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【しまなみ海道編】旅先レンタサイクルのススメ

日本国内を旅行しつつ、旅先でレンタサイクルする事が楽しいお話、全5記事(=5旅行)の第二弾「しまなみ海道編」です。しまなみ海道は有名なので多くの情報・同様な旅記録がネットに転がっているけど、自分の備忘録として記載しておきます。誰かの何かのお役に立てればと。
※いずれも旅行時の情報なので、常に最新情報をご確認くださいね。

ストーリー

前回の第一弾「北海道・知床編」で自転車の楽しさに目覚めた僕は、1ヶ月後の7月下旬にはサイクリストの聖地をトライする事にした。しまなみ海道は、瀬戸内海の尾道〜今治を横断する約70kmのルートで、2019年に国が導入したナショナルサイクルルートに指定されている。また、2014年にはCNNから世界7大サイクリングルートに選定されているっていうのを、知床以降で自転車旅行にハマってから知った。そして、しまなみ海道を即決した。

今治から尾道に向かう事にした理由

  • 折角なので自転車以外に旅行らしい事したい → 近くに道後温泉あるやん

  • 行きは制約ないので、コスパが良い飛行機(LCC)が良さそう。JetStarの成田→松山がちょうど良い

  • 帰りはタイミング不明なので、時間融通のきく新幹線で尾道から東京に帰るのが良いかも

上記の感じでシンプルだけど、東京から自転車目的で行く人にとっては合理的な理由と旅程になっていると思う。

旅程

  • Day1:成田 → 松山・道後温泉 → 夕方に今治着で前乗り(今治泊)

  • Day2:今治(糸山)→ 大島 → 伯方島 → 大三島 → 生口島(島泊)

  • Day3:生口島 → 因島 → 向島 → 尾道 → 新幹線で東京へ

島旅の良い処は、島間フェリーもあり、全てを自転車で走らなくてもフェリーに乗せてショートカットもできる点だ。島間フェリーに乗ると非日常で旅している気分が増すんだが、今回フェリーは最後のオプションとして残し、移動のために絶対必須な処以外は結局使わなかった。

今回走ったルート

風景

瀬戸内海は昔から好きで何度も来ているんだが、サイクリングで風を切って走るとまた全然違う。

来島海峡大橋からの眺め
大島・来島海峡大橋をバックに
どこの橋か忘れたけど、みかん畑とのツーショット
お決まりの自転車神社(大山神社)

お宿

2021年にオープンしたばかりのこちら。
アマン創業者が手掛ける旅館「Azumi Setoda(アズミ 瀬戸田)」と銭湯付帯の旅籠「yubune」。銭湯やサウナに興味があるので「yubune」を体感。

yubune(公式サイトInstagram写真を引用)

土地が持つ風土、歴史を尊重しつつ、現代人に合うように洗練された空間デザインは素敵です。yubuneは日帰り入浴もやっていて、しかも900円とリーズナブル。

2022年もまた来るよ〜。

要点・備忘録

基本要点

  • 時期:7月下旬

  • 気温:暑い。腕は日焼けし、リュック背中部分は汗まみれ。

  • 開始地 / 到着地:今治 → 尾道

  • 距離:約70km(片道)

  • 時間:1泊2日(自転車走行時間は合計10時間)

  • レンタサイクル開始場所サンライズ糸山

  • レンタサイクル返却場所:尾道港レンタサイクルターミナル

  • 借りた自転車:クロスバイク / 1泊2日 / 4,000円(+保証料:1,100円)

レンタサイクルの良かった点:

  • さすが聖地と言われるだけあり、自転車の量は豊富。レンタサイクル場所のおじさん達もこなれている。僕は念のため事前予約して行ったが、ハイシーズンや週末を外せば予約しないでも良さそう。

  • 王道処のレンタサイクル以外に、GIANT運営のレンタサイクルもある。ただ、こちらは日帰りで楽しみたい場合に適していそう。

  • ナショナルサイクルルートに選定されているだけあり、自転車専用レーンが多く、ローカル民もサイクリストに慣れていて全般的に走りやすい。

注意点・参考リンク:

  • これは何処でも同じだが、レンタサイクルする場合は身分証明書提示が必須。何かあった際のためにコピーされます。あと、レンタサイクルするお店にもよるが、自転車保険が付帯の場合と別の場合があるので、その辺は借りる際に確認した方が良い。

  • しまなみ海道横断は約70kmあり、頑張れば1日で完走できる距離。ただ、1泊2日以上が絶対オススメ。自転車サドルに長時間座るのでお尻が痛くなるしね。島旅が好きなので、今度は2泊3日でじっくり周ってみたい。

  • 平坦な道が圧倒的に多い(感覚的に90%以上)が、島間を移動する際にまあまあな坂道を通って大きな橋を渡ることを繰り返す。なので、日常的にある程度運動していた方が良い。

  • 飲料/食料の補給、トイレの心配は無いが、夏場に走る場合は脱水症状と日焼けを一番気を付けたい。今回は日焼けで腕が丸焦げになった。サングラスは必須。僕の場合、大量の汗をかくので、バックパック背中部分にタオルを二重に挟んだ。出来ればファブリーズも持参した方が良い。

  • 流石ナショナルサイクルロード認定だけあり、自転車不具合などある場合は「しまなみオアシス」「しまなみ島走レスキュー」がある。

  • 尾道側で返却する場合、時間が許せば尾道港レンタサイクルターミナルから自転車で10分程度のスーパー銭湯「ぽっぽの湯」で汗と疲労を流してから自転車返却もオプション。僕はぽっぽの湯のお陰で、東京行きの新幹線は快適に過ごせた。

  • しまなみレンタサイクル:諸々情報が載っているので参考になる

以上、いずれも旅行時の情報なので、常に最新情報をご確認くださいね。
次回は、更に南下して「宮崎」です。

旅先レンタサイクル記事はこちらでまとめているので、良ければ読んでください。

では、またnoteで会いましょう。

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