20240213_獲得経済から生産経済への変化について考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想2
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。
内容と感想
前回の記事では"まえがき"までの部分を読んで感じた事を書きました。
今回の記事では"ゲームチェンジの原則1"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
人類発祥後、数百万年の期間を人類は獲得経済(採集、狩猟、漁撈)で過ごしてきたが、約1万年前に農耕を覚え生産経済に突入した。獲得経済では取得できる資源の量が限られるため、1人の人間が生きるために広い土地が必要となり、人類は分散して暮らしていた。しかし、農業ではわずかな土地があれば飢えなくなる上、多くの労働力が必要となるため人がまとまって住むようになった。一度集住が発生すると獲得経済では増えた人口を支えられなくなるため、二度と後戻りできない出来事となった(ひとたびゲームチェンジが発生すれば二度と後戻りはできない。)
感想
今まで、"人類が農業を始めた"という事象を見て、とくに深く考えずに生きていましたが、農業を始めたことで人類の暮らしがどのように変わったのか?という点を学ぶことで、農業を覚えたことの大きさを実感することができました。人類発祥の年は様々な説がありますが、少なくとも数百万年以上もの長い期間を獲得経済で過ごしていた点は衝撃でした。人類史全体で見ると農業を覚えてから1万年という期間も短いものだと実感できました。
獲得経済と生産経済の大きな違いを知ることで、人がまとまって住むようになった経緯についても学ぶことができました。自然からの資源を取得するだけでなく、自然と共に資源を育むことを覚えた点はとても大きな出来事だと感じました。狭い範囲で得ることができる資源や富の量が増えるほど、人は集住して過ごすようになるのだと思います。このように捉えると都市に人が集まるという流れも不思議なことではないと思いました。
ゲームチェンジが起きると後戻りできないというより、二度と後戻りできないほどの大きな出来事をゲームチェンジと言うのだと思います。普段の生活でもゲームチェンジを意識して生きることで新しい時代に対応できる人になれると思います。後戻りできなくなりそうな出来事に対して機敏に対処できるようになれると良いと思いました。
事象の前後で何が大きく変わったのか?という点を意識して物事を見ることで、得られるものが増えると思いました。今後もこのような視点で物事をみることは続けていきたいと思いました。
最後に
事象の前後で何が大きく変わったのか?という点を意識して物事を見ることで、得られるものが増えると思います。様々な事象からゲームチェンジとなる出来事に対する目を養い、ゲームチェンジに機敏に対応できる人を目指していけると良いと思いました。
様々な環境の変化に機敏に対応できる人を共に目指していきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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