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カードを集めるという楽しさは、世代を超えて。

4歳の娘は、アイカツプラネットというカードゲームにハマっている。よく行くスーパーのゲームコーナーにあるこのゲーム。もう最近はこのスーパーしか行っていない(笑)。1回200円でカード(スイング)が1枚出て、ゲームが始まる。

なかなか恥ずかしい話だが、社会人の頃、アイカツとプリパラのゲームにハマっていた(笑)。私がやっていた頃はアイカツも、服(コーディネート)を集めるゲームだったが、最近は違うようだ。タイプがあって、3枚カードを差し、レベルが高いほど強く、勝てるような仕組みになっている。

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カードもなんか高級で、普通の紙ではない。透明なアクリル製みたいな感じ。とにかく、娘はまだ1回しかできないものだと思っていて、ゲームの前に出るカードにワクワクしている。私もワクワクする。レベルの高いカードが出たら喜ぶ。(…いや、私の方が喜んでいるかもしれない。笑)

自宅に帰ると、娘はおばあちゃんにカードを自慢する。そして私が、レベルの高いカードを貰おうとすると、

「えぇ、ママそれ以外のカードは嫌いなの?私はこれとこれとこれと…(全部選んで)好きだよ!」

そうかぁ。レベルやキラキラしているカードにこだわってちゃダメだよね。こりゃ娘にやられたわ。

◇◇◇

娘のおもちゃ箱に、ポケモンのカードが入っていた。娘は、それも気に入って広げて見ている。私が子供の頃のカードだ。昔の実家を壊す前に、拾ってきたんだった。

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たぶん、あの頃はこのカードはガチャガチャで5枚100円だったんだろう。もう中学生だったくせに、他の女子はきっとポケモンなんかしてなくて、私だけがこっそりスーパーでやって楽しんでいた。そんなカードだけど、今娘が見ていると思うと嬉しい。同じカードを共有できる日が来たなんて。

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子どもが好きな遊びは、YouTubeやタブレットで見たりするものも増えた。スマホのゲーム上でカードを集めるゲームもある。その中で、紙のカードを集めて楽しむ、ということは今も残っている。紙媒体が時代と共に少なくなっているが、カードだけはずっと紙媒体であってほしい。あのカードが出てくるときのワクワク感と、カードを集めた分厚さの幸福感は、電子媒体では体験できないと思う。親の視点からは、片付けに少々手間取ってしまうけど(笑)。

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