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将来のことは考えない [今を生きるために]

"10年後どころか明日のこともわからない"

こんにちは、カズマです。

今年も残すところあと2週間程度となりました。

今回は将来のことを考えすぎない方がいい件について僕が思ったことをありのまま綴ろうと思います。


1 先のことなんて誰も予測できない

突然ですが皆さん、先のことって予測できますか?

今回のコロナの件もそうですし、2020年は誰もが想像できない事態になってしまいました。

その影響で倒産した企業やお店だったり、将来の展望が見えなくなるといった不安が募る一方で希望を見いだせなくなり、最終的に自らを殺めてしまう方々も多く出ているかと存じます。

よく小中高で将来の夢や職業は何になりたいかみたいなことを作文等で書かされるかもしれませんが、人は時間とともに考え方や価値観はどんどん変わっていきます。僕もそうです。

恐らく10代の頃に描いた夢を実現できた方はかなり少数ではないでしょうか。

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新卒や中途なんでもそうですが、会社の面接を受けるとなった際「将来は何を実現したいですか」「弊社で何ができますか」「あなたの個性はなんですか」などなど、様々な質問が出てくると思いますが、誰もそんなのわからないですよね。

(ましてや「あなたの個性はなんですか」という質問なんて、先の学校教育では「周りの生徒に合わせなさい」だったり協調性がどうのこうのと押し付けられ、全くといっていいくらい個性が尊重されない中で過ごすことを強いられるわけですので、その後に「あなたの個性はなんですか」と聞かれても困りますよね。そう考えると日本の教育と現代社会がいかに足並みを揃えてないかが十分に伺えます)


逆に「御社で働くことで何かメリットありますか」「絶対倒産しないと言い切れるのでしょうか? もしよろしければその理由を聞かせてもらってもいいですか?」て聞きたいくらいです。それこそ企業側だって10年後どころか1年後倒産するという結末なんて全く予測できないことが殆どなのではないでしょうか。

よって全然好きでもないことや精神をすり減らすようなことに時間とエネルギーを注ぐよりも、自分自身を注視する方がいいんじゃないかと僕はそう思います。


2 考えすぎると病みます

これは僕自身が実際感じたことなんですが、先のことを深刻に考えすぎるとホンマに病みます。※特に今年10月は酷かった・・・


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僕はかつて海外を旅してました。今年1月下旬に一時帰国し、2月か3月中に再度オーストラリアへ行く予定だったのですがコロナが流行った影響で断念せざるを得ませんでした。

4月には1ヶ月間だけ短期バイトをするも元々海外を旅することしか考えてなかったことや、先の見通しがつかない状況に対し物凄いストレスを感じてました。※これについては他の方々も同様かと・・・

その後つなぎとして働けるところがないか色々探してはいたんですが、コロナの影響もありますし以前と比べて求人数が減ってきてるなって思いましたね。


個人的に感じたのは周りの人々との価値観の相違や、諸外国と比べて日本の閉鎖的・排他的な社会というものを目の当たりにしたこともあり、

9月、とある会社に契約社員として入ったんですが僅か2週間程度で退職したことも重なり、心身ともに疲弊していくのを実感しました。


10月はホントに何も考えられませんでした。

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来年再来年のことを考えるとどんどん気が沈むのを感じましたし、物凄く自分を責め続けることが多かったです。寝てる時も目をつぶると過去の辛い出来事や惨めな思いをしたこと、そして新たに入った会社で全くといっていいくらい上手くいかなかった自分の情けなさにガッカリしたことが原因で自己肯定感が失われていくのをダイレクトに感じたわけなんですが、

今思えば働き方や生き方というものは他に沢山あるわけで、何も一つのことで上手くいかなかったからといって自分で自分を全否定するのは余りにも許容が無さすぎるんじゃないかなって後々思ったんです。


過去に樹木希林さんの著作を読んだことがあるんですが、読みすすめる度に希林さん自身が如何に大変な思いをしたか、その中で極力心身をすり減らさないための考え方について話している部分を読んで自分も見習った方がよさそうだなと感じたわけなんですよね。

他にはYoutubeでバカイト君というYoutuberがいらっしゃるんですが、外国人の友人と一緒に買い物や旅行に行ったり、過去にバックパッカーとして北米とEU圏を旅した男性の動画の中で、特に感銘を受けた動画ありました。

「将来が不安?バカイトを見てみよう」

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これはカイト君がオランダのアムステルダムにて、歩きながら日々感じたことや将来のことを考えても意味がない件についてありのまま話してる動画なんですが、動画内で過去にスペインのマドリードで睡眠薬入りのお酒を飲まされ、翌朝にはスマホと財布・パスポートを盗まれるという海外では致命的といってもいいくらい悲惨なトラブルに巻き込まれたことを話しており、それらの体験を通じて彼はこう述べました。


「あ、わかったぞ。これ将来の事考えても意味ないな」


この動画を見た時僕も同様のことを感じました。10年後どころか明日どうなってるかもわからない、骨折や病気・最悪の場合明日が人生最期の日になってるかもしれない。そうなってくると将来のことを考えても全然意味がないですよね。誰も予測つかないですし、明日も健康でいられる保証なんてどこにも無いわけですので。

それよりも今この瞬間を大切にすることであったり、精一杯楽しむことで幸福度が上がってくるので、3年後こうしたい・5年後こうしたいと思っててもそのとおりには行かないのが人生です。誰だってそうです、僕も去年一昨年海外へ行くことになるなんて当初は想像も付きませんでした。


あと日本に住む人々はお金を溜めることに重きを置いてることが多いかもしれませんが、得たお金をもっと自分自身の投資ということで使ってもいいのではって思うんですよね。もちろんお金を溜めること・沢山持ってた方が安心かもしれません。けど今思えばもっとあらゆる経験を積むために10~20代の頃、もっと色んなことに使えば良かったなと今になって思うことが多々あります。

例として挙げるなら、フィリピンの人達って貯蓄額が少ない人々が大半を占めているという話を聞いたことがあります。

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働いて得た給料は月2回の全て手渡しで、何故手渡しなのかというと彼らは銀行口座を保有しておらず、振込先がないため全て手渡しだそうです。

そしてその時得たお金はその月の間に使いきってしまうパターンが多い。もちろん全員が全員ではありませんが、フィリピンの人達に共通するのは、先のことを考えすぎない・今を生きるポジティブ思考が大きいのではないかなって僕はなんとなくそんな気がします。

サクッと反省して、後悔はしない。「よし、今日からまた楽しく生きていこう」


よって考えすぎはガチで体に悪いですし、うつ病や適応障害・PTSDといった精神疾患を抱えてしまうことに成りかねないですし、そうなってくると本当に何も感じなくなってしまいます。恐ろしいですよね。


学校や職場で休みの日何してるのと聞かれて、答える度に何故かダメ出ししたり批判する人達っていますよね。その人達は現状に満足できないでいる心が貧しい人々なので、そのような人達にそう言われたら戦わず、無視してください。又は「プライバシーです」と答えればそれ以上は突っ込んできません。プライバシーに突っ込む方が悪いです。

先のことを考え過ぎても切りがないので、今自分にできることや今自分自身が関心のあるものに触れてみる、今この瞬間を楽しむ、そうすることで小さな喜びを見出せるようになり、それが自身の幸せへと除々に変わっていくんじゃないかなと僕はそう考えます。

とはいえ今この記事を書いてる自分自身もこの後何をしようか、明日どうするかも全然決まってないわけですが、その時に考えればいいかっていう感じであまりネガティブに考えないようにしています。
※想像つかないかもしれませんが、昔の自分はすこぶるネガティブでした・・・


美味しいご飯を食べに行く・映画を見る・自転車で遠出する・ゲームをする、なんでもいいです。何をしてる時が楽しいか、どんな時がご自身にとって幸せなのか、一度自分自身を見つめ直す機会を設けてみたはいかがでしょうか。

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最期までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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Thank you for reading this to the end.
I hope you enjoy your life.
Have a good day.

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