40代中小建設会社経営者

特に自己紹介するほどのものではないけど、住宅建築関係の小さな会社を事業継承で受け継いだ…

40代中小建設会社経営者

特に自己紹介するほどのものではないけど、住宅建築関係の小さな会社を事業継承で受け継いだ者。

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はじめに

まず私がどんな人かを書きたいと思います。 大学在学中には、この会社に入りたいと思える会社は通信会社の数社しかなかった。ゼミでも業界の事を扱っていたのもある。 時は就職氷河期時代、そううまく入社出来る自信などある訳もなく、様々な会社の試験を受け回った就職活動。すぐそばには親父が経営している会社があるにもかかわらず、そちらは受ける事は考えた事はなかった。 入りたいって思った会社に受かる事はなく、数社内定を頂いた会社の内の一つを選び入社する事になった。小売の会社である。しかし

    • 私の会社が他社と違うところ

      私の会社について私は他社との違いを言えるのだろうか? なかなか難しい内容かもしれない。 何も他とは違わない中小建設会社です、って言うのは簡単ではあるが、 その様に断言はしたくないものである。 まずは事業で他社との違いを見てみよう。 事業セグメントは大きく2つに分かれる。 メインは何と言っても建設の仕事。 サブでは不動産の自社活用の仕事。 メインだけ見れば他社とは大して変わらない。 あえて言えば専門工事を行なっているくらい。 ではサブの方はどうだろうか? マンションの保有

      • 2024就業規則改定

        私の会社では、毎年の様に就業規則を改定している。 それは、就業規則をより良いものにしていきたいからである。 今回の改定した箇所は次のとおり。 ・午後半日休暇は12時上がりに変更 ・隔週週休2日を完全週休2日に変更 ・平日の就業時間は30分延長し、17時半までに変更 ・企業型確定拠出年金の導入 なので、会社設立以来の大きな転換点になる。 この目的は求人の際に目につくアピールポイントとしたい。 社員旅行もあり、イベント企画補助金支給もあり、 企業型確定拠出年金もある中小建設

        • 多忙

          私はマルチタスクをする経営者。 本業の事業より仕組みなどを考えるタスクが多い。 ・就業規則改定作業 ・人事評価制度の設定作業 ・アパートの新築に関わる作業 ・M&Aでの買収 色々とあります。 考える作業が私の本業なのか? 経営者としてはそうである方がいい、と私は思う。 ただマルチタスクになりがちなので無理ない程度にしたい。 ただ、考える事があるから経営は楽しいしやめられないが、当然ながら決断には責任は伴う。

          今、私が会社でしている事

          私の会社は建設業の会社です。 その会社を私は経営者として、あれこれテコ入れしようと考えている事があります。 隔週週休2日制を、完全週休2日制に変更。 時間有給休暇制の導入。 企業型確定拠出年金も導入。 こうした人事制度面では、1分単位残業代計算とも併せてかなりホワイトな会社になる。 野望的には、中小企業で同族会社の建設業の会社のイメージがない会社にしたい、と考えてます。 一方で本業でも色々と仕掛けようと動き始めています。 若手職方を直接雇用で増やしていく。 職方には積立年

          今、私が会社でしている事

          収益アパート計画 その2

          私の会社では、アパート計画をしています。 小中学の校区は凄くいいエリア。 ターミナル駅にも近く家賃は高くは取れる模様。 とりあえず既存の建物解体に向けた作業を進めている。 機械の解体搬出含む廃棄物処理や、住居だった部分の家財道具搬出など。 建物解体の日にちも決まった。 三月下旬から解体開始。 一つの時代が変わる時だと思うと、色々と思いが出てくる。

          収益アパート計画 その2

          またまたスポンサー契約継続しました

          2022年に初めてスポンサー契約をしてから、 今年で3シーズン連続の契約。 JFLだった2022年には私の会社のボードが目立つくらいゴール裏には看板は少なかった。 J3参入した2023年になるとボードが増えていた。 さて今年はどうなるのか?昨年より増えて欲しい。 私が看板をゴール裏にするのには理由がある。 それは応援している皆んなと同じ場所にいるよ、 って気持ちです。 奈良クラブのゴール裏は最高です。 私にも色々と楽しい思い出があります。 これからも奈良クラブに関わる方

          またまたスポンサー契約継続しました

          残置物撤去をした話

          前に書いた通り、私の会社では親族から不動産を買取り、そのうち一つは収益アパートの計画を立てたりしている。 親族の会社のキーマンは、社長と私の親族。 しかし困った事に側から見て頼りない部分もある。 買取したビルについても、事前に残置物撤去を進めていた。 ビルの倉庫部分には色々なものがあり、当然に片付けの対応が必要となる。 また、他にもあった事業用建物にも同様の対応が必要となっていた。 更に1番困難を極めたのは、工場の建物で、こちらがとにかく大変だと感じていた。 ビルの倉庫

          残置物撤去をした話

          ビルのリニューアルをした話

          私の会社で親族から事業用として使っていたビルを買い取った。 現金ではなく融資での買取。 スキーム的にはすぐ近くにある駐車場は、このビルの駐車場としている。 そんなこのビルは、平成4年の竣工と書かれている。 最初は、私の今の会社のオフィスが3フロアと、 親族の会社が倉庫として2フロア使用していた。 それから時代が変わり、 私の会社は10年近く前に自社物件に移った。 親族の会社も昨年に廃業となる。 私の会社が出た後には、テナントが来た。 ビルが出来た頃とは状況が変わっていた

          ビルのリニューアルをした話

          経済圏を創る

          こう書くと大袈裟になってしまう。 しかし、私がやろうとしている事は、これに近い。 私の会社の立ち位置は、本業では下請け業者となってしまう。 それは仕方ない部分でもある、何故なら専門業であるから。 それに、中々こんな仕事があるって分かって頂けなかったりもする。 何せ目立たない仕事であるので、それは宿命であり、どう認知を広げて行くかの課題でもある。 そんな私の会社の別の顔は、不動産オーナーとなろうってしている事。 元は、私の会社の事業継承での計画から出てきた話の不動産保有、し

          師走

          師走になりました。一年の締めくくりの月。 私の会社では、得意先の決算に向けてのラストスパートのタイミング。 そのタイミングでの賞与が今年もあります。 今まではざっくりでしか付けれなかった評価。 こちらは、来年には明確にされていくであろう。 そして、来年に向けてある事を考えはじめました。 時期が来てから記事にする予定です。

          コインパーキングに充電設備つけた話

          私の会社で運営しているコインパーキングに試しで充電設備を導入してみました。 台数を絞っての導入、使用頻度は高くはないって読みはありました。 充電設備を示すマーク看板をつけても中々分かりにくい。 それならと、充電できます!って文字の看板を設置。 その効果があったのかは分かりませんが、利用者が一件ですがありました。 それまでは、実は利用者がいなかったのです。 利用者は夜間の利用でした。 やはり昼間は満車の為、充電利用は期待は出来ないかな。 まずは小さな一歩でした。 利用者

          コインパーキングに充電設備つけた話

          収益アパート計画

          私の会社では、先日、親族の不動産の譲渡を受けた。 そのうちの一つは、事務所と工場、昔の住居となっている不動産。 敷地はそれなりの広さとなる。 私は、かねてから収益アパートとする計画にしようと決めていた。 仕事の付き合いもあり積水ハウスのアパートと決めていた。 さてここで気になるポイントは、アパートは割りに合うのか、と言う事。 不動産の譲渡を受ける際も金融機関による融資を受けている。 つまり、形式的には純粋に土地から探した投資物件と変わらない。 場所は良い場所。 ならば、

          人事評価を考える その後

          私の会社では人事評価制度を試しに入れてみた。 こちらに書いた、あしたのチーム。 ぶっちゃけ試行錯誤ばかり、今までした事がないのがよく分かる。 私は前職では人事評価制度はあった為、イメージはしている。 しかし、今までした事ない方が大半。 少し強引にしている部分はある。 前にこちらに書いた方、やはりモチベーションは低くなってしまうのは否めない。 人事評価にも数字で現れてしまう。 人事を見る時には数字を見れば好都合となった。 意欲的な方を応援したいし、現状維持ではつまらない

          人事評価を考える その後

          ある人と手を切ろうって思った話 その2

          私が前に書いた記事の続き。 電気は、もう既に勝手に工事まで済まされていたのですが、やり方があるだろうって話。 誰が主体の発注か曖昧とするから話がややこしくなってしまった。 水道とガスについては、うまく調整がついて、工務店を使い、工程を組んでもらう事にした。 ガスについては見積もりを当方にって約束をしたのに、何故か当方には来ずに勝手に現地調査依頼した方へと渡る。 この見積もりを見るや否や、高いから他所で見ようか?と言い出す始末。 せっかく上手く手を切る為に工務店主導にして

          ある人と手を切ろうって思った話 その2

          個人保有の事業用不動産の対応 その4

          いよいよ今月末にこちらの実行日が来る。 私の会社で買取する不動産について、 銀行には、建前上のスキーム案を説明して、融資相談は成功した。 色々と特例がある融資。 本来なら融資は出来ないような物件のオンパレード。 これを実行するには、以下の内容でしかなかった。 既存不適格物件 こちらは、建前上は自社利用とする事で認めていただいた。 実際に使うかは、予定は未定、分からない部分はありますが使えなく無い。 滅失登記なし物件と名義変更差し止め請求あり物件 こちらは、担保とする不

          個人保有の事業用不動産の対応 その4