【絵本】『あめのひえんそく』
今日から6月。
そろそろ梅雨入りも近付いてきたのではないでしょうか?
今回は梅雨の季節にぴったりの絵本をご紹介します。
あらすじ
感想
雨で遠足が中止になったモンタくんのために
お母さんが用意した「あめのひえんそく」。
その遠足ごっこがとっても素敵なんです。
家の中に青いシートとワニのぬいぐるみを置いて川渡りをしたり、布を洞窟に見立てたり、ダンボールのトロッコに乗ったり…。ごっこ遊びで次々と楽しませてくれます。
子どもって、ごっこ遊びが大好きですよね。
このシーンは、うちの息子も「わぁ!楽しそう~」と大興奮でした。
私だったら…。
レジャーシートを敷いて一緒にお弁当を食べるくらいはするけれど、こんな風に子どもの気持ちを汲んで楽しませることはできないかもしれない。
お母さんの発想が素晴らしいし、おうち遊びのアイデアもたくさんあって勉強になりましたっ!
モンタくんの悲しい気持ちを楽しい思い出に変えてくれたお母さんの優しさに、心温まるお話です。
雨に限らず、コロナの影響で子ども達の行動が制限される今。家でも幼稚園でも、状況に応じて、外出や行事が中止になることが度々あります。
そんなとき、子どもの気持ちを受け止めて切り替えてあげたい、この絵本を読んでそう思いました。
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余談ですが、
以前ご紹介した『たからもののあなた』に、この『あめのひえんそく』がちょこっと登場しています。(作者は同じまつおりかこさん)
ご興味のある方は、お手に取って探してみてくださいね♪
書誌情報
『あめのひえんそく』
作・絵:まつおりかこ
出版社:岩崎書店
発行年:2014年
対象年齢:3、4歳から
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