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スコアを5打縮める為のフットゴルフマネジメント ~絶対飛距離を知ろう~

~前回の記事はこちら~


~あなたのインサイドキックは、何メートル飛びますか?~

ゴルフは、ラウンド中14本のクラブを持ち歩くことが許されています。クラブの種類については各選手の意思に委ねられている為、14本の内訳は多種多様ですが、99%の選手は一番飛ばせるクラブとしてドライバーを選択し、100%の人がグリーン上で使うクラブとしてパターを選択しているはずです。また、アイアンは、ほとんどのアマチュアゴルファーが10ヤード刻みのセッティングになっているでしょう。このように、ゴルフにおいてはボールを打つクラブにそれぞれ特徴があり、選手はその特徴を理解し、適材適所で使用することが求められるのです。これらの知識は、マネジメントする上でとても重要なことなので、これからゴルフを始めようと思っている人は、まずクラブの種類から覚えることをお薦めします。

では、フットゴルフの場合はどうでしょうか。

フットゴルフは、”利き足”一本で勝負する競技ですから、一本の足で、1mのパットから100m以上のロングキックまでをこなしていなければなりません。ときにはパターのように繊細に、ときにはドライバーのように大胆に、その時々の状況によって、自分の利き足をうまく使いこなさなければならないのです。

ここで重要なのは、あなたのキックは何種類あって、それぞれ何メートル飛ぶのかということです。ゴルフの場合は、クラブ一本一本に特徴がある為、飛ばしたい距離に合わせてクラブを選ぶだけで良かったのですが、フットゴルフは利き足一本しかない為、距離に合わせて自分の感覚をアジャストさせ、適切な飛距離とラインを出さなければなりません。フットゴルフのスコアを縮めたいと考えるのであれば、まずは自分の得意なキックと得意な距離を知ることから始めましょう。


~自分の得意な距離を知る方法~

それではまず、あなたのポテンシャルのチェックです。天然芝の芝生の上で、インサイドキックを蹴ってください。このインサイドキックは、あなたがリラックスして蹴れて、最も真っ直ぐ転がすことのできるインサイドキックにしてください。そして、何も考えず、無心のまま、リラックスしてまっすぐ蹴ることが重要です。蹴ったら、自分が蹴った場所からボールが止まった位置まで、何歩だったか、”歩測”してみてください。これが、あなたが一番得意な、インサイドキックの飛距離の基準になります。このインサイドキックを、仮にインサイドキック①と名付けておきましょう。

では、次に、インサイドキックで思いっきり遠くに飛ばしてみてください。先ほどのインサイドキック①と違うのは、”思いっきり蹴っているかどうか”です。蹴ったら、インサイドキック①のときと同じように、蹴った位置からボールが止まった位置まで”歩測”をして何歩だったか数えてください。これをインサイドキック②と名付けます。インサイドキック②は、”思いっきり蹴る”という基準がある為、①のキックと同様、飛距離が安定します。思いっきり蹴ると飛距離が安定しないという人は、そのキックがキレイに当たっておらず飛距離にバラつきが出ているということなので、それはそれで別の練習をして頂くことになりますが、ここでは「この記事を読んでいる皆さんがきちんと安定した思いっきりのキックを蹴れる」という前提で進めていくことにします。この安定こそが、あなたにとって重要な武器の一つになるのです。

なお、ほとんどの人が、①と②で飛距離が変わってくると思いますが、どうしても同じになってしまう人はそれはそれで構いません。あくまで、皆さんの飛距離を探るテストですので、あまり深いことは気にせず、とにかく試してみてください。

インサイドキックが終わったら、同様にインステップキック、インフロントキック、アウトサイドキックで上記①と②のキックをやってみてください。また、パッティングでトゥーキックを使う人は、助走なしのトゥーキック①と②も計測してみることをお薦めします。

ちなみに、計測した飛距離は、”絶対飛距離”と名付けます。この、絶対飛距離は、皆さんがフットゴルフをプレーする上で重要な拠り所となる大事な数字です。ゴルフに例えるなら、”飛距離違いのクラブを複数本持ったことと同じ”ですので、これを機にしっかりと覚えてください。

なお、私の"絶対飛距離"は以下の通りです。

フットゴルフマネジメント


その他にも、得意なキックがあって実践でも使えるということでしたら、それらのキックの①と②を計測してみるのも良いでしょう。特に、両足で蹴れる方は、左右両方の足で絶対飛距離を測っておくことをお薦めします。私の絶対飛距離は右足のみですが、左足のインフロントキックでは60歩です。また、右足のインサイドでシュート回転がかかるキックも蹴れますが、実践ではあまり使うところがないので今のところ試合で使ったことはありません。このように、あなたの持つキックの種類を洗い出し、その飛距離を認識することで、フットゴルフはぐっと面白くなっていきます。

ちなみに、歩測については、また別の記事で述べたいと思いますが、ラウンド中に目標物までの飛距離を測るのに重要な役目を担いますので、絶対飛距離と同様に自分のモノにして頂きたいところです。


~絶対飛距離を身に付けるドリル~

自分の絶対飛距離が計測できたら、次にこの飛距離を体が覚えるまでひたすらに蹴りまくります。ドリル、と書きましたが、そんな小難しい話ではなく、ただひたすら、計測したキックと同じ条件で同じキックを蹴り続けるだけです。そのキックは、100回蹴れば100回分の飛距離が出るはずですから、その100回を全て歩測して、平均値を出してください。ほとんどの人は、最初に計測した絶対飛距離からわずかながらに差が出ると思いますが、この平均値が、あなたの”本当の絶対飛距離”です。理想を言えば、日を変え、条件(風や天候)を変え、方向を変え、何日も何日も繰り返して平均値をとることで、あなたの絶対飛距離はより精度の高いモノになっていきますので、続けられる人はできる限り続けてください。

ちなみに、風上と風下、のぼりとくだり、芝生の順目と逆目でも微妙に飛距離が違ってきますので、そのあたりも踏まえられるようになると、更に”絶対飛距離”の精度は高まります。ライを体感し、対応するドリルはまた別の記事でまとめようと思いますが、絶対飛距離はライの状態によっても変わってきますので、新しい知識を得た後には必ず、自分の絶対飛距離を上書きしていく意識が重要です。


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