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2024年6月発売の気になる本たち

5月19日現在、16冊。。。興味は尽きないなぁ。。。


6月5日発売分

📖パーティーが終わって、中年が始まる 著:pha 幻冬舎

定職に就かず、家族を持たず、不完全なまま逃げ切りたい――
元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉
赤裸々に綴る衰退のスケッチ

「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。
何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。
この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。
喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――本文より

若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。

Amazon書籍紹介より

💬48歳は中年なのかな?と思いながらも、気になる本。
個人的には、ここからがパーティーなんだけどね。

6月6日発売分

📖義経千本桜 著:いしいしんじ 河出古典新訳

源平合戦を背景に、平家の復讐と、義経、弁慶、静御前、狐忠信の活躍、市井の庶民の篤き忠義を壮大に描く。名作浄瑠璃が甦る。

Amazon書籍紹介より

6月7日発売分

📖農業が温暖化を解決する! 著:枝廣淳子 岩波ブックレット

高温や渇水が頻繁になり、穀物や野菜の生育に悪影響が増大。農業は温暖化に脆弱な「被害者」だ。その一方で、実は温室効果ガスを排出する「加害者」でもあることはあまり知られていない。けれども、これからは「救世主」にもなりうる! 世界で広がる「環境再生型農業」の取り組みを紹介し、新時代の農業のあり方をともに考える。

Amazon書籍紹介より

「環境再生型農業」は現代農業の重要キーワード。
2年前に、ゲイブ・ブラウンの『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』を面白く読んで、英語の勉強ついでに原書の『Dirt to Soil』を取り寄せて、更にAudibleの聴き放題でリスニング教材にしていた。

Dirt to Soil

📖老後は上機嫌 著:池田清彦・南伸坊 ちくま新書

生きるってのは非常に面倒くさいが、どうせなら笑って面白く、楽しんだもん勝ち! 舌鋒鋭い科学者と面白中毒のイラストレーターが贈る爆笑必至の人生賛歌。

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池田清彦さんの本も私のレギュラー。南伸坊さんのとの対談本って最高か。

📖アッシリア 人類最古の帝国 著:山田重郎 ちくま新書

アッシリアはいかにして西アジアを統一する世界最古の帝国となりえたのか。都市国家アッシュルの誕生から、帝国の絶頂期、そして謎に満ちた滅亡までを一望する。

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実はあんまり知識がないアッシリア。なので、この本で勉強してみたい。

📖闇の中国語入門 著:楊駿驍 ちくま新書

「我的精神快要崩潰了(私の精神はもう限界です)」。既存の中国語教科書では教えてくれない、心と社会の闇をあらわす45の言葉から、現代中国を理解する。

Amazon書籍紹介より

中国語も興味がある。闇じゃなくてもいいんだけど。

6月12日発売分

📖読んでばっか 著:江國香織 筑摩書房

絵本、童話から小説、エッセイ、詩、そして海外ミステリーまでーーお風呂でも、電車の中でも、待ち合わせでも、いつもそばに本がある幸せ。心躍るエッセイ集。

Amazon書籍紹介より

やっぱり江國香織さんのエッセイは外せない。今回も愉しみだなぁ。

6月13日発売分

📖アーリヤ人の誕生 新インド学入門 著:長田俊樹 講談社学術文庫

ヨーロッパのラテン語・ギリシア語とインドのサンスクリット語に共通の祖となる、失われた起源の言語――。そんな仮想の言語の話し手として「アーリヤ人」は生み出された。そして、それは瞬く間にナチス・ドイツの人種論に繋がる強固な実体を手に入れる。近代言語学の双生児「アーリヤ人」は、なぜこれほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。

言語学誕生の歴史から、「すべての起源」インドに取り憑かれた近代ヨーロッパの姿が克明に浮かび上がる!

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Bricsの台頭を待つまでもなく、インドは気になる存在。断片的な情報を集めるしかないにしても、この本は貴重な一片を担ってくれそう。

📖地政学の逆襲 「影のCIA」が予測する覇権の世界地図 著:ロバート・D・カプラン 朝日新書

ウクライナ戦争、パレスチナ紛争、米国分断——。政治的基盤が足元から大きく揺らぐ時代における「地理」の重要性を鮮やかに論じ、縦横無尽かつ重厚な現場の体験と歴史書との対話で世界を映し出す。“地政学本の決定版”が待望の新書化。

Amazon書籍紹介より

地政学って言葉、キライなんだけども。まぁ一応、読んでみよう。

📖テスカトリポカ 著:佐藤究 角川文庫

第165回直木賞受賞作!
心臓を鷲掴みにされ、魂ごと持っていかれる究極のクライムノベル!

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。

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直木賞受賞当時に気になったのに、もう文庫になるほど時は過ぎたのね…。

6月14日発売分

📖シニアひとり旅 ロシアから東欧、南欧へ 著:下川裕治 平凡社新書

いまや憧れとなってしまったシベリア鉄道、古い街並みが残る旧東欧諸国の旅などを、シニアならではの目線で紹介する。コロナ禍やつづく戦禍がはじまる前の旅の記憶となる。

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東欧も気になるなぁ。最近、ロシア関連をちょこちょこ読んでいることもあって。

6月17日発売分

📖化学物質過敏症とは何か 著:渡井健太郎 集英社新書

潜在患者は1,000万人以上。
それは、「●●●」な疾患!
(答えは本書に)

アレルギーだと誤診、喘息だと過剰治療、気にしすぎだと放置……。
社会に誤解され、医療から無視されがちな“ナゾの病”がよく分かる!

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謎の病、なんて言わせたくないですけどね。コロワク然りの社会毒のせいだからね。

6月19日発売分

📖中空構造 日本の構造-増補新版 著:河合隼雄 中央公論新社

空を中心とするとき、統合するものを決定すべき、決定的な戦いを避けることができる。それは対立するものの共存を許すモデルである――日本人の心理を、中空を保って均衡し合う構造とし、西欧の中心へと統合する心理構造との対比で論じる。関連論考「日本神話の中空構造」、吉田敦彦との対談「神話と日本人」を増補。〈解説〉吉田敦彦/河合俊雄

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河合隼雄さんのこの理論はすごく面白い。もっとたくさんの人に読んでほしいなぁ。

📖シルバービュー荘にて 著:ジョン・ル・カレ ハヤカワ文庫

海辺の町の書店主ジュリアンと町はずれのシルバービュー荘に住む男の交流は、やがて諜報機関が乗り出す英国を揺るがす事態に……

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ジョン・ル・カレは今年に入ってからの積読の友。

6月28日発売分

📖ファーブルと日本人 著:養老孟司・奥本大三郎 かや書房

虫屋仲間の養老孟司さんと奥本大三郎さんの本。土いじりをやるようになって、虫の存在はすごく身近に、親しみやすいものになったので、もっと虫のことを知りたい。

📖(仮)歴史修正主義者が暴く世界の元凶 繰り返される正義の捏造と殺戮の正当化 著:渡辺惣樹、ジェイソン・モーガン

ワシントンの走狗として日本を壊すことをいとわない「親米保守」が奉じるアメリカの正体とは? アメリカの闇をFACTで暴き続けている渡辺惣樹と、アメリカの闇を発信し続けているジェイソン・モーガン。日米2人の歴史修正主義者が日本人のアメリカ認識を根底からひっくり返し、虚構をあらわにする。

Amazon書籍紹介より

渡辺惣樹さんの本は要チェキやもんな。

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