『幽霊』はなぜ怖いのかを真面目に考えてみた

こんにちは！あいでんです。

今日は前回の「信頼」から少し派生させて「信じる or 信じない」の話をしていきます。

▷はじめに

「あなたは〇〇を信じますか？」系の二大巨頭は「幽霊」と「宇宙人」だと勝手に思っている私ですが、みなさんはこの二大巨頭を信じているだろうか？

私は後者に関しては信じるが前者に関しては信じていない。

とはいえ、今更ここでヤツらがいるかいないかなんてことは悪魔の証明なので、議論したとしても着地点が分からなくなることは目に見えている。

なので少し視点をずらして今回はこんなことをみる。

「幽霊」はなぜ怖いのか？

このことについて少し真面目に考えてみることにしよう。

▷幽霊と宇宙人

「幽霊」と「宇宙人」。これらに共通していることは存在していることを未だに証明ができていないということ。

一方で後者は生命体であることが前提であるのに対して、前者は……なんなのか。死者という設定なので現在進行形で生命体ではないし、透けているという設定もあったはずだからそもそも物質なのか。謎である。

両者わからないことばかりのはずなのに後者は恐怖心を抱いている人が少なく、前者は恐怖心を抱いている人が多い。

ここからは完全なる憶測だが、そもそも「幽霊」と「宇宙人」に私たちが抱いているイメージというものはTVによる影響が大きいのではないだろうか。

私は「幽霊」も「宇宙人」もこの目ではっきりと見たことがないので実際にはどんなものなのか知っているはずがない。おそらく多くの人がそうではなかろうか。

しかしながら、「幽霊」と「宇宙人」をイメージする時に頭を悩ませることなくイメージできる（しかもだいたい同じイメージであるはず）のはTVによって作り出された"そういう像"があるからだろう。

つまり、私たちが幽霊に抱いている恐怖心はTVによって作り出されたものであると考えることができる。

▷なぜ幽霊は怖いのか？

ではいかにして我々の恐怖心を作り出したのか。大きく分けて3つの要因があるのではないかと考えた。

・心霊番組による煽り
・吊り橋効果
・夜（暗闇）への恐怖心

ひとつずつ解説をしていく。

▶︎心霊番組による煽り

今では心霊系を扱う"心霊番組"なるものは多数存在しているが、もっとも有名なのは『本当にあった怖い話（以下、ほん怖）』ではないだろうか（本当にあったかは疑わしいが笑）。

この『ほん怖』によって私たちが日常的には体験しづらく、到底理解が及ばない（内容ではなく信じられないという意味で）内容の番組を流すことで恐怖心を作り出されているのではないろうか。

なぜなら、人は理解できないものには恐怖心を抱きやすい生き物だからだ。

▶︎吊り橋効果

そして、先ほどの話にブーストをかけているのがこの吊り橋効果。もちろん本来の意味（効果）の話ではない。

『ほん怖』でよくある演出が”唐突に画面いっぱいに表示される不快な幽霊とされる映像”だ。これはこの歳になっても、くると分かっていても、ついついビクッとビックリしてしまう。

そう、びっくりさせられたことによって生じたドキドキを幽霊の恐怖心に対するドキドキと感違いしてしまい、それが積み重なってしまったのではないだろうか。

▶︎夜（暗闇）への恐怖心

人間が夜（暗闇）を怖がる生き物だという話は有名で、その恐怖から逃れるために火（明かり）を発明したとも言われているし、暗闇の中に放置されると気が狂うというのはよく聞く話だ。

元来それくらい恐るべき夜（暗闇）だから通常よりも恐怖に対する感度は上がっているだろう。そんな夜に心霊系の何かを見せられたり、暗めの場所で非日常的な体験をしたり、理解できないことを体験すれば恐怖心は増大することだろう。

しかも、なぜかその時間帯にしか幽霊は現れない。ちょっとしたことでも「幽霊の仕業か」と結び付けて納得させる一方で、恐怖心は増大する。これもある種の吊り橋効果ではないだろうか。

▷おわりに

いかがでしょう。

以上のことから幽霊に対する恐怖心はTVによって作り出されたものではないかと考えております。私はあまり幽霊を信じていない一方で、恐怖心がないかといえば嘘になります。

物理的に証明が難しい現象があることも見聞きするので幽霊の存在自体は否定できないなという感じです。某長崎県出身俳優が主演を務めたドラマで「全ての現象には必ず理由がある」というかっこいいセリフがありましたが、果たしてどうなんでしょうか。

ということでどうでも良いことを真面目に考えてみたnoteでした。

こういうのも頭のストレッチ？的には良いかもしれませんね。個人的にはどうでもいいことを真面目に考えるのは好きなので今後もそういう機会があるかもしれません（笑）。

それでは、また次回！

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