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#37 初日の夜はプレゼン。無力な私にできること 【イングリッシュブートキャンプ】

英語合宿も初日の夜を迎えます。


夜のミッションはグループになってプレゼンテーションを行うというものでした。



私は年上の落ち着きのあるお兄様(40代後半)とペアになりました。

そこにトレーナーがついてあれこれアドバイスをくれます。


ペアになったお兄様はアンラッキーです。

なぜなら相方の私が英語力が低く、戦力にならないから。


プレゼンを行うにあたり

・グループを代表して話すのは誰か

・タイトルは

・内容は

・狙いは

といった創作活動で


私はほとんど力になれませんでした。


多くの時間をお兄様とトレーナーがやりとりをして、

決まりかけた内容について、私に説明してくれます。


私にわかりやすいように噛み砕いて説明してくれます。


私は

・いかにグループを盛り上げられるか

・内容に食いつき、自分なりに精一杯理解する

・共感を態度に表す

・テンション高く応援する

・小さなことでもアイデアを出す

といった自分にできることに専念しました。


結局

プレゼンの構成、創作、発表までをすべてペアのお兄様が行い、

私は応援することに徹しました。


今思うと情けないなと思うのですが、当時のあの瞬間は必死だったので、自分を情けなく思うことはなかったですね。


当時の自分のレベルで、英語だけでのやりとりをよくやったもんだと思います。


初日のプログラムが終わりを迎えます。

宿題付きで。。。


宿題で渡されるプリントには英語がびっしりと書かれています。


「いいか!まずはとにかくゆっくり休め!」

というトレーナーですが、この宿題はなかなか手こずりそうです。


そして初日が終了しました。


ホテルについて宿題に取り掛かります。

電子辞書とGoogle翻訳を駆使して立ち向かいます。


なにやら起業家が従業員を募集していて、2人の候補者のうち片方だけを選ぶという内容です。


ドラクエ5の花嫁選びを思い出しました。


おそらく、、、

どちらを選ぶかは重要ではなく、

なぜその候補者を選んだのか

という自分の意見を英語で堂々と言うことが狙いなのでしょう。



やっとこさ宿題を無理やり終わらせます。


ベッドに横たわり目を閉じると、ヘッドトレーナーの太く響く声が頭の中を駆け巡ります。


不思議な体験をしました。


目を閉じると英単語や英文がどんどん湧き出てきます。

黙っていたり受け身でいることを許されない環境は、文法ルールなど飛び越えてきます。


「明日、参加者に会ったら何を話しかけようか」など色々考えているうちに入眠。


5時間は眠れたかなと思います。

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