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地図を書けない大学生が増えているらしい・・・


こんにちは!あいでんです。

今日はT先生の基礎ゼミにひょっこりはんしてきました。今までもこの基礎ゼミでの話は書いてきましたが、今回もその基礎ゼミでの話です。


さて、その基礎ゼミでの講義内容は「バスは待ってくれない」というものです。なんやねんそれという話だと思うのですが、平たくいえば「地図を作るために必要なヒントが書かれている計24枚の紙から目的地までの地図を作る」というグループワークです。

ただし、ただ黙々と作るだけならサルでもできるのでいくつか条件があります。

・ヒントの書かれた紙は均等になるように配る
・自分の持っている紙は他人に見せたり、メモしたりはNG
・ヒントを伝えるときは”口頭のみ”
・ヒントを書き出して一覧にすることもNG
・わかりやすい地図を作る
・制限時間は50分

これらの条件を踏まえた上で、果たして地図を完成されることはできるのか!?というのがこのグループワークの見所になります。


私がここまで詳しいのは、実は私が1年生の時にこのグループワークをやったことがあるからなんです(笑)。結構記憶に残っていて、グループワークの中でもかなり好きな内容でした。

ということもあり、3年前の写真なんかも漁りながら見守っていました(私以外の人も写真に写っており、編集の仕方がわからず添付は断念)。

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さてさて思い出話もこれくらいにしてグループワークの話に戻りましょう。

最近は「やっていること」に注目するというよりも「なぜそれをやらせているのか(出題者の意図)」ということを考えるように意識してまして、今回もそっち側の話。

あくまでも私の推測の域を出ないのですが、おそらく『フォロワーシップの実践と情報の整理』が主な目的だったのかなというところ。まあ、T先生が口頭でずっと喋っていたことだったのですが・・・

フォロワーシップについてはTEDをみていただければ大枠は掴んでいただけるかと。ざっくり言えば、ファーストペンギンも大事だけどセカンド、サードペンギンはもっと大事だよね、ということ。


また、客観的にこのワークを見ていると、気になることがありました。

①ヒントやシチュエーションを自分の都合いいように解釈しがち、
②見る人にとって「わかりやすい地図を書く」という意識があまりない、という2点です。

ちなみになんですが、ゴール地点もしくはスタート地点から組み立てる考えることがこのグループワークではキモになるんだとか。T先生曰く、「それさえしてれば基本的に失敗することはない」と。


話を戻しますと、①については『情報を正しく整理する』ということに関わってきます。バイアスをかけず、思い込みにとらわれず整理できるかというのがポイントですね。

度々「バイアスをかけない」ということは言っている私ですが、やっぱりこれが難しい。1年生もこれには苦労していたようです。

➁については『ユーザの視点に立てるかどうか』という現代においては欠かすことのできない意識に関わってくると思います。「プロダクトアウトではなくてマーケットイン」という話に少し似ています。


余談ではありますが、地図を完成させることができるグループ数が年々減ってきているようで、これらが関係しているのかもしれませんね〜。

そもそも「地図」とは俯瞰的情報のため、”タカの目”で物事を見ることができなければ作るのは困難だという。

ギクっとしながら話を聞いていました(笑)。


ということで、3年前の思い出しながら「なぜそれをやらせているのか」について考える基礎ゼミでした。

来週は「みんな大好きペーパータワー」をするので、それについてもかければいいなと思っております。


それでは、また次回!

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