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夫婦関係

夫婦関係はそれぞれいろいろありますよね。何もない夫婦なんてきっといないのだと思います。だってその問題を学ぶためにそのパートナーを選んで一緒になっているのだから。

もれなく私たち夫婦もそうです。そして今も一緒にいるのでまだまだ学ぶことがたくさんありそうです。

私たちの夫婦関係は息子が1歳を迎えた頃に崩壊しました。

今思えば小さな予兆はたくさんありました。私も夫もイライラすることが増え、いつの日か夫の機嫌を毎日気にしていました。

些細なことから発展した喧嘩の最中、夫がインフルエンザになり実家に帰ったことをきっかけに夫婦関係が一気に崩れていきました。

一週間くらいで戻ってくるだろう、、、お互い頭を冷やすいい機会だ、、、と私は軽く考えていました。

ところが、連絡が全くなかったんです。私のことはともかく息子がどんな様子か聞く事もありませんでした。

一週間過ぎても帰ってくる連絡もないので私から連絡をしました。その時、喧嘩のことについて私はこんなところを反省した、、、など思ったことを伝え、ごめんね、、、と言いました。夫も何かそのことについて言ってくるかと思いきや、何も言ってこなかったんです。

返ってきた言葉は「別に、離れている間何も考えていない。」でした。

私は、私や息子のことを蔑ろにされたようで本当にショックでした。そして怒りも湧きました。

何も考えてないってどういうこと!!??(当然相手もあやまってくると思っていたんでしょうね。笑)

妊娠中の検診に欠かさず一緒に来てくれた夫。産後、親に頼れない私を育休を取ってを全力でサポートしてくれた夫。結婚式で泣きながら私と一緒になれて良かったと言っていた夫。。。。

あんなに優しかった夫は一体どこに行っちゃったの、、、?

もうそこから泣いて泣いて泣きまくりました。

夫は、私が何をどう言っても抜け殻のようになってしまい家族に目を向けてくれなくなってしまったのです。

その時の私は、なんで!?どうして!?で頭がいっぱいでした。

何を聞いても、何を言ってものれんに腕押し状態の夫、、、まともな話し合いは出来ませんでした。

結局家に帰ってきたのは2週間後。帰ってきても夫は朝早く出て行って終電で帰ってくるような毎日。「おはよう」や「おやすみ」のあいさつを交わすこともできなくなっていました。

どんな扱いをされても朝ごはんと夕ご飯はちゃんと準備したり、今まで以上に家の事をやりました。私は少しでも関係を良くしたいと必死でした。

自分の改善できるところをいくら頑張っても、状況は変わらず、周りに助けを求めました。義理家族、夫と共通の知人、ママ友、父、母、、、お金を出して話を聞いてもらう所にも行った。

何か答えを見つけ出したくて、現状を変えるヒントはないか必死だった。色んな人に話を聞いてもらっても、現実は何も変わらなかった。(当たり前なんだけどね)

義理家族含め話し合いをした時、そんな状況の中でも夫は無気力状態で何を言っても、「そうなの?」「だったらそうかもね。」「わからない。」など他人事のような口ぶりだった。そんな夫を見た義父は「もう、あいつは父親としてダメかもしれない、、、。」と私に言ったくらいだった。

もういよいよ離婚かもしれない思った。話しても話しても、話が通じない相手とやっていける気がしなかった。

これは、あくまでも当時の私から見た目線で書いています。当時の夫は夫で思うことがたくさんあって、だけどそれをどう表現していいかわからなくて苦しかったんだと思います。というか、何に自分が苦しんでいるのかも、何を表現したいのかもわからない状態だったように思います。

今となってわかることですが、私も夫も「本当の自分の事を認められない」「自分の事をよく分かっていない、分かろうともしない」同士だったんですよね、、、。

今まで「結婚」って幸せな家族を築くことが目的だと思っていました。

だけど今は、「結婚」とは「自分を知る」が本当の目的なのではないか、、、と思うようになりました。「他人」がいないと自分を知ることはできません。「他人」がいることで発見する自分がいます。

むしろ、「外的要因」がないと自分を知ることは不可能なんじゃないかな、、、って思うんです。

もし、この世に自分しか存在しないとしたら、、、、。

あのおいしい食べ物を作ってくれる人も、癒してくれる自然も、愛おしいあの人も、そして、なんかイライラするあの人さえも、存在しなかったら、、、、。

自分にとっての「好き」も「嫌い」も存在しないと思いませんか?

「他人」と密接に関わらざるおえない状況の究極が「結婚」なんだと思います。子どもが産まれたら尚更です。「外的要因」をもろに毎日受けながら与えながら生活することになりますからね。

私たち夫婦もきっと神様?みたいな存在から、「あなたたちは一緒になって自分自身という存在を勉強しなさい」と言われたのかもしれないですね。

そういう考えになってから、夫婦関係に限らず、何かあった時、たくさんの自分の感情を見つめた先に自分を知ることができるのです。

「私はこれが悲しかった。」「私の望みはこれだった」「私はこれは好きじゃなかった。」

相手を批判したり責めることではなく、ただただ「私は~です。」にフォーカスすることができるのです。

相手の事より、自分を知ることに夢中なんです。これって一見、他人を思いやっていない自己中の様にみえるけど、実はそうじゃない。

自分を知る事って、周りも自分も幸せにする近道なんじゃないかな、、、なんて思います。

あ、また話がそれてしまいましたね。また永遠にだらだら書いてしまいそうなので、この辺で!

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