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感情がある現場

顧客の現場では「人の感情」が交差しています。人と人が出会うとき。そこに感情が生まれたとき。その体験をより良いものにします。




1. 数字に現れない課題

現場に行くと「稼働の先」があると感じます。サービス導入の先、活用された先、体験の先。カスタマーサクセスに終わりはありません。

体験の質は数字には現れない。数字だけを見ると順調ですが、現場はその日を何とか乗り切っている状態であり、課題が山積しています。

現場に足を運び、感じた課題を持ち帰る。この課題をどのように解決するか。デザイナー視点であらゆる手段を考えます。


2. 人と人が出会う

現場で人と人が出会うとき、コミュニケーションが生まれる。そして、そこには「感情」が生まれています。

職場では「人間関係」が最も重要です。職場(現場)でのコミュニケーションが良い体験でなければ「また働こう」とは思えないでしょう。

正社員・パート・アルバイトなどの雇用形態は関係なく、誰もが「ひとりの働く人」として大切にされたい。そう願っています。業種ごと・個社ごとの現場づくりが必要不可欠です。


3. 良い感情をつくる

現場ごとに「感情」が生まれている。良いコミュニケーション、良い体験に触れることで、良い感情を生み出したい。

我々デザイナーは「人の感情」を大切にします。人は何かを見たり聞いたりすることで「印象」と「感情」を抱く。その感情が生まれる場全体をデザインすることに日々向き合っています。

感情と空間を捉えることは、デザイナーの特徴・特技です。その感受性の豊かさは、あらゆる職種のなかでも群を抜いているでしょう。この能力を活用します。


まとめ

現場では「人の感情」が交差しています。人と人が出会うとき。そこには2つの感情が、必ず生まれています。

その感情がより良いものになるように体験を設計したい。そのためには、その感情が生まれている現場に行き、事実を体感しなければならない。そこで初めて、やるべきことが明確になります。

仮説で動くのではなく、事実を掴み、体験を改善する。強くリアリティあるデザイン提案を、泥臭く迷い無く創り上げていきます。




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