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本場でない場所で物事を愛好すること(Schoolboy Q『Blue Lips』感想)
「本場でない場所で物事を愛好することはどういうことなのか」。
これは『トーフビーツの難聴日記』に書かれていたラインだ。Schoolboy Qの最新作『Blue Lips』を聴いて同じことを思っていた。自分はこのアルバムがすごく好きだ。ヒップホップというフォーマットの中に、アメリカのブラックミュージックのエレメントーーブルーズ、ジャズ、ファンク、ロックが散りばめられ、Low End Theory(
「おかえりなさい」と言えるその日まで(3月10日『NCT 127 3RD TOUR 'NEO CITY : JAPAN - THE UNITY'』雑感)
3月10日にNCT127の『NCT 127 3RD TOUR 'NEO CITY : JAPAN - THE UNITY'』を東京ドームに観てきました。文章に書こうと思って観ていたわけではないので、ディテールはほとんど覚えてません。ただあまりにも素晴らしい内容で、NCT127としても一つの区切りとなる公演だと思ったので、雑記として簡単な記録を残します。
自分の席は一塁側で、センステはしっかり見え
『NCT 127: The Lost Boys』評:アイドルは何を失い、何を得たのか? K-POPの根幹を見つめた重要なドキュメンタリー
あなたはNCT 127の何が好きですか? 推しの顔? 曲? ダンス? ライブ? 性格? ファッション? チームワーク? 私は顔と曲とダンスとライブが好きだ。
もはや当たり前となってしまったが、我々が熱狂するK-POPの根本にあるのは徹底した練習生システムだ。NCTはもちろん、BTSも、New Jeansも、LE SSERAAFIMも、デビューした全てのアイドルが例外なく経験している。早い子は10
『BADモード』と岩城健太郎
「どんな音楽が好きなんですか?」
そりゃ「音楽ライター」と名乗っている人間には聞くだろう。挨拶代わりの他愛ない会話としてちょうどいい。なんなら僕はここで存分に自己アピールしなくちゃいけない。「幅広く聴いてはいますが、主に○○○のシーンを追っていて、仕事ではこれまで〇〇さんや〇〇さんにインタビューしてきました」みたいな。でも実際「どんな音楽が好きなんですか?」と聞かれるといつもゴニョゴニョと歯切れ
宮崎敬太のポートフォリオ
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音楽ナタリー「「Music & Me ~クリエイターが語る音楽と私~」第3回|イラストレーターKYNE&NONCHELEEEに聞くレコードの魅力」
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朝日新聞「マヒトゥ・ザ・ピーポーさんのインタビュー/想像と対話で複雑さに寄り添う社会」
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TVBros.WEB「「コーチェラなんて夢みたいな話だけど……」 男女混成