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【第1回】TikTokでバズる楽曲ってどうやって作るの? 〜基礎編 【作り方/マーケティング講座】

作編曲家、Webマーケターの山本慶太朗です。
主にYouTubeとTikTokで音楽系動画の再生数向上について研究してます。

今回から何回かに分けて『TikTokでバズる曲の作り方』について解説していきます!

私は過去楽曲使用数1,000以上の曲を6本以上制作経験があり、複数名のフォロワー100万人を超えるTikTokerさんも自分の曲を何度も取り上げてくださった経験があります。

「たまたまバズった〜!」ではなく

"再現性高くTikTokで人気曲を量産するにはどうすればいいのか"

そこに拘って研究してきました。

今のTikTok発楽曲はヒット事例も多く、市場として非常に魅力的です。
にも関わらずそこについて技術的ノウハウを研究している業者は非常に少ないので、その先駆者になろうと2年前から特化して研究してきました。

まだまだ未開拓なこの市場ーーここに関心を持ち検索してわざわざこの記事を見て頂いている時点で、情報感度が非常に高いと思います!!

ただ予め断っておかなければいけないのはTikTokのノウハウは楽曲に限らず『鮮度命』です。
ので、この記事投稿日から時間が経つにつれそのまんまでは使えない可能性が高いです。
ご理解した上でお読みくださいー!


1、【基礎】TikTokでバズる、の正しい認識とは?

初回の今回は基礎的な話を中心にお話ししていきます。

『そもそもTikTokでバズるって何なの?』
『どういう状態になればTikTokでバズったと言えるの?』

って話。
TikTokバズを定義するとしたら何になると思いますか?

うーん悪くない回答ですがもう一歩。
意外と勘違いされがちなのですが、TikTokに於いて公式MVの再生回数は正直そんなに大事ではないです。

大事なのは楽曲使用数。

それを図で表すとこんな感じ。

単発のMVの再生数は、ターゲットを国内メインで考えた場合年に1本でるかでないかのスーパー大ヒットでも1000万再生前後が天井。
現実的には100~300万再生いけば十分ヒット楽曲と言えると思います。

それに対して楽曲使用数で考えた場合はその天井は大きく広がり1億2億再生といった数字が見えてきます。
楽曲使用数をKPIにした場合再生数の桁が2つ違うんですね。

また、公式MVの場合はそのアーティストを知っている人しか楽曲を聞かないですが(公式MVを見てるんだから当たり前)
楽曲が使用された他の動画を見た人はアーティストを知らない人も楽曲を聴くことになるので新規層へのリーチとして大変強い効果を発揮します。

加えて楽曲使用数が1万を超えてくると、ユーザーとしては
「この曲、〇〇さんの動画でも▲▲さんの動画でも聞いた!」
という心理状況に!
接触回数が増え、複数のインフルエンサーが取り上げている状態になると「バズっている」と感じて貰える状態が作れるのです。

以上のような理由から、
TikTokでバズってる曲を作りたい!とお考えの場合
TikTokで再生数が出る曲よりも、TikTokで楽曲使用数が増える曲をKPIに作るといいでしょう。

楽曲使用数はここから確認できます。
ちっこいので見落としがちです。

ちなみに楽曲使用数が幾つまで行けばいいのか?という疑問に対しては、定量的な答えがないのが事実ですが、
私の場合下記のような肌感を持っています。

楽曲使用数1,000:施策成功のボーダーライン。特定の界隈では流行してる感がでる
楽曲使用数10,000:バズってるのボーダーライン。TikTokをよく見る人は何度か聞いたことがある曲になる
楽曲使用数50,000:大成功のボーダーライン。複数の大人気TikTokerが取り上げ、若者の間ではかなり認知されている曲になる

あくまで私の肌感ですので、参考までに。


2、じゃあ楽曲使用数ってどんな曲が増えるの?

当然の疑問ですね。
どんな音楽なら人気インフルエンサーが使いたいって思うのでしょうか?

抜けている。呆けている。堕落している…。
「TikTokでバズりたいんス!!」って人と話してて一番ズレを感じているのがこの"何のための曲を作るのか"の部分なんですよね。難しいんだなぁと感じます。
TikTokでバズる曲のイメージが漠然としすぎだと施策は成功しないです。

私が考える楽曲使用数が増える曲の定義は以下の3つです。


①インフルエンサーのブランド力を向上させることができる曲

TikTokerもフォロワーが増えたら、いかに見た目が素人っぽい子でも基本ビジネスで運用しています。
そうなると動画を作る目的は当然「売上」

そして普段の投稿で売上に繋がるものは何かというと
「いいイメージを持たれファンが増える動画(ファン化)」
「バズれる動画(新規層開拓)」

この辺りになってきます。
もっと具体的にいうと、
「自分のカワイさ(orカッコよさ)をアピールできる曲」
「高級感、庶民的等 何かしら特定の良いイメージを引き出せる曲」

この辺りがファン化アシスト曲の定義。

具体例で言うとこちらとか。

昨年大流行した「シル・ヴ・プレジデント」
これは

歌詞:ヤンデレ
×
サウンド:kawaii

という"歌詞とサウンドにギャップがある"楽曲です。

大統領になったらまずは君を捕まえる……冷静に考えると愛が重すぎてヤバいんですが、サウンドが可愛くて中和してくれてるお陰で歌詞の重さが気にならないんですね。

これがサウンド的にもヤンデレストレートなダウナーな曲だったら、
あらゆる人のブランドを向上させる曲にはならないので楽曲使用者数候補がグッと絞られます。
逆に歌詞がkawaii全開でも同様に然り。

つまり
"誰"の"何を"向上させるかターゲッティングしてから作曲しよう
って事。

そしてそのターゲットの絞り方は、
①ターゲットを狭めると初動爆発力が出る
②ターゲットを広げると使用数の天井が高くなる
という傾向があります。

シルヴプレジデントはこの3つ全てがターゲットのため圧倒的な使用数を誇る

シルヴプレジデントの場合元々のP丸様。の知名度から初動の爆発力はある程度担保されている為対象者を広げる施策を打ったのですね。

そしてその戦略をどうサウンドに昇華しているかというと、
誰しもが多少は持っているヤンデレ的な気持ちを可愛くいじっている曲に仕上げることで
「私はTopインフルエンサーではあるけど、好きになったら一直線な普通の子なんだよ?
という"可愛いブランディング""身近ブランディング"のアシストを実現しているのです。

男性が使うと甘辛ギャップ的な可愛い男子ブランディングできるのも強し。
完全に擬似(CV:村瀬歩)化案件。

もう一つのバズれる動画を作れる、というのは動画構成的な面でアルゴリズム的に優遇されるものの事です。
この辺りの話は次回のアルゴリズム特集で詳しくやります!


②面白い曲

とはいえ、TikTokerもギチギチに100%売上だけを追求したビジネス目的で運用している人はそこまで多くないのも現状。
なんとなく面白い企画がはやってたらそれに乗っかってみよう!と考える人も多いです。

例えば…
・面白いゲーム機能がついたフィルターにハマってる曲
・チャレンジ要素が楽曲の中に含まれている曲

シンプルにインフルエンサーに「えーやってみたい〜!」って思わせられれば売上とかブランディング云々を抜きに取り上げて貰えます。

これは具体例見て貰うのが分かり易いですね。

こちらは公式が主導になって推し進めていた「映り込みチャレンジ」という企画。
フィルターが指定した場所に瞬時に移動して映り込みができるか、というゲームであり手軽にできるためコラボ動画などでも使いやすい使い勝手も相まって流行しました。

これは身長から体重を引いた数字が110を超えるか否かというチャレンジ企画を楽曲にしている例です。
シンプルにチャレンジとして面白いだけでなく、
スタイルいい人は痩せてるブランディングもできるし、おデブな人はネタとしてやりたくなります。
普段隠しがちな体重や身長といった要素を最後に赤裸々に公開するので視聴維持率が高くなりやすい構成的な良さもあります。

このようにゲーム性を持たせた企画を用意し、それにばっちしハマる音楽をフィルムスコア的発想で作ることで楽曲使用数を伸ばしていく事ができます。

これを聞いて「いやいやこんなネタ曲でバズったんじゃうちのアーティストのブランディングが崩れちゃうよ!」と思った方、その辺りのバズと売上の折衷的な話は第3回で詳しく話そうと思うのでお待ちください!

③特定の界隈にブッ刺さる曲

TikTokで動画を投稿する人はなにもトップインフルエンサーだけではありません。
むしろ人口的には普通の人の割合が圧倒的に高く、フォロワーの少ない一般ユーザーをどのくらい取り込めるかも楽曲使用数を増やす施策の中では重要な立ち位置を占めています。

そしてTikTokとはフォロワーが少なくても突発的に100万再生クラスの人気動画が出てきてしまう特性のあるプラットフォームです。
現に人気楽曲の使用動画一覧を見ていると超人気インフルエンサーに混じって一般人の動画を見かけることは非常に良くあること。

またいわゆるインフルエンサーではない「Vlog」「グルメ」「内見」「商品レビュー」「美容」「ペット」「IT系」など、特定のジャンルに特化して運用する企業系のフォロワーが多いアカウントもあり、これらもその界隈において強い影響力を持っています。

彼らのような人たちや一般人に使って貰うためには、被写体の価値を向上させるような曲、つまり「映像が映える曲」が有効です。

例えばこの曲。「ダイエットは明日から」
これはグルメ系界隈へブッ刺す事に特化しています。
ダイエットは明日から〜という強烈なフレーズが印象に残り、被写体の料理がハイカロリーで美味しそうに見えたり、食欲を刺激する効果がありますよね。

このように特定の界隈において映像の演出を強化する効果が期待できる曲ですと、その界隈において使用数を増やしていく事ができます。

何がなんでもバズりたい人は「犬が可愛く見える曲」それだけを意識して20曲くらい作ってみてください。
多分1つくらいバズりますよ(クオリティ高くて施策も良ければだけど!)


以上3つの中からどれを選ぶのか、或いはどれか二つを掛け合わせるのか…
なんにせよ目的が「バズる事(=楽曲使用数を増やす事)」ならば、
誰に何故使って貰えるのかを最初に設定した上で作曲を発注しないと成功するわけがないと思います。

作曲を発注する"前"の段階で勝負はほぼ決まっているのです!

※勿論あくまで私のやり方では…という話で他のやり方もあると思います。


おわりに

今回は基礎的な話を中心にお話ししました!
次回はTikTokアルゴリズム的に優遇されやすい楽曲作りの基礎についてお話ししていきます!

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