残置物撤去をした話

前に書いた通り、私の会社では親族から不動産を買取り、そのうち一つは収益アパートの計画を立てたりしている。

親族の会社のキーマンは、社長と私の親族。
しかし困った事に側から見て頼りない部分もある。

買取したビルについても、事前に残置物撤去を進めていた。
ビルの倉庫部分には色々なものがあり、当然に片付けの対応が必要となる。
また、他にもあった事業用建物にも同様の対応が必要となっていた。
更に1番困難を極めたのは、工場の建物で、こちらがとにかく大変だと感じていた。

ビルの倉庫にあるものは、資産のあるものには買い手が付き、他は産廃となった。
事業用建物についても、売却で決めていたので、ほとんどが産廃となった。
しかし、この対応の中に違和感を感じ始めていた。

私の記事に何度か出てきている管理人が主となり対応していたのである。
本来は、掃除などがメインの管理の仕事。
誰から頼まれたわけでもなくしゃしゃり出て、手柄にする事をしていた。
この動きはパッと見は親切心にも思えるが、それこそが彼の狙いのような気がしたのである。

街の便利屋みたいな位置付けで、仕事をコネクションを用いて色々な業者を呼び謝礼を受けている様に映ってきた。
しかし誰の依頼かははっきりとしていないと言う謎があった。

会計事務所にも相談し、時間猶予は与えるとして、早急に残置物撤去を進めることにした。
社長や親族に話しても進まず、私が対応窓口となった。
工場の中の撤去も解体が出来るくらいに残置物撤去が必要で、そこにも隙あらばと管理人は入り込んできてきた。
それについて、社長には管理人への私からの不信感を伝え、手配し直すことにした。
建前としては、会計事務所から残置物撤去のGOが出たら進める。

管理人は予算内でできる範囲で行うと話してきていた。
しかし、できる範囲では困るわけです。
完全な撤去をしないといけない。
もっともどのくらいの予算が必要であるかは分かるわけもなく、本来は見積もりを出してから確認がいると言う作業だったのかなと感じていた。
従い、管理人は残置物撤去には参加はできなくした。
代わりに、産廃マニュフェストも出せる会社を探し、完全撤去を進めていった。

このおかげで工場はすっきりとした。
巨大な機械も解体して撤去ができた。

この機械解体には余談があり、普段は住宅などの解体をされている業者を産廃業者は連れてきたため、解体業者も参加の現地調査は工場そのものの解体と勘違いされてきた模様でした。

さて、無事に残置物撤去については終わった!かと思いきや、手をつけれていない部分が残されてます。
住み込み社員寮の部屋と元々母親の実家の部分。
これらも工場の建物の中にあり、残置物撤去作業が必要となる。
その前に鑑定に出したいものがあったとかなかったとか。

来月に残置物搬出業者が現地調査をします。
こちらはかなり大掛かりになりそうな予感しかしないです。

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