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一戸信哉の「のへメモ」

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2022年4月の記事一覧

「Casta diva」も登場する映画「私は、マリア・カラス」:一戸信哉の「のへメモ」20220430

4月22日放送の北嶋先生のインタビューでは、Filippa Giordano「Casta Diva」をオンエアしました。クラシックを現代的にアレンジした、クラシカル・クロスオーバーの曲でお届けしました。

私はドナルド・キーンさんのさまざまな業績をほとんど存じ上げず、自分の不明を恥じつつも、今回色々と勉強することができたのですが、ドナルド・キーンさんの著作の中には、オペラの話も多く登場します。実は

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来日前に英語で書かれたドナルド・キーン「日本の文学」:一戸信哉の「のへメモ」20220429

来日前に英語で書かれたドナルド・キーン「日本の文学」:一戸信哉の「のへメモ」20220429

4月22日の北嶋先生のインタビュー、すでにロングバージョンで公開していますが、さまざまなお話をうかがいました。主には、ドナルド・キーン研究のお話なのですが、その中で、アーカイブでいうと23:30あたりから、「日本の文学」というドナルド・キーンさんの初期の著作に関する話が登場します。

北嶋先生は、ご自身のドナルド・キーン研究の原点となったこの本を、1963年に、新潟市古町にかつてあった「北光社」と

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ドナルド・キーンさんと新潟をつないだ敬和学園大学:一戸信哉の「のへメモ」20220423

ドナルド・キーンさんと新潟をつないだ敬和学園大学:一戸信哉の「のへメモ」20220423

2022年4月22日の放送では、名誉教授の北嶋藤郷先生に、長年に渡るドナルド・キーン研究の成果について、お話をうかがいました。北嶋先生の著書「日本におけるドナルド・キーン書誌/ドナルド・キーンをめぐる人びと」が、第12回新潟出版文化賞の大賞に選ばれたことから、大学においでいただいてお話をうかがったものです。

私自身が敬和に着任してから数年間、北嶋先生と同僚だったわけですが、学科が違うこともあって

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「あの頃」を思い出させる赤白混在のハナモモの季節:一戸信哉の「のへメモ」20220421

「あの頃」を思い出させる赤白混在のハナモモの季節:一戸信哉の「のへメモ」20220421

4月の敬和学園大学には、たくさんの桜の花とともに、赤白の花が一本の木に同時に咲く、「キメラ」のハナモモが咲きます。キャンパスで4年間を過ごす学生たちは、4回しか見るチャンスはないわけですが、長らくこのキャンパスで新学期を過ごすことになる私たち教職員は、なんどもなんども新学期にこの花を目にしています。新しいメンバーを迎えて、新たな年がスタートしたと、そんな気分になります。

明日4/22放送予定の、

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「新潟県の名水 龍ヶ窪の水」が新潟県YouTubeチャンネルで公開:一戸信哉の「のへメモ」20220412

「新潟県の名水 龍ヶ窪の水」が新潟県YouTubeチャンネルで公開:一戸信哉の「のへメモ」20220412

2021年12月17日に制作チームのインタビューを放送した「新潟県の名水」の映像制作。昨年度、津南町「龍ヶ窪の水」を取材した映像が、新潟県の公式YouTubeチャンネルで公開されています。

津南町自然に親しむ会の内山緑さんから、地域で大切に保全されてきた「龍ヶ窪」について、お話をうかがっています。

沖縄民謡「安里屋ユンタ」のルーツはインドネシア?:一戸信哉の「のへメモ」20220402

沖縄民謡「安里屋ユンタ」のルーツはインドネシア?:一戸信哉の「のへメモ」20220402

今週4/1の敬和キャンパスレポの放送は、沖縄特集でした。私の担当した授業に関して、受講してくれたMCたちと一緒にしゃべりまして、たっぷり1時間超、現地に行けなかったけどいろんな側面を学んだ、かなり濃度の高い授業の内容をお話ししました。この時に書いた記事は以下にまとまっています。青い空と海だけではなく、戦争と基地だけでもなく、さまざまな側面を学びました。現地に行くことはできませんでしたが、行く前の事

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