見出し画像

訪問看護あるある~ケアマネさんを知るために介護支援専門員に挑戦♪~


執筆者:松永あさこ

片付けをしていたら、2年前に受けた介護支援専門員実務者研修のテキストが出てきたので、その時のことを思い出して書いてみました。
タイトルの「挑戦」は決してケアマネさんに喧嘩を売っているわけではなく、私のケアマネ試験への挑戦のことですm(_ _)m

訪問看護を始めて、ケアマネ(介護支援専門員)さんと直接関わることが多くなりました。
コロナの影響で、ここ数年は担当者会議も文書での照会になってしまい、ケアマネさんとは、電話やFAXでのやり取りが多く、直接顔を合わせる機会も少なくなっています。

そのせいもあってか、ケアマネさんとの間で「なんで伝わらないんだろう」「なんでわかってもらえないんだろう」と、ケアマネさんの対応に疑問をもつことが何度かありました。

そう考え始めたら動かずにはいれない私。
ケアマネさんのことを調べると・・
私にも受験資格がありました。
受験の申し込み締切もあと1週間ありました。
これは何かの縁かも・・と、
急いで書類を準備して受験申し込み完了。

コロナ大流行でバタバタしたまま夏が終わり、とりあえずAmazonでケアマネ参考書1位だった1冊目の参考書を購入。
口コミには「わかりやすい」とあったけど、私には、難しい漢字や法律、聞きなれない言葉の羅列で・・撃沈。

「ヤバイ・・」

久々の受験に勉強方法もわからなかったし、自分の時間が取れない状況。最短で合格した人の勉強方法をひたすら検索。

「過去問をやる」
「1日5分でもいいから毎日勉強に触れる」
「満点を目指さず8割を目指す」
という勉強方法がしっくりきたので、今度はAmazonで1位だった中央法規の過去問集を購入し、本格的に勉強スタート。

仕事の日はまとまった時間が取れなかったので、休日に過去問をやって、間違えたところを「ゼロからスタート」の参考書でチェックし、仕事の合間に復習。
それでも覚えられないところは、寝る直前にみて、起きてすぐに復習。
すき間時間をフル活用して、苦手だった介護支援分野は3回繰り返し、頑張りました。

そして迎えた試験当日
会場に着いたら席とトイレを確認してマーキング(笑)
試験時間の2時間、じっと座ってられるか不安だったので、直前まで歩いたりストレッチして過ごしてました。

試験開始
1問目からわからず、過去問との違いや、早く終わって退出する方に焦りながらも、最後はマークシートのチェックのずれも確認して試験終了。

自己採点では8割。とりあえず合格したので良かったです♪
でも時間に余裕があれば、過去問だけではなく、参考書も読んだ方が、試験中に未知の問題に出会い、変な汗をかくことがなかったのかもと思いました。

合格して喜んでいましたが・・その後の研修にビックリ。
正直、試験よりもその後の研修参加のための日程調整の方が大変でした。

研修は、ひたすら周囲の方とのコミュニケーション・・だったような気がします。
最初は恥ずかしかったロールプレイングも、みなさん完全に役になりきっていたので、臨場感があり楽しかったです。

3日間の現場実習では、ケアマネさんに密着し、色んな事業所をまわったり、実際に利用者様宅に訪問して、ケアプランも立てました。

看護計画では疾患等の「リスク」を立案していましたが、ケアプランでは自立支援を目的としており「○○したい」という利用者様の思いを立案。
ケアマネさんから送られてくるケアプランに感じていた疑問がすっきりしました。

約3ヶ月に及ぶ20日間の研修を、働きながら受けるのはとても大変でした。
でも、研修を通して、ケアマネさんの視点や、電話の向こうでの動きを知ることができ、色々すっきり。

最初に感じていた
「なんで伝わらないんだろう」
「なんでわかってもらえないんだろう」
という疑問。
これは、視点や関わり方が違うことと、思い込みによる私の説明不足や先入観もあり、伝え方が悪かったな、と反省しています。

ケアマネさんはこわくない!
苦手意識も持たなくて大丈夫!
みんな仲間~♪

・・って締めくくろうと思いましたが、研修中、他の職種から、看護師に対して「こわい」「苦手」と感じている方が多く、お互いさまだったので、それはまた別の記事で書かせてもらいます・・(笑)


社会福祉法人恵和会をぜひよろしくお願いします。サポート費用はしっかりと活動費用として使わせていただきます。