【2023年4月】カルチャージャンキー月報
今月の映画はサブスクメインで、劇場は1作品のみ。
数年ぶりに舞台を観てきたので、そのことも書いています。
2023年4月の報告です。ご査収ください。
舞台・演劇
もうがまんできない
作・演出:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ、仲野太賀、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖、宮藤官九郎
音楽:向井秀徳
宮藤官九郎 作・演出の舞台。大人計画のウーマンリブ第15弾としての公演。
2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった演目を、一部のキャストを変更して再演。
2020年のチケットを購入していて、観に行く予定だった。今回やっと観ることができた。
大人計画やクドカンの作・演出は過去に何度も観ていたが、初めてのウーマンリブ。ウーマンリブは、クドカンが何物にもとらわれず、今やりたいことを自由に、ストレートに表現する 大人計画の公演。
ワンシュチュエーションで、舞台転換がない構成。荒唐無稽で破茶滅茶なストーリー。軸になる展開が何個もあって、いい意味であっちこっちに行って帰きて、またどっかに行ってしまう。そんな話を2時間の上演時間にまとめ、そして観客を笑いとその世界の住人としてのめり込ませる。クドカンだからこその荒業。
テレビドラマ、映画ではできない笑いと、コンプラをシニカルに切り取っていて、どこかしら社会批評を感じる舞台ならではの笑い。舞台では、こんな酷い(褒めてる)戯曲と演出をしているのに、「俺の家の話」とか「ゆとりですがなにか」みたいなのをテレビでやってるんだからずるい。
皆川さん阿部サダヲ、吐夢さんなどの安定の大人計画の面々に、仲野太賀と永山絢斗がすごくマッチしていた。また、2020年の「もうがまんできない」から大人計画に加わった中井千聖の演技力と爆発力、瞬発力は前から大人計画にいた?って思わせる実力だった。
元気なときにチケットを取っていた公演。正直、100%楽しめるのか不安だったが、行けてかった。久しぶりに声を出して大声で笑い、思考を巡らせる時間。こういうメンタルのときにバカバカしい舞台を観れて本当に良かったです。救われました。宮藤官九郎さん、大人計画のみなさん、関わったスタッフ、出演者のみなさん、ありがとうございます。
映画
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」などの著者、大前粟生の小説「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を映画化。
弱さを知って、優しさを知る。そんな映画。
原作の読後感を上手く映像に落とし込み、原作の良さを残した脚本、演出をしていて原作へのリスペクトと、伝えたいことちゃんと伝えるという意思を凄く感じた。
渋谷の映画館「WHITE CINE QUINTO」で観たのだが、上映後に渋谷の街に出たとき街の中に潜む無意識の暴力性に一瞬、クラクラしてしまった。それは、映画の中で描かれていた無自覚な加害というものが多数存在していたからで、それは誰しもが持つものであると思う。そのどうしもようもない無自覚さをどう自覚して、他者と関わっていくのか。本当に難しいことだ。
上映後もずっと映画の中の世界は続き、ぬいぐるみサークルのメンバーのような人々が存在している。そんな人たちに、そんな友達、家族に、僕たちができることはなんだろうと考える。
それは対話なのか、言葉なのか、もしくは筆舌ではないものなのかもしれない。
優しい人に、強い人に、弱い人に、様々な人に観て欲しい映画。
優しく響き、少しだけ明日が変わるかもしれない映画。
あと、劇中の登場人物の部屋が、とてもリアリティがあって、その人の属人をうまく表していた。特に白城ゆいの部屋に、クリアのプリアチェアのリプロダクトと白い丸いカフェテーブルという流行りの韓国インテリアを取り入れていて、ああさすが。となった。映画の中のファッションや部屋は、その人を表す大事なものだと思っている。
細川岳と駒井蓮も演技もよかったです。
ぜひ観てください。
フレッシュ
こういう系の映画にありがちな暗く陰湿でじっとりした質感ではなく、比較的ポップに描かれていた。
男性や支配階級の糞さと、カニバリズムをお洒落にしているが、まあ胸糞悪い映画でした。
個人的には支配階級(エスタブリッシュメント)に関する映画をいま多く見ていて、それがなぜ現代において増えているのかについて色々考えているので面白く見れたが、胸糞映画なのでおすすめはしない。
ザ・メニュー
食通やグルメ、「フレッシュ」同様の富裕層、セレブ、メディアなど、支配階級に対する復讐を、美味しい料理とともに繰り広げる。
まずもって料理がちゃんと美味しそうというのがちゃんとある中で、物語が進んでいく。まあ、よくある狂った復讐劇の話。
物語は凡庸で、ツッコミどころが多いが、出てくるコースの各料理につけられた名前が詩的でよかった。
ドラマ
ガンニバル
配信当初は、なんかチープそうだなと思い観る気が起きなかった「ガンニバル」。だが、1話を観て世界観に引き込まれていて、気が付けばイッキ見していた。
供花村(くげむら)という地方の山間の村を舞台に、物語が展開していくのだが、この村社会の描写がとてもリアルに描かれている。人間関係、閉塞感、伝統という名の抑圧など、実際に日本の地方にあるものと、カニバリズムや都市伝説的なフィクションが上手く交わっていて、嘘くさいはずの物語なのに細部の描写が現実で起こっていることなので、とてもリアリティを感じ引き込まれていく。
また、日本のドラマなのだが、圧倒的に絵が強い。
日本制作の地上波ドラマ、配信ドラマにありがちなチープで、陳腐な、明らかな作り物感の弱い絵ではなく、細やかなカット割り、動き、撮り方、トンマナ、ロケ地などの雰囲気を含め、すごく絵が強いドラマだなと思った。
役者陣も本当に良くて、主演の柳楽優弥のバイオレンス性、笠松将を筆頭に後藤家の面々の迫力と冷酷さ。村のリーダー役の中村梅雀の二面性と地方都市に本当にいそうなおじさん感。誰一人としてガンニバルの世界観を壊すことのない演技力と存在感を持っていた。
特に柳楽優弥の暴力の描写とその時の目は、マジもんじゃんってなる。「ディストラクション・ベイビーズ」以上に人を殴ってる。
都市伝説やバイオレンスアクション、ミステリー要素が好きな方は、ぜひ観て欲しい。日本のドラマって捨てたもんじゃないって思えるはず。
だが、情熱はある
オードリーの若林と南海キャンディーズの山ちゃんの2人の半生を描いたドラマ。ガチ勢ではないがリトルトゥースであり、不毛リスナーとしては、観るしかないドラマだ。
最初のメインキャストの2人が発表されたときは、ジャニーズのWキャストで大丈夫…?本当に妬み・嫉み・恨み・つらみの人生を歩んだ2体の怪物を再現できるのかと不安で仕方なかった。
だが、その心配は不要だった。
若林を演じる、King&Princeの高橋海人は、顔は全然似てないが声の抑揚、声の張り方、オンオフの雰囲気が本当にそっくりだった。声質も似ていないがなぜか若ちゃんなんだよな。
山里を演じる、SixTONESの森本慎太郎は、外見からそっくりだった。顔はなんとなく似ることはできるかもしれないが、山ちゃんの手の動き、体の動きが本当に似ていた。ちゃんと山ちゃんなんだよな。声の張り方やトーンも似ている。
第1話放送後に、「山里亮太の不毛な議論」、「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」、「オードリーのオールナイトニッポン」の3番組を聞いたのだが、俳優陣の努力が伺えた。
特に山ちゃん役の森本慎太郎は、山ちゃんを徹底的に研究して、動きをダンスの振付のように覚えて体の中に染み込ませていた。山ちゃんを体に入れ込みすぎたせいで、嫉妬という心の奥底にあったものが露呈してしまうくらい山里亮太の陰のオーラに飲み込まれそうになっている。
キャストも、脚本家も、日テレの朝の情報番組ZIPでやっていた朝ドラマ「泳げ!ニシキゴイ」と丸かぶりだし、若林、山里ファン以外には響かないドラマだと思う。
でも、陰のふたりの対極の存在、陽にいるようなジャニーズが演じ、ドラマになる世界線が生まれてくれて、救われるたりない種族の人々、ファンがいるような気がする。
ただ、ナレーションは微妙だなと思った。
ナレーションは日テレのアナウンサー・水卜麻美が担当しているのだが、あまり頭の中に入ってこない。声のトーンを落とし気味でやっているのだが、彼女の声質を合ってないし、ドラマともあってないように思う。
あなたがしてくれなくても
ドラマ「昼顔」のスタッフが結集して、奈緒、永山瑛太、岩田剛典、田中みな実という、なにか起こりそうな俳優陣を集めたドラマ。
夫婦のセックスレスをテーマに、大人の恋愛や仕事、キャリア、男性観、女性観についてを描いている。
この交錯する男女の関係性はどうなるんだ。ああこうなっていくのか。など、ヒリヒリする感覚、もどかしさが続いていくドラマだった。
なんとなく想像はできるが今後の展開が気になるし、どうにか裏切ってくれとも思っている。
ラストに出てくるタイトルのモーショングラフィックが本当に素晴らしい。
往生際の意味を知れ!
まずもって、日和を演じる見上愛がメッチャクチャかわいい。全盛期の小松菜奈くらいかわいい。すごく演技が上手いっていう訳じゃないのだが、2面性のある日和をちゃんと演じれている。
主人公の市松役の青木柚は、安定しまくり。20代前半の若手俳優の中で、一番好きな俳優。
前半の3話くらいまでは良かったのだが、4話くらいから展開が、おやとなってしまい、いいキャストを集めているのにな〜ってなった。とりあえず、最後までは観たがオチ含め微妙だった。
本・雑誌
やっかいな男
友人にすすめられて読んだ。
劇団ハイバイの主宰で、俳優の岩井秀人によるテレビブロス連載「自意識がびゅっびゅー」を書籍化。
2018年に出版された書籍で少し古い本ではあるが、めちゃくちゃ面白かった。
ハイバイは観たことはなかったが知ってはいたし、岩井さんも松尾スズキさんの舞台で観たこともあった。そんな俳優、劇団としての岩井さんを知っていたが、こんな人生を歩んでるなんて思いもしなかった。
父親からの暴力からの対人恐怖症やひきこもり、そこからの俳優、劇団と、すさまじい人生を歩んでいる。そんな岩井さんの歪んだ家族愛、愛というか憎悪が詰まったワードやエピソードの数々に笑いながら読んだ。
笑いながらも、親って、家族って何だろと考えるようなエッセイだと思う。
『文藝 2022年秋季号 特集:金原ひとみ責任編集「私小説」』
金原ひとみ編『私小説』
小説家の金原ひとみが責任編集として、私小説を特集した文藝の2022年秋号と、その文藝の一部掲載作品を書籍化したアンソロジー。
文藝は、ちょうど休職していたタイミングで発売され買えていなかった。友人から借りて読んだのだが、特別企画の「金原ひとみとピクニックに行く」が面白くて笑ってしまった。金原ひとみと、植本一子、滝口悠生、王谷晶、高瀬隼子、エリイ、児玉雨子の6名で代々木公園でピクニックってなんだよ。どんな面々だよ。と。
男ひとりの滝口悠生と、その当日を綴ったもの良かった。高瀬隼子のもよかったな。
書き下ろしの短編は、どの作家陣もその人らしいな〜と思いながら読んでいた。尾崎世界観の実体験であったであろう物語、西加奈子のカナダでの手術の話が印象に残っている。
私小説ってその人の体験や思いが他の小説以上に反映されていて、読んでいて入り込みやすい部分、すごく疲れる。エッセイとは違うその人の気配を感じ取れる私小説、ハマりそう。
吉井 仁実「〈問い〉から始めるアート思考」
現代アートギャラリー「hiromiyoshii」やアート&サイエンスギャラリー「AXIOM」など、様々なジャンルのアートに関わりのある吉井仁実が著者の新書。
アート思考というタイトルが付いているが、ビジネスに速攻性のあるアート思考や金儲けのためのアート、教養としてのアート的なものではなく、現代アートとはどういうものなのか、現状のアート業界について、代表的な問いを投げかけるアート作品についてなどをわかりやすく紹介している書籍。
ビジネスのためとかを求めている人にとっては、少し拍子抜けするような内容かもしれないが、アートについての考えを知る入門書としてはとても良い。
尾崎世界観「苦汁100%」、「苦汁200%」
いまさらながら、クリープハイプの尾崎世界観のエッセイ、小説が気になり色々読み始めている。
苦汁100%、200%は、尾崎世界観の日記集。その日にあったこと、尾崎世界観の気持ち、心の中が赤裸々に記されている。
ここ最近、日記本というジャンルがブームになり注目されているが、最近出た日記本の日記はなんとなく脚色というか、編集により美化された生活になっていて、負の気持ちみたいなものが少なく嘘っぽく感じていたが、この本にはそんなことがなく、読んでいるこっちの気分が悪くなるくらいの気持ちが綴られている。世界観って絶対生きづらい人だなというのが伝わってくる。
日記本って読まれるのが恥ずかしいくらいじゃなくては。
展示
KAMO HEAD ‐加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020‐
2023年3月21日 〜 4月2日 / 表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
2020年に亡くなった世界的ヘアデザイナー・加茂克也の作品を紹介する展覧会。
JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSやUNDERCOVER、ANREALAGEなど、様々なブランドのショーやビジュアルなどでヘアを手がけていた。
約20年にわたって作られたヘッドピースや箱型のアートピースなど、約400点の作品を展示。
ヘッドピース、ヘアデザインという頭部、顔に身に付ける、飾るものだけでこれだけのデザイン性、芸術性が高く、そして服のデザインを際立たせ、その世界観をより深く広く伝えることができるものかと、感嘆した。
加茂さんが手がけたものはファッションという文脈の中にあるものであったが、こうやって単体で見ていくと、ひとつひとつの造形物として美しく、既存の概念にとらわれないパンクなものなんだなと思う。
会期は終わってしまったが、機会があれば加茂さんの作品はぜひ実物で見て欲しい。
“SUN” YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023
2023年4月1日 〜 4月2日 / 国立競技場 大型車駐車場
OSHIROTTENのインスタレーション展示。
コロナ禍が始まった 2020年初頭に制作を開始した365点のデジタル・イメージに端を発するインスタレーション、NFT、アルミニウム・プリント、バイナル・レコード、書籍など、多岐にわたる手法とメディアで構成されるアートプロジェクトとして展示された。
1日1枚のイメージを1年間に渡り描き続け、その後「SUN」と名付けられた連作は、365点の銀色の太陽のイメージで構成される。自動生成ではなく、デジタル・ツールを用いた手作業で着彩された作品で、AIやパターン化された色彩とは違う、人間の気配の感じる作品。
東京オリンピックという祝祭の主となる建物、国立競技場の下で、コロナ禍で延期された期間で制作された太陽をイメージした作品が展示されるという、2020年代以降の日本を象徴するかのような空間だった。
ケリス・ウィン・エヴァンス展
2023年4月1日 〜 4月29日 / 草月会館1F 石庭「天国」
草月会館のイサム・ノグチ作 石庭 「天国」に、能の要素を空間に落とし込み、能舞台の背景に描かれる松の木を据えて3つの作品を展示。
マルセル・プルーストの 『失われた時を求めて』日本語訳の一部をもとにした大型ネオン作品と、クリスタルガラス製のフルートを使った立体作品が視覚と聴覚から語りかけ、イサム・ノグチの石庭の空間と呼応するかのような不思議な時間を過ごせる。時間によってまた表情が変わる作品だと思う。
BABU「TRASH IMPROV」
2023年4月8日〜4月23日 / FOAM CONTEMPORARY
北九州を拠点とするストリートアーティスト、BABU(バブ)の個展。
スケーター、グラフィティライターなどなど、型にハマらず様々なフィールドで表現をしてきたBABU。
そんな彼を現すように平面や立体、インスタレーション的な作品など、既存のアートの概念に囚われないストリートの精神やバッググラウンドが詰まった作品が展示されていた。また、古くから交流のあるアーティストKYNEとのコラボ作品も。
銀座という土地で、BABUのようなアーティストが展示されるのめっちゃいいなって思う。
JAGDA新人賞展2023 石塚俊・藤田佳子・矢後直規』
2023年4月18日 〜 5月27日 / クリエイションギャラリー G8
JAGDA新人賞展。受賞デザイナーたちが展示空間を考えているので、毎年違っていて楽しい。今年の受賞者の中では、石塚俊さんのグラフィックが好きだな。星野源のYELLOW MAGAZINEのデザインなどを手がけているデザイナー。
今年は、スタイリッシュ?、スッキリしてる?、美しい?(どの言葉が適切かわからない)デザインだけど、まとまり良く収まらずに、鋭さもあるデザインの人が選ばれてるのかなって何となく思った。
デザインの潮流を知れる展示。
TDC2023
2023年3月31日 〜 4月28日 / ギンザ・グラフィック・ギャラリー
「東京TDC賞2023」の受賞作品・ノミネート作品など、約130作品のタイポグラフィに関するグラフィックデザインを展示。
2012年くらいからほぼ毎年見ているが、今年はいつもより若手デザイナー(20代〜30代)の展示作品が多かった気がする。今までだと大御所やすでに有名なデザイナーのが2、3点くらい展示されてたイメージだけど、今年は1点くらい。
あと、ここ数年の傾向だけど、アジア圏の作品が本当に増えた。でも、一方で感じたのは日本のデザイン的すぎるものが多い。土着的なその土地ならではなタイポグラフィや色遣いというより、グローバルスタンダードのお手本のようなデザインばかりでちょっとなんかつまんないなとも思った。もっと、台湾や中国、韓国だからこそのデザインを見たい。
Wolfgang Tillmans『Moments of Life』
2023年2月2日 〜 6月11日 / エスパス ルイ・ヴィトン東京
エスパスルイヴィトンのティルマンスの展示。めっちゃよかった。
大小様々なサイズのプリントを、ゆったりした空間に展示している。緩やかに写真の境界が交わっていく感覚。
いつもは眺望のよいガラス張りのギャラリーだが、今回はブラインドをし、照度を落として、スポットを抑えた展示方法も作品を引き立てていた。
展示点数は多くないが、この空間をぜひ体感して欲しい。
Lee Izumida × AICON
2023年4月8日 〜 4月23日 / LOVUS gallery
PHILIPPE WEISBECKER / BACK AND FORTH
2023年3月24日 〜 4月16日 / GALLERY CLASKA
服部一成展〔past〕
2023年3月17日 〜 4月23日 / OFS GALLERY
反転するネットワーク オヤマアツキ・トモトシ・吉田コム 三人展
2023年4月11日 〜 4月23日 / MEDEL GALLERY SHU
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