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写真をシネマに。


こんにちは、kazukame12 の KAZU です。

映画を観ていると、背景に世界観を感じることはないでしょうか?


日常の中で、写真や動画は、スマホがあるから、けっこう多くの人が、撮影した経験があると思います。

でも…

映画ぽくっ…は、ならないですよね。


じゃ〜何が違うのかを考えてみましょう。

スタッフの人数と、予算は…当たり前ですが、桁が違います。

構図は、その空間をどう感じさせるのですが…
シーンで変わるので、これが映画の構図…ってのも無いので、ここはフレキシブルで良いと思います。


僕らが、出来ることは…


「 光をどう感じて、撮るのか 」

「 陰をどう感じて、撮るのか 」



シンプルに、映画のような、光と影をイメージできるか?



そこに、写真をシネマにするカギがあると思います。

もちろん、シネマで使われている道具を使えば、簡単に「映画ぽくっ」出来ると思います。


それは、レンズやフィルターです。

アナモルフィックレンズを使うことが出来る人なら、一気に映画の世界観を作れますが、一般的には、ブラックミストを使用する方が、簡単です。

フィルターをレンズに付けるだけで、写真内の強い光源が、ふわっとします。


これは…見出しの写真の
撮って出しです。
 
今回の写真は全て、六甲ケーブル上の室内です。

素敵なケーブルの駅ですね。


照明などの光が、ふわっとなってますね。

これが、ブラックミストフィルターの効果です。


ま〜

これでも、良いのですが…

目に見える光源があると、その影響を少し強調するのが、ライティングの味付けなのですね。


よく映画では、プラクティカルライト(目に見える光源)をキーライトが不自然にならないように意味をもたせるのですが、被写体がいないので、空間のライティングとして考えると、光源の近くにあるものを少し明るくするのが、ベタでしょうか?



ただ…公共の場所で、ストロボを使うわけにもいかないなので、レタッチをスマホの中でしています。

ライティングを入れたい部分を少し簡単なレタッチで、明るくしました。

これは、レタッチをした写真です。
 
こうすることで、
全体的にリッチな表現になったかと思います。

壁などの、強い光源が影響しそうな部分を少し強調して、両サイドのシャドウ部分を少し引き締めてます。

映画なら、両サイドに黒い布を上から下まで入れて、サイドの壁のバウンス光を切るそうですが…笑
そのイメージでトーンダウンさせました。

(物撮りの大きいバージョンと思えば、光は理解できるでしょう。)


こうすると映像が、味わいと豊かさを感じやすくなる。

僕の肌感覚ですがね。


スナップ感を強くするなら、撮って出しでも…良かったかも知れませんね。

入口側(右側)はバリケードがあったので、画角に入らないようにした分だけ、偏り感は感じるかも知れないので、露出の印象でバランスを…

どうかな?


スナップなので、撮影には制限があるのですが、それも考えながら撮るのも、面白さだと思えば…用意されなくても写真は撮れます。



六甲ケーブル駅
 
邪魔にならないように
お客さんの居ないタイミングで
撮らせてもらいました。

シネマ風な写真は、個人的に好きなので…

もし、リアクションが多ければ、また書いてみようかな?

こういうの…
スキって人、どれくらい居るのだろう?





それでは、良い写真ライフを!








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