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聖地巡礼記ミャンマー編③

2020年ミャンマーに中学校の娘を連れて
家族でバックパッカー旅をした話

僕らは上海に住む3人家族です。

僕;日本人
妻;上海人(劉さん)
娘;中学生(当時)→神に興味なし   

※軍事クーデターにより混乱したミャンマーに
静穏な日々が早く戻る事を願いつつ
魅力あるミャンマーの聖地巡礼記を
書き残したいと思います。

2020年1月23日

バゴー(ペグ―)は仏の町といってもいい
かつて王朝があり上座部仏教の中心でもあり
今もその名残を残し生きる遺跡の町という印象

赤土の上をガタガタとバイクは走りホテルに着く

少し郊外なのか町の中心からはかなり離れていた
しかし このホテルは広く開放的

ママも娘も 上機嫌。初日というのもあり 
値段的の割に意外とよかった
場所が少し不便なので その分安く泊まれる

チェックイン後早速観光に向かう僕ら
バゴーには約27時間ほどの滞在になる

観光するのは今日と明日のゴールデンロックから
戻ってから寝台バスが出るまでの4時間ほど
なので早速観光スタート

ホテルに近い所にチャイプーン・パゴタ という
巨大な仏像があるので向かった。

パゴタと言うのは仏塔の意味で
ミャンマーでは※※パゴタと仏教建築関係につく名称

これから何個も何個もパゴタを見る事になる

そしてミャンマーでは肌の露出の多い服装では
神聖なパゴタに入れないらしく
ロンジ―(民族衣装)を巻いて女性は入る人が多い
短パンではNGだ

上海嫁と娘は
これから何度も何度もお世話になるロンジ―を購入

そしてシクル(バイクタクシー)で移動する。

チャイプーン・パゴタに着き 
外からでも 巨大な仏像が見える
カラフルというか金に白い肌
4面に座る巨大な仏像が見えた

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おーーー!凄い
そして証明の入り口に行くと
チケット!チケット!と呼び止められた
お金いるの? そりゃ観光地だし入場料が必要

入場料10000MMKと言われた(750円ほど)
他にも何か言ってたけどよくわからない
1万って!高くない?と 思う僕ら

そこでどうする?家族会議が開かれる。

1万は高いよね~と考えてると
上海嫁と娘は じゃ止めよう!と即決

二人はアッサリと来た通路を引き換えした
えっ?本当に入らないの? 
僕は正直迷っていたが まぁ いいか!と
同じく引き返す。

まさか目の前の 
ここまで来て入らないという選択

僕は750円というより1万円という感覚だ
まだまだ金銭感覚がつかめない

1万もするなら もういいや!(笑) 
そして 少しでも見ようと外から眺める
大きいので外からでも十分見える

近くには寄れないけど 意外と見えるじゃん
屋根もないし 柵があるだけ


写真も撮り これでコンプリート!
見たことには間違いない!

そして次に向かったのは
有名なシュエターリャウン寝仏

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ここは高くても金払うぞ!と意気込む
この町で絶対に見ないといけない仏の1体だ
全長55mもあり超巨大な寝ている像
しかも 
こんなにデカいのにジャングルの中に埋もれていて
1880年に鉄道建設の為にジャングルに入っていた
インド人技術者により発見されたらしい

こんなデカいものが埋もれているなんて・・・
という信じられないデカさ。

そして10000MMKを支払入るのだけど 
よく聞くと1つのチケットで何カ所か回れるらしい
1つの場所で1万じゃない事を知る

さっきのチャイプーン・パゴタの
チケット売りのおばちゃんが
何やら必死で説明してたのは、この事だった
急に1万が安く感じてきた
何カ所か回れるなら入ったのにさ・・・今更遅い

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顔が男性とも女性とも言えない中性的な顔が
印象的だった
足の裏は指1つ1つに法輪が刻まれていて
なんかブツブツ恐怖症になりそうだ     
なんか足の裏をタワシでゴシゴシして
綺麗にしたくなる気分

仏像は微妙な笑みを浮かべ中性的でいて
優しさオーラが全体からでている

ここは日本人にも馴染みがあり 
映画「ビルマの竪琴」の舞台でも知られている
日本人もよく見学にくるようだ

そしてシクルに乗り次の目的地の
ヒンターゴンパヤーに向かう
丘の上にあり入り口から参道の階段を登り
丘の上を目指す

伝説の聖鳥 ヒンターにまつわる寺

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この町バゴーが誕生した伝説にまつわる
聖鳥ヒンターらしい

もうスタンプラリーのように寺を回ってる

そして次は一番のメインである町の中心に位置する
シュエモード・パゴタを目指す
これ本命!

ミャンマー国内で最も高いパゴタ(仏塔)で
三大パゴタの一つ
そして三大とか言われと制覇したくなる

だいたい 三大とか最果てとか 
何かそれらしいワードがあると
制覇したくなるのがバックパッカー旅

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三大パゴタの1つ目コンプリート!

高さ114mもあり黄金に輝いてる
確かにデカく綺麗で眩しい     
比較対象がないから余計にデカく見える

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娘には巨大なベルにしか見えず 
仏塔と言っても理解不能
それを聞いてから僕も
巨大なベルにしか見えなくなってきた

1931年に大きな地震で塔が崩れ再建されたようだ
当時の仏塔の先端部分は破壊を
奇跡的に免れたらしい
神の力により保護されたと信じられている

駆け足でぐるりと観光してきた
他にもまだ回れてない場所があるが、
もう僕らは満足していた
そろそろ いい時間なので夜ごはんを検討

流石に上海嫁もいつもならスマホで
美味しいレストランを探し地元料理を食べて
楽しむけど中々見つからない         
まだまだ土地勘もなくパゴタ巡りに少し疲れていた
ホテルで夕食でも食べる?

ホテルに向かうが途中でスーパーマーケットを発見
早速中に入りウロウロしてみた
パゴタよりスーパーの方がワクワクする!

異国の地に来てスーパーマーケットに
入るのは楽しい
地元民の生活が垣間見えてどんな物食べて
物価はどうなのかとか意外と肌で感じれる

上海嫁が大きな声で奇声を上げたので 
どうしたの?と近寄ると      

インスタントの火鍋が販売されてるのを見て
奇声を上げていた!

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火鍋 ひなべ ヒナベ? 
それってミャンマー料理ですか?違うよね。ねぇ

上海嫁は火鍋食べれるーーーー!と大興奮。

中国を出て若干24時間
少し前まで好きなだけ食べてたでしょうに

もう我慢できなくなったの?とあきれる僕
ミャンマー初日だよ
嫁と娘は どの味にしようかで 迷っている

いやいや どれも同じだから!
どうせ全部辛いんでしょ       
マジで買うの?
本気? 
本当に買うの? 
意地でも買うの? 
じゃ買えば!

ミャンマーに来て火鍋を買う上海嫁
しかも初日の夜

いや~今日は流石に
ミャンマー料理食べれると思ってた僕
まだ旅は長い!

横を見ると娘はアイスクリーム選びに夢中!

あのー ここ上海じゃないし・・・
僕達ってミャンマーに居るんだよね?

まあいいか。どうせレストランにはいかないし
ホテルに戻り夕食を食べれる保証もないし 
とりあえず火鍋も買って帰る
食べなければ お前持てよと目で合図し
バックパックにこんなデカい火鍋入れて
旅したくない僕!

ホテルについて 
レストランは まだやっていたけど

上海嫁と娘は すでに火鍋にお湯を入れて
具材をトッピングしてた

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おい 初めから食べる気満々じゃん!

今日は中華パーティーだ!
旧正月だしね!INミャンマー

そして火鍋を3人でホテルの部屋で食べる
ここがミャンマーだと忘れてる
いや~火鍋って 
どこで食べても美味しいんんだね

そして完食し もう1個買えばよかったと後悔!

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その時
「武漢封鎖」の衝撃ニュースが入る

武漢が封鎖って!どういう事? 
本当に大都市を封鎖するの?

そんな緊張の走るニュース
チャットで上海の友人と情報合戦。

どうなってるの?と色々な情報が入りだす
まだまだ中国は混乱していた

武漢の大都市を閉鎖するほど
酷い事になってるんだとコロナウイルスを初めて
とんでもないウイルスと認識した瞬間だった

④へ続く

聖地巡礼記 ミャンマー編↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


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