堀江貴文さんを好きになったワケ①

2月ごろから、ホリエモンこと堀江貴文氏の著書ばかり読んでいる。
そうなったいきさつを書こう。
ちょっと回りくどいが、細かく書いていく。

私はむしろ、はじめは彼を好きではなかった。嫌いといってもいいくらいだった。
それは食わず嫌いで、よく知りもせずに「しょせん前科者でしょ?ろくなもんじゃねー」と自分でフィルターをかけてい、著書も読もうとしなかったし、彼が逮捕された経緯についても知ろうとしなかった。

それが、全く思いがけないきっかけで、私は彼に「ハマる」ことになる。

はじまりはK氏

私は配送関係のアルバイトをしているのだが、職場には、仲のいい先輩K氏がいる。
K氏は私にヒップホップを教えてくれた恩人だ。
そんなK氏がある日、オススメのラッパーとして「KOHH」を教えてくれた。
それから私はKOHHにハマり、楽曲を聴きまくり、CDも買い、KOHHは私自身の音楽性にも多大な影響を及ぼした。

ある日、インスタグラムの「日本語ラップの歌詞アカウント」みたいなやつで、KOHHの曲がタイムラインに流れてきて、いい曲だなーと思ったのだが、それは、タイムラインに次々に上がってくる他の投稿を見ているうちに忘れていった。

それから数日後、ふとその曲がもう一度聴きたいと思ったのだが、曲名がわからない。
「日本語ラップの歌詞アカウント」みたいなアカウントには日々、大量の動画がアップされているので、そこから探すのは大変だ。
そこで私は、youtubeの検索ワードのところに、歌詞そのものを入れてみることにした。

以前、曲名はわからないがサビの歌詞だけ覚えている曲があり、その歌詞を検索欄に入力したら、その曲が出てきたことがあり、
「youtubeスゲー!!」
ということがあったのを思い出したからだ。

というわけで入力してみた。
「ネガティブも知ったからポジティブに生きて死にたい」
という歌詞だった。
すると、KOHHの曲は出てこなくて、代わりにメンタリストDaiGo氏の、「ポジティブシンキングは逆効果!?」「ネガティブ思考で成功する方法」みたいなタイトルの動画が出てきた。

なるほどー、こうなるのか。と思い、曲が出てこなかったならそのままyoutubeを終了しても良かったのだが、なんとなく気になったので、メンタリストDaiGoの動画を見てみることにした。

ちなみに、メンタリストDaiGoも、「なんかこいつうさんくせーやつだな。」と思って好きではなかった。しかしそれはテレビで観て思ったことで、ネットの動画ではまた印象が違うかもしれない、とも思ったのだ。

動画は楽しめた。DaiGoのことも好きになった。やはり、テレビに出てる姿だけで判断してはいけないと思い直した。テレビの彼、ネットの彼、本の彼、色んな面があるなら、全て見てから判断するでも遅くはないのだ。などと考えていたら、DaiGoの動画の「関連動画」に、ホリエモンの動画が出てきたのだ。

やっと、ホリエモン登場である。

ポジティブバイブス

これもまた、「前科者」という一面だけで判断してはいけない、というのと、その動画自体に興味をそそられたので、クリックしてみた。

すると、私は、ホリエモンの声と喋り方が好きだと思った。

私はラジオが好きで、動画を何かしながら音声だけで楽しむことが多いのだが、その動画も、何かをしながら音声だけ聴いた。

声だけ聞いたときに、「なんかこの人ダメだな…」とか「この人いいな」という直感がある。この基準は完全に「個人的な好き嫌い」なので説明は難しいが、ホリエモンの声は、自分の中での好きな方だった。

話してる内容も理路整然としているし、基本的に前向きで、ポジティブバイブスを感じた。

今のところ、K氏→KOHH→メンタリストDaigo→ホリエモン という流れである。

偶然とはいえ、KOHHからホリエモンに行き着くなんて思っていなかった。何が何に行き着くかわからないものだ。でもKOHHのメッセージもポジティブでホリエモンに通じるところはあるし、無関係ともいえない。ひいてはKOHHを教えてくれたK氏のおかげともいえるし、人の縁の不思議を感じる。

ちなみに、KOHHの曲は後に『やるだけ』というタイトルだと判明した。

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