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”サステナブル”なんて表現を、日常生活の中で使うような人とは距離を置きたいと思っている。 なんだか意識高い系の代名詞のように思えるし、お高くとまってる感じで付き合いにくい。 もちろん、当の本人は「かっこつけよう」とかではなく、本心から未来の地球環境のことを考えているのかもしれない。 でも、なんか嫌で、私は好きになれない。 ”社会的持続性”なんて、大仰で、自分には関係のないことだと思っていた。 とても身近なモノとは思えないからだろう。 でも、少し考え方を変
今私は、人生の中で一番「戦争」をリアルに感じています。 太平洋戦争は教科書の中の話。 湾岸戦争のときはまだ子供。 正直中東でのこまごまとした紛争もよくわからない。 (というか中東はずっとどこかで戦争してるイメージ) イラク戦争は最後まで弱い者いじめに見えたし。 なんか戦争って”現実味”がない……。 そんな私が、今までになくリアルに感じられている戦争……それが「ウクライナ戦争」です。 戦争は怖い。 戦争はいや。 戦争ダメ、絶対。 そんな、国が垂れ
※このnoteは作品知識ゼロの人を対象として執筆しています。 なぜ書くのか 先日、『閃光のハサウェイ』を観た。 楽しかった。 まるで子供の頃に戻ったように映像に見入った。 ガンダムにあまり詳しくない自分でも、久しぶりに観るSFアニメにわくわくした。 あまりに興奮したので、翌日もまた観た。 そのあとも4回は観ている。 そうなると当然、元となった作品を知りたくなってくる。 『機動戦士ガンダム』とはなにか? なぜこれほどまで長く愛されているのか? なにが
2時間目-会社をつくろう‐ 先生 それじゃあ、今から二人に社長になってもらおう。 リナ え? ケン なにそれ? 先生 それぞれ好きなジャンルの商売をはじめてみようか。 簿記学習をはじめるのには、勉強用の会社を設立してみるのが一番手っ取り早いからね。 それになにより、自分が社長になるってなんだかワクワクしないか? ケン いいね、おもしろそうじゃん。 先生 いいぞ、ケン! それじゃあ、今から配る紙に「会社名」「資本金」「仕事内容」を記入してくれ。 リナ シ、ホン、
1時間目-簿記はスポーツ‐ 先生 今日から簿記の授業を始めます。よろしく。 リナ よろしくお願いします。 ケン よろしくっす。 先生 さて、簿記というと二人はどういうイメージかな? ケン うーん、なんか小難しそうな感じかな。 リナ 数学とかたくさん使うイメージありますね。 先生 あはは。確かにそういうイメージあるよね。 でもね、意外かもしれないけど、簿記ではほとんど数学は使わないんだ。 実は少しだけ使うんだけど、それも簡単な計算ぐらいで、実際には簿記の勉強は
普通って”誰の普通”ですか? 高校を卒業したら、大学に進学して、 大学でがんがん専門分野を勉強して、 そしてどこかの企業に就職して、 週5で朝から夕方まで働いて、 そんな生活が40年、いや45年。 これが世間一般の”普通”と言われている生活です。 いわゆる”普通の人生”です。 日本人は比較的”普通である”という状態が好きなようで、みんなが右を向いたら右を、左を向いたら左を向くのが『良いこと』とされていますし、逆にみんなと同じことをしなければ「協調性がない
ふと気になったので、 陛下 殿下 閣下 猊下 という呼称(敬称)の違いについて調べてみました。 せっかく調べたので、それぞれの違いについてまとめておきます。 呼ばれる人の立場の違いが重要 それでは結論から、 これらの敬称の違いは、敬意をこめて呼ばれる人の『立場の違い』にあります。 ”社長”とか”係長”とかと本質的には同じです。 この”note”では英語の敬称も含めて紹介します。 陛下-Your Majesty- 『陛下』は”王”への敬称です。 よ
ふと気になったので、 大使館 公使館 領事館 について調べてみました。 せっかく調べたので、それぞれの違いについてまとめておきます。 大事なのは誰が働いているか? 結論から申しますと、これらの違いは『誰が働いているか』という違いでしかありません。 どんな役職の外交官が勤務しているのか? 赴任してきているのが大使なのか、公使なのか、領事なのか? 違いはたったこれだけです。 ”大使”が仕事してるオフィスだから”大使館”と呼んでいるだけ。 これが”領事”の
”ミニマリズム”やそれをモットーに生活する”ミニマリスト”のアイデアはそれ自体が、「物が氾濫する現代社会に生まれた真新しいライフスタイル」と考えられがちだがそれは違う。 物事を可能な限りミニマムに捉えようとするこの価値感は、実は私たちの時代よりもずっと前に存在していたし、それどころか私たち日本人とずっと長い間共存してきた感覚でさえある。 つまり”ミニマリズム”は別にそれほど新鮮な感覚ではないのだ。少なくとも日本人にとっては、真新しいどころか、むしろオールドファッショ
はじめに 2020年を生きる私たちは、”歴史上最も死との距離が遠い時代”を生きている。 低下し続ける乳幼児死亡率 伸び続ける平均寿命 飛躍的な進歩が止まらない医療技術 もはや一過性のブームではなくなってきた健康志向の高まり 殺人事件の急激な減少 少なくとも戦後からはずっと続いている平和 私たちはどんどん死ににくくなっている。 今を生きる私たちと”死”との距離感はどんどん離れていく。 それが今後ずっと縮まることはないように思われる。 しまいには人間の英
本来の”デジタルデトックス”は、一定期間完全にスマホやPCを使用しないことを意味しています。 そうすることで、電子デバイスに由来するストレスを減らして、「より人間らしい自然な時間を取り戻すことができる」というのです。 20年前とは違い、私たちはいついかなるときでもネットにつながっています。あなたがベッドで寝息を立てている時間にも、あなたのスマホはネットにアクセスして情報を取得・更新し続けています。 よく考えてみると、これはちょっとした異常事態です。 今までの長い長
よく「物をなくせばミニマリストになれる」と思い込んでる人の勘違いを耳にします。 私にいわせれば、 「物をなくしたからミニマリストになった」 のではなく、 「ミニマリストになったから物がなくなっていった」 というのが本当のところです。 超消費社会の現代日本で、”物をなくしていく”という行為は、それ自体が一時の出来心でできるような軽い行為ではありません。 強い意志と執着の排除。 私は、このふたつがミニマリストになるための絶対条件だと思っています。 「ああ
テレビをつければ「コロナ、コロナ、そしてコロナ」な今。 日本政府は『緊急事態宣言』を発令・執行できるようにするための法整備に乗り出しました。 さて、『緊急事態宣言』とはどんなものなのでしょうか? 非常事態宣言(緊急事態宣言)とは、簡単に言うと やばいことが起こったから、君たちの人権や権利をすこしの間だけ制限しますよ。 ついでに政府がいつもより強力な権限を持つことにしますね。 というものです。 こういうと、なにか”悪い宣言”のように感じるかもしれません
2020年1月10日。 一大センセーションを巻き起こしたあの『ダウントン・アビー』が、ついに映画となって日本上陸。 先日、こんなニュース記事を目にした。 この作品の名前だけは知っていたものの、なかなか洋ドラには縁のない私は、ドラマ『ダウントン・アビー』を観たことはなかった。 (というか、別にTSUTAYAで借りてまで観る気もなかった) しかし、たまたま偶然に開いたAmazonプライムビデオのページで、このドラマが視聴可能になっているのを知った。 「うーん、見
教育コンサルタントなんて大げさな肩書で活動していると、なにかと「勉強できる人とできない人の違いは何か」を尋ねられることがあります。 同じ時間、同じテキスト、同じスタイルで勉強したとしても、『その結果に違いがありすぎるのが不思議だ』というわけです。 そういう時、たいていの保護者の方は「うちの子は勉強に向いていないのでしょう」と結論を下します。 確かに、勉強すること自体に”向き不向きがある”のは事実でしょう。 でも、私の結論を言わせてもらえば、その差は『熱中度』の差で
リズミカルなテンポに乗せて、かわいらしい子供たちの歌声が聴こえてくる。 昨年は、この子たちの歌声を聴かない日はなかったほどどこに出かけても流れていたし、家でもテレビをつければ聴こえてきた。 ダンスの授業から運動会や文化祭、はては新忘年会の出し物にいたるまで各方面で受け入れられ、アーティストによるカバーもされ、『歌ってみた』やカラオケでもランキングの上位を飾った。 大ヒットを記録した”パプリカ”の話だ。 昨年末には”Foorin team E”による”パプリカ”の