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ヒッチハイクでミラノまで イタリア 7/13【ヨーロッパ横断旅】

イタリア北部の街コモで野宿するも、全然寝れんかった。

ベンチで寝てたせいか、

体中バッキバキで背中や腰がしんどかった。

近くにある給水スポットで手洗いとうがい、顔を入念に洗った。

3日間野宿だったので、体中汗まみれでベトベト。

特に首周りがかゆい。


しかしそんなことを言ってる場合ではない。

とりあえず朝飯を食べるべく、食パンに蜂蜜を塗って食べた。


朝七時

周囲を見渡すとランニングをしてる人や犬の散歩など、

少なからず通行人を見かける。

近くに給水スポットがあるので、

大抵の人は喉を潤すべく、天然の水を飲みに来る。

この辺は治安が安定してるというか、大都市と比べてあまりピリピリしてる感じがしない。

寧ろその方がかえって過ごしやすい。

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寝袋をしまい込み、

出発する準備を整えた。

ここから歩いて20分、

グーグルマップで見た感じではヒッチハイクするのに良さそうな道路があったので、そこまで歩いていった。


ホワイトボードに行き先を書き、

スタート。

待つこと30分


1台の車が停まった。

車で10分行った先のところで降ろしてもらったけど、

それでも十分ありがたい。

フェイスブックを交換したけど、

最後写真撮るのを忘れた。

気さくな感じのイタリア人男性で、とても話しやすかった。


近くにスーパーがあったので、

イタリアの生活用品や食料品等の物価をチェック。

まぁスイスと比べたら若干安いっていう感じかな。

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スーパーを出て、大通り付近で再度ヒッチハイク開始。

待つこと40分弱

2台目が来た!


サウジアラビアから移住したという男性で、

イタリアの永住権を得るのにものすごく苦労したとのこと。

EU圏内だとどこも移住にいたるまでのプロセスはかなり厳しいでしょうし、

仮にビザを獲得したとしても、そこからがスタートなので、

生活の基盤を築き上げるのにどれだけの年数と労力・金銭負担がかかるのか、それこそ雇用主との信頼であったり、住居やその他あらゆる面での繋がりがあって初めて得られる滞在査証・権利なので、

そこに至るまでの間、本人の頑張りもそうだけど何よりメンタルが持つかどうか、想像しただけでも凄まじく厳しい道のりなのではないかとボクはそう思った。

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今日1台目の方と同様、

とても優しい方だった。

ここからは電車で行ったほうがいいと言われ、

駅で降ろしてもらった。


電車で行くべきなんかなと思い、

駅の切符売り場へ行ってみたものの、

誰もいない。

というか機械が動いてるのか動いてないのか、

何だかよくわからなかったので

当初の予定どおり、

ヒッチハイクを続けることにした。

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やはりどうしてもミラノまではヒッチハイクで行きたい。

途中でやめたくないという思いがあったので、

歩いて40分くらい行った先のインターチェンジ付近で

ヒッチハイクを行うことにした。

グーグルマップで現在地から目的の場所まで

車で通る場合、どの辺を通るのかなど、

色々推測をしていく中、この辺がいいんじゃないかと

その都度直感で選ぶようにしてる。

反対車線や明らかに逆方向でやるよりも、

ある程度ドライバーが向かうであろう道を選んでやったほうが効率がいい。


それでも停まってくれるかどうかはその時の運次第。

果たして何時間かかるのか、再度ヒッチを開始。

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時刻は12時、

日差しは増していく一方なので、

都度日陰に入って休みつつ、ヒッチを行った。


待つこと1時間半、

ようやく3台目の車が停まった!

正直不安だった。


ミラノまで来るまで40分、

中々手応えがなかったので内心ドキドキしてたけど

なんとか停まってくれた。

3台目の方は偶然ミラノに住んでるイタリア人男性。

同じ道のりということもあり、一緒に乗せてもらえることになった。


男性いわく、近年物価はどんどん上がっていて且つガソリン代もかなり跳ね上がったとのこと。

生活費の負担が増す一方で、この苦しい現状がいつまで続くのかは全く検討もつかないのだという。

日本もそうだけど、イタリアを含むEU各国もまた苦しい現状を抱えてるのだということを改めて実感した。

ネットの情報だけでは中々知ることの出来ないものはたくさんあるので、

あらゆる情報が飛び交う中、現地に住む人々から直接聞くのが一番いいなと感じた。

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Flixbusの停留所まで送ってくれた。

ここまで乗せてくれたスイスとイタリアの人々にはホンマに感謝でしかない。

本来なら出会うことのなかった人々と会い、知ることのない情報やその地の文化や近隣諸国の現状なども色々聞かせてもらって、今振り返ればめちゃめちゃいい経験になったと思う。


ミラノからヴェネツィアの隣町にあるメストレ行きのバスが格安料金で売ってたので、即ネットで手配した。

14時半発のバスに乗り、ミラノをあとにした。

ミラノは3年前に来たことがあり、

且つミラノは宿泊費が高かったので今回はスルーすることにした。

これから行くヴェネツィアも同様、3年前に来たことはあるけど

Youtubeをやってることもあり、せっかくだから現地で撮影したいなと思い、今回2度目のヴェネツィアへ行くことにした。


個人的にヴェネツィアはかなり気に入っていて、

今回の旅で再訪するか否か迷ってたけど、結果的には来て良かった。

これについては次回の記事で話します。


次回、2度目のヴェネツィア

ご期待ください。



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