上には沢山の人が居た
中国はどこにいても人がいる
山の上の店で娘が
飲みたがっていたミルクティー屋が
あり並んだ
20分並んで注文して
30分待って受け取る
凄い人が並んでた
茶顔悦色
この店は今、3都市でしか店がない
長沙、武漢、常徳にしかないらしい
長沙では店は多いがどこも並ぶほど人気
上海にも進出していない
お茶にクルミなどをトッピングしている
名前も全部古風を感じる名らしく
わざわざ、地方から観光がてら
飲みにくるらしい
ミルクティーを飲んで山を降りた
そして街中には至る所に
食坊街なる通りがある
とにかく食べる事に飽きない街
中国人の食欲はスゴイ
そんな通りを何個も
観光がてら食べ歩き
見て食べて面白い町が長沙
臭豆腐博物館に立ち寄り見学
噂の博物館に入った
黒い臭豆腐が名物らしく
キャラになり頑張ってる
土産を買って上海に郵送していた劉さん
今日はかなり歩き
沢山飲んで、食べた
早めにホテルに戻り少し休憩し
ホテルの横のモールで
湖南省料理屋にきた
湖南省料理の事を僕らは
毛沢東料理と呼んでいる
毛沢東の出身が湖南省
長沙ではないが、湖南省料理は
上海でも食べる
その時に毛沢東料理！と僕は呼んでる
四川とは違う辛さと
家庭的な料理が多い
今日は19000歩も歩いた
ホテルに戻ると
また劉さんは
明日の朝何食べる？って
いやいや今お腹いっぱいだし
もう 任せるから（笑）
劉さんは
明日は米粉の町に行く？
えっーまた米粉なの（笑）
まあ、いいけどさ…（笑）
すると娘がまたミルクティー飲みたい！と
言い出し部屋に出前
中国は部屋に持ち込んだり出前したり
気軽にできるから楽だ
ホテルの部屋でゆっくりしながら
明日何食べるか？話あって寝る
僕はヤバイ！
上海に戻れば確実に太ってるぞ！
長沙って面白い
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