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自社?受託?SES?結局なにがいいの?

みなさんこんにちは!

6月下旬に差し掛かりとんでもなく蒸し暑い季節になってきました


驚くほど汗っかきな代表三坂です。





さて本日ですが、

IT業界には大きく3つ(自社サービス、受託開発、SES)の働き方がある中で、どこで働くことがおすすめなのか、ネット上には様々な記事が上がっていますが、単に各業態のメリットデメリットではなく、いまエンジニア人生で置かれている状況別に、とその方の状況に応じたアドバイスをざっと6パターン解説してみようと思います。



新卒で開発エンジニアを目指している場合



自社サービスや受託開発へ行くことが無難でしょう。新卒でSES企業に入ると、開発に携われる可能性はグッと落ちます。インフラの夜勤の案件へのアサインや、キッティング案件になってしまう可能性はあるので、就活を頑張って自社や受託への就職を目指しましょう。




新卒でインフラエンジニアを目指している場合



どの業態を選んでも大きく変わらないと思います。インフラエンジニアであれば経験させてもらえる機会はとても多いので心配はありません。運用保守から入るケースが多くなると思いますが、設計構築フェーズを希望している場合はいつでもそちらのフェーズに移れるよう、個人的に勉強が必要ではあります。





③20代半ばで異業種未経験から開発エンジニアを目指す場合



SES一択です。ただこれはSESが良いと言いたいわけではなく異業種未経験から自社や受託開発の転職活動は非常にハードルが高く、内定をもらえる可能性はごくわずかであるためです。SESはそれらと比べると内定のハードルが低いのは事実です。SESの中でも現場に体制を組んでいる会社であれば未経験から開発エンジニアになれることは珍しくありません。ぜひ会社をよく調べて転職活動頑張ってください。





20代半ばで異業種未経験からインフラエンジニアを目指す場合



こちらも同様にSES一択です。理由も③と同じです。まずはSESで運用保守から入り、資格取得をしつつ設計構築フェーズに携われるようにしましょう。






新卒カードで自社、受託で開発エンジニアになれたけど給与に不満がある



高還元SESをおすすめします。新卒カードを使わなければ入社が難しい、自社や受託の会社では、しっかりエンジニアとしての経験をさせてくれます。スキルシートも見事な仕上がりになります。ただ、給与はあがりません。年間で数千円の昇給、将来に不安しかないでしょう。どちらかというとSESは、SESの世界で0から経験を踏んでいくというよりかは、他の業態で経験した後にたどり着く業態、というイメージですので、3年以上、自社や受託で経験を積んだら高還元SESへの転職も一つの手段と言えます。







30代でエンジニア経験も十分、スキルもある程度身について、自分が興味がある案件に携わりたい方



こちらも高還元SESでしょう。自分が興味がある案件に入れたとしても驚くくらい給与が減るのであればいまの仕事のままでいい、という方が多いと思いますが、高還元SESであればそこまで大きく現状の給与が崩れることはありませんので(何なら給与UP)、かつ、高還元SESのほとんどは案件自由選択制度をとっており、いまの給与水準を保ったまま自分が興味ある分野に進出できますのでおすすめです。





他にも様々なパターンが考えられますが、よくあるお悩みトップ6(三坂調べ)を書いてみました。その業態のメリットデメリット、という視点で考えるのではなく、自分が置かれた状況に対してどう攻略していくかという視点で転職活動をしてみてください。


僕はどの業態にもメリットデメリットがあり、一概にここが良いとは思っていません。どの業態も素敵です。ほんとです。


ではまた次回。


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