青松慶侑|元千葉ロッテマリーンズ選手

野球人生26年、プロ野球選手として12年間プレーし現在は金融機関勤務。私の過去経験(挫…

青松慶侑|元千葉ロッテマリーンズ選手

野球人生26年、プロ野球選手として12年間プレーし現在は金融機関勤務。私の過去経験(挫折・成功体験・気づき)などを発信していくことにより誰かのお役にたてれば幸いです。

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【人生の地図の一路になれれば】

2016年9月末日、私の携帯に着信が… 『明日、球団事務所に来て下さい』二軍マネージャーからの電話。 戦力外を通告するための呼び出しだ。 ※当時の二軍マネージャーは現役を一緒に戦った元選手で、この方も私と同じ《戦力外通告》を受け引退をし球団に残って裏方として現在も仕事をしている。 同じ戦力外通告を経験した人だからこそ電話の向こうの声が私と同じ気持ちでいてくれているように感じた。 私は2005年~2016年まで何も実績のない選手でありながら千葉ロッテマリーンズ一筋1

    • 【他己実現=自己実現】

      プロ野球選手時代と現在で全く違う感覚。 それは誰かを応援することが自分にとっての幸せであり自己実現に繋がるということ。 プロ野球選手時代は 自分が一番になりたい 稼ぎたい 良い暮らしがしたい 認められたい などなど欲まみれでどちらかというと自分のことばかり考える日々。 現在も全く変わりないが、アプローチの仕方が変わりました。 人のためにどれだけ動けるか。 人をどれだけ成長させ充実させるか。 こんなことばかり考えていることに気づきます。 人生の主人公は自分です

      • 【養成、育成、教育】

        【養成、育成、教育】 それぞれの言葉の意味 【養成】 やしない育てること。 教え導いて成長させること。  【育成】 育てて立派にすること。 【教育】 知識を与え、個人の能力を伸ばすためのいとなみ。 私には2歳の娘がいる。 めちゃくちゃ可愛いし、全てを肯定し見返りを求めない愛情をかけている。 ちょっとした成長に気づくと嬉しくてたまらない。 でも危険なことをしようとすると『だめっ!!』と叱ることもある。叱って泣いたあとは抱きしめる。 まさに無償の愛情を注いでいる。 子

        • 【お寿司から学びを】

          とある寿司屋の大将との会話。 『うちのお寿司は絶対に他に負けない。なぜなら俺が握ってるから』 どれだけ良いネタ、シャリを揃えてもお寿司の味は握る人によって味が変わる。 大将はなぜ負けないと断言できるのでしょうか。 それは、『経験』だそうです。 この『経験』という言葉を簡単にスルーする人がいるが『経験』にはその人の歴史が隠されている。 経験とは・・・ 『実際に見たり聞いたりおこなったりして、まだしたことがない状態から、したことがあるという状態に移ること』 意味だけ

          【目標が無意味?】

          「目標を持ちなさい」とよく言われますが、目標を持つことが重要なのでしょうか。 ※あくまで主観で書いていますので誰でも当てはまるわけではないです。 結論から言うと『目標』+『目標達成する手段』を持つことが重要と思っています。 現在、仕事とは別に学生に対してバッティングの指導をすることがあるのですが、まず子供達にバッティングで一番大事なことは?と聞くとほとんどの子供達が口を揃えて答えます。 子供達:『タイミング』です!! 私:なぜタイミング?と尋ねると 子供達:タイミングが

          【メンタルブロック解除】

          メンタルブロックとは… ★人間が何か行動等を起こす場合に、出来ない、ダメだ、無理だと否定的に考えてしまう思い込みによる意識の壁、あるいは抑止・制止する思考のこと。   ★メンタルブロックをかけ続けると、結果として何もしなくなる(何もできなくなる)といった状態に陥る ある人からいただいた言葉を紹介したい。 『頭の中での失敗や成功は何も意味がない、行動に起こした失敗や成功こそ意味をなす』 人間ですから防衛反応から自分の身に危険を感じたり、心が傷つくことを回避したいと思うこ

          【キズのなめあい】

          高校時代、コーチに凄く怒られた経験がある。 『キズのなめあいばっかりしやがって』高校時代キャプテンをしていたので落ち込んでいる選手に対して、悩みを共感してあげて楽にさせてあげたいなと思いながら話していたときの出来事だ。 キャプテンであり、同じ学生であり、マネジメントの要素もありながら自分自身も野球で結果を残さないといけない立場から、かなりのプレッシャーに押し潰されそうになるなかで『励ます』という作業が【キズのなめあいばっかりしやがって】と捉えられてしまったことでキャプテン

          【もう1人の自分】

          今回のテーマは【もう1人の自分】です。人間、誰しも世界に同じ人物は存在しません。 双子で顔が似てても性格が違うなど血のつながりを持っていたとしても全く同じ人物は存在しません。 ですので、今回お伝えしたいのは【もう1人の自分】ですから、おかしなテーマです。 ですが実体験に基づき、お話ししていきます! 私はもともとすごくネガティブな性格で、いつでもマイナス思考になってしまう自分が大嫌いでした。 ですのでこれを克服したいと思い、数々の自己啓発本を読みました。 読んですぐ

          【腕切り落とすけんね】

          今回は、ある人に究極の例え話しをされたときの話しをします。 皆さんはいつもお箸は利き腕でつかっていますか? 皆さんはいつも字は利き腕で書いていますか? 皆さんはボールを投げるときは利き腕で投げますか? 皆さんはボールを蹴るとき利き脚で蹴りますか? 上記の質問をされたらほとんどの方が《Yes》と答えると思います。 寮生の頃、とある指導者が夜中2時頃に私の部屋に来て『おい、今から練習するぞー』と言われ練習をするということが多々ありました。 寮の三階にはティーバッティ

          【好かれなくていい、嫌われるな】

          前回の記事で触れたロッテ入団時の寮生活の中で寮長に口酸っぱく言われていた《好かれなくてもいいから嫌われるな》 について書いていきます。 遡りますが、私は高校三年生の時キャプテンかつ常にレギュラーとして試合に出れている状況でした。 当時キャプテンとしてチームをまとめていかないといけないという使命感のもとチームのみんなとコミュニケーションをとっていこうと心がけましたが、その中で控え選手、ベンチ外の選手と話しをしているときに『俺監督に嫌われてるから』とか『俺はあいつ(監督)が嫌

          【好かれなくていい、嫌われるな】

          【準備】

          今回は現役中に学んだ《準備の深掘り・準備の意識》について書きます。 《準備》とは・・・物事をする前に、あらかじめ必要なものをそろえたり態勢を整えたりして用意をすること。とある。 私はロッテに入団してすぐにマリーンズ寮に入寮し、集団生活からプロ野球生活が始まった。 ※当時、高卒は五年間・大卒は三年間・社会人は一年~二年間寮生活をしなければいけなかった。 シーズン中の寮生の1日の始まりはこうだ。 散歩→体操→朝御飯朝決まった時間にまず寮のまわりを一周散歩をする、そして駐

          【自責or他責】

          今回は私が現役中に早く気づけばよかったなと思うことをお話しします。 18歳でプロ野球選手になった私はずいぶん生意気な高卒新人でプロ野球に入るとき心に決めていたことがあった。 『人の手は借りない・1人でこの世界を生きていく』プロ野球は競争の世界で自分が上手くなれば、結果を出せば一軍にいけるだろうし自分自身で道を切り開けばいい、そのように思っていた記憶がある。 ですのでチームメイトは全員敵だ!だから仲良くする必要もないとまで思っていた。 しかしだ…試合にも出してもらえない

          青松 慶侑|プロフィール

          1986年 京都府京都市伏見区で誕生 保育園年長の時に親が離婚し母子家庭になる 小学校は転校を繰り返し三校経験(一番最短在学は入学式のみ) ⭐︎小学1年生 サッカーを始める(身長が高い理由でゴールキーパー) ⭐︎小学3年生 野球(軟式)を始め、サッカーは辞める ⭐︎中学1年生 硬式野球(ボーイズリーグ)を始める ⭐︎中学3年生 ボーイズリーグ全国大会優勝                 (決勝戦でサヨナラヒットで優勝決める) ⭐︎高校1年生 上宮太子高校入学 ※GIANTS