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最近観た映画 #2

前回に引き続き、映画の感想を。
今回も韓国映画2本です。

パラサイト 半地下の家族(2020年/韓国)

あらすじ

半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。

Yahoo!映画より

感想

2023年1月鑑賞/Amazon Prime Videoにて

カンヌのパルム・ドール賞、アカデミー賞4部門受賞。韓国の格差社会をシニカルに描いたブラックコメディ。

半地下に住む貧しいキム家が、セレブのパク家に寄生していく。
その手口が狡猾で見事。
罪悪感や貧困ゆえの悲壮感など全くなく、振りきった感じが清々しくさえある。

前半は面白く観ていたのだが、後半は一転。
思いもよらないサスペンスな展開に驚愕し、恐怖を感じながらも目を離せなかった。

「におい」の描写がとても生々しくて。
その「におい」をきっかけに、キム家の父ギテクが豹変していく様は狂気に満ちていた。

俳優・監督について

ソン・ガンホさん。
言い方失礼だけど「ちょっと胡散臭い普通のおじさん」感がたまならく好き。(胡散臭い時点で普通じゃないが)

チェ・ウシクくん、パク・ソジュンさん。
韓国の俳優さん詳しくない私でも知ってるウガウガファミリーなお二人が出演されてて「おおおっ!」ってなった。

妹役の俳優さん、ヒコロヒーっぽさある。

ポン・ジュノ監督。
既視感あると思ったら岡崎体育さんに似てるんだよなぁ。

▽ご本人もネタにされていました。

これを機に、ポン・ジュノ監督作品をもっと観たい。

エクストリーム・ジョブ(2020年/韓国)

あらすじ

コが班長を務める麻薬捜査チームは、休みなく奔走しているのに実績を全く残せず、解散の危機にひんしていた。彼らは国際犯罪組織による国内麻薬密搬入の情報を入手し、起死回生を狙った潜伏捜査に打って出ることにする。コ班長とメンバーのチャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンは、組織のアジト前にあるフライドチキン店を買い取って実際に営業しながら24時間体制で監視を行うが、フライドチキンがおいしいと評判になって客が殺到し、捜査する時間がなくなってしまう。

Yahoo!映画より

感想

2023年2月鑑賞/Amazon Prime Videoにて

『ハングルッ!ナビ』で古家正亨さんがご紹介されてたのをきっかけに鑑賞。

いや~面白かった!
ポンコツ麻薬捜査班がチキン店で成功するくだりも笑えたし、後半の本領発揮ぶりも痛快だった!

韓国映画って陰鬱なものが多い気がして(私がそういうものを選びがち?)1本観るとすごくエネルギーを使っちゃうんだけど、これは何も考えずに笑えるのがよかった!
何度でも観たいし、人に勧めたいタイプの映画。

主人公は錦鯉の渡辺さん、後輩のエリート刑事は濱家さん、女性刑事はすみれさんに似てるな~と思いながら冒頭観てた。 人の顔覚えられないとき、誰かに当て嵌めると認識できる。

***

以上、2023年1~2月に観た映画の感想でした。

観たい映画

・ビューティー・インサイド
・バーニング
・タクシー運転手 約束は海を越えて
・グリーンブック
・トゥルーマン・ショー
・アバウトタイム
・ダンサー・イン・ザ・ダーク
・不思議惑星キン・ザ・ザ
・ファンタスティック・プラネット

おすすめしていただいたり、調べているうちに気になったりして、観たい映画が増えてきました。

アマプラとレンタル中心になりますが、少しずつ観ていきたいです。

『不思議惑星キン・ザ・ザ』と『ファンタスティック・プラネット』は20年くらい前からずっと観たい言ってる。生きいてるうちになんとしてでも観たい。

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