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この世界に在ることを繋ぎ止めるもの

自分にとって嫌なことがあったとき、
誰かとの関係が悪くなったとき、
自分に嫌気がさしたとき。

自分が居なくなっても問題無いと感じたとき、
むしろ自分が居なくなった方が誰かにとっては良いのではと感じたとき、
自分の存在価値が無いと感じたとき、
この世界に自分の居場所が無いと感じたとき。

こんなことを考えるときは、こんなことだけがループする。
それでも、このループから外れる時がある。

我が子の純粋無垢な笑顔を思い出したとき、
大切な人と楽しく過ごした思い出、
未経験で経験したいこと、
それは美味しいものを食べたいとか、
美しい景色を見てみたいとか、
愛する人、愛してくれる人と出会い、
共に人生を歩んでみるとか。

私が負のループに陥ったとき、
世界との繋がりを断っても良いのかなと考えたとき、
いつもそれは『愛』のように思う。

『愛』に大小は無く、
小さくても、少しでも『愛』の光を感じられたなら、
その光がこの世界と私を繋ぐ道を照らしてくれる。

誰かと繋がるときも、
この世界と繋がるときも、
そこに存在するのは誰かの『愛』のように思う。

誰かを愛し、誰かに愛され、自分を愛する。

幸せなときは当たり前に思うかもしれないが、
暗闇に入ってしまうと探すのが難しくなる。

光の数を増やすか、
とても大きな光に育てる。

そうすれば、どんな暗闇に入っても抜け出せるのだと思う。

自分を助ける光、誰かを助けることができる光、
そんな『愛』の光を誰かに与え、
与えられるように生きていきたい。

・・・。

そんなことを考えながら、
私は今日もなんとか暗闇から抜け出し、
この世界との繋がりを断ち切らず、
電車に揺られて仕事に向かう。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今日もみなさんにとって、良い日でありますように。

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