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42歳からの婚活・婚活女性の結婚願望を聞いて衝撃を受ける

前回からのつづきです。

婚活スクールの合コン3回目。

今回は丸の内にあるイタリアンの店でした。

女性陣は某大手企業のOL。

お互いに顔を合わせた瞬間、
明らかに彼女たちの浮かない表情から
察するに私たちをみて「ハズレだ」と
言っているようでした。

ここで不安がよぎります。

また、今回も気まずい雰囲気の中で
話を振っても会話が弾まない拷問のような
時間を過ごさなければいけないのかと
思うと気が重くなってきました。

せっかく50万円も払って参加しているのに
毎回こんなのだとお金をドブに捨てている
ようなものです。

これでは同じことの繰り返しになってしまう。

ここはもうカッコつけるのは辞めて、
リサーチに徹しようと考えを切り替える
ことにします。

婚活を始めて多くの女性と話す機会は
あったけど、踏み込んだ話はこれまで
したことはありませんでした。

そのため、彼女たちが結婚に何を求めて
いるのかがとても興味がありました。

私の隣に座った女性は年齢が31歳。

早速婚活の悩みを聞いていきます。

彼女は遅くても33歳までには何としてでも
結婚したいとのことでした。

やはり、35歳を過ぎると子どもが
産みにくくなるのが理由です。

結婚しない人は不幸だとか
子供を産まない人は不幸だとか
言ってくる人の話を鵜呑みに
していると感じた。

女性は30歳を過ぎると
身内、友人、初めて会った人にまで
「結婚しないの?」といったことを言われ
落ち込むのだとか。

「あ~また宗教の勧誘か」ぐらいに
思っていればいいのだけど女性の場合
そうはいかないようですね。

「結婚して子どもを産み家庭を作ることが
女性のあるべき幸せのかたち」
と刷り込まれてきているので
余計結婚をしたいと焦っている。

また「子供いなくて将来どうするの?」
なんて煽ってくる奴も周りに何人もいるから
始末が悪い。

「なんか子どもは将来自分が歳取ったときに
面倒見させる保険と思っている人が余りにも
多いんだよね。そんな結婚絶対に嫌」
と彼女が言いました。

「最終的にどうなりたいかが人それぞれ違うのに
その人の為よりもただマウントをとりたいという
意思がみえてアドバイスされると一気に嫌いに
なっちゃうよね」と相槌をすると、彼女の愚痴は
止まらなくなります。

彼女は婚活を続けていても
普通の人に出会えないと嘆きます。

彼女が求める普通の男性とは
年収が500万以上で、長男ではなく次男。

好奇心旺盛で、フットワークが軽く
家事全般が得意な人。

「女性だけが料理を作るといった価値観は
傲慢で古い。夫婦とは共有していくもの」
と言います。

婚活をしている女性って
みんなこのような思考を持っているのか?

結婚して家事は女性がするものと
ずっと考えていたので衝撃でした。

自分の価値観が古いのか
それとも、彼女の考えだけなのか。

良いも悪いも、正解も不正解も無い
と言う概念をもって婚活をしなければ
周りの常識に振り回されて
ダメになってしまうと感じました。

今回は始めから恋愛意識がなかったのが
功を奏して、女性から話しやすかったと
フィードバックを貰います。

なんか不思議な気分ではありますが
愚痴を引き出すのも、会話をしていく上で
必要であることがわかったのは大きな
収穫でした。

            (つづく)

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