小笠原和葉(おがさわらかずは)

ボディーワーカー/代替医療から現代医学まで幅広く学術・臨床研究を深め新しい健康観「健康…

小笠原和葉(おがさわらかずは)

ボディーワーカー/代替医療から現代医学まで幅広く学術・臨床研究を深め新しい健康観「健康3.0」を探求しています。宇宙物理学→ボディワーカー→医学部大学院研究生という謎キャリアを熟成中 https://bodysanctuary.jp/

マガジン

  • 身体性コラム

    身体性に関するコラム集です。 無料でお読みいただけます。

  • オガサワラカズハ研究生活応援マガジン

    ボディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生生活を初めてしまいました。研究生活を応援するよ!という方はぜひお読みくださいませ。研究生活の日々をシェアします。

  • アリゾナ解剖学実習日記

    2017年、アメリカ・アリゾナで参加させていただいた解剖学実習の記録です。

  • 身体性にくつろぐラジオ

    • 3本

    ボディワーカーとコーチという対人支援の現場にいる3人が、体の『感覚』を次々と言語化してみたり、体験してみるマニアックなラジオ番組を共有しているマガジンです。毎回ワンテーマで、10分で強制終了いたします。毎回ハラハラドキドキ💓 🪐💎話し手紹介🌝🦮 小笠原和葉 宇宙物理学→エンジニア→ボディワーカー→医学部大学院研究生という謎キャリアを熟成中。「しあわせとは一体どんな”状態”なのか」がリサーチクエスチョンです。 能瀬良子 中国在住。CPCC /PCC、自然経営、パーパスの活用に果てしない可能性を見て、場づくりやワークショップなどで活動中。 藤田美紀 目に見えている自分と見えていない自分/過去・現在・未来/心と身体 あなたのすべてを有機的につなげるお手伝いをしています。CPCC・PCC 国際コーチング連盟認定プロコーチ 。ただ今クラニオバイオを探求中。犬が好き。

  • オフィスヘルス研究会

    • 17本

    オフィスにおける「健康」とは、ビジネスパーソンとしての「健康」とは、をプロの視点で研究しています。ジャンルの異なるボディワーカー3人による「オフィスヘルス」の研究記事です。私たちの投稿が役にたってくれたらうれしいです。

最近の記事

静寂の音に包まれる

「あたり一面、死のような静寂に包まれている。 しかし、すぐにでも飛び出す準備が出来ている非常に豊かな音が 宇宙全体には潜在していて、ただ重力から命令が届くのを待っていた。 ある意味、宇宙は静寂の音に包まれていたが、 その静寂は非常に豊かで、 その中には将来生まれるすべての音がすでに存在していたのだ。」 マーク・ウィットル(天文学者) 私たちの身体は、この静寂の音をきっと知っている。 身体に耳を傾ければ、この音に繋がれるのかも知れないね。 ※写真は、2024年4月9日

    • 失ってなんていない

      緩めればいいってもんじゃないし 鍛えればいいってもんでもない。 ​ 刻々と変わる その時の「ちょうどいいところ」に 最適化していけるセンスと力。 ​ で、それは動物としてもともと 持っている機能なのだから どこかに探しに行く必要はない。 ​ 私たちが気をつけることは その元々持っているチカラが働こうとするのを いかに 「阻害しないか(じゃましないでいられるか)」 という このことに尽きる! ​ 自分がそれをもしかして失っているのではないか? という勘違いを正して 失ってなんか

      • 子育ては、とりあえず子供をばかみたいにかわいがっとくのが最強だ。

        トラウマ療法2日間のトレーニングに出て、 昨日は心理士ひろさんと、嵐の中みなとみらいでこってり話して、 色々思うところがありすぎた3日。 ​ で、今思っているのは「教育」のことだ。 ​ 私もムスメが中学一年の年度末に差し掛かっていて、 なんてことない公立校の中1の周りでも 受験に向かってなんとなくざわつき始めている。 ​ ​ 親は、子供の将来の「安泰」のために良かれと思って、 勉強させたり、「良い」学校に入れたりしようとすることに エネルギーを注ぐ。 それは多くの場合、愛であ

        • 無意識の、そして無自覚な、防衛反応

          昨日の霊気のお話あたりから、 癒やしは人と人の「間」に起こるのだよなあと、つらつらと一晩考えていた。 ​ しかし私たちが傷つき緊張を強いられるのもまた、 人と人の間のことだ。 ​ 野生動物は、 一日中、捕食者の影にセンサーを張って 人間よりよほどリアルな命の危機にさらされているが、 いつも誰かに命を狙われていることを気に病んで心と身体を閉ざしたりはしない。 ​ 仲間の存在や、太陽の光や、草の匂いや、季節の気配もまた 捕食者の影と同様にリアルで、 自己をそこから切り離されたも

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        記事

          エネルギー医学研究会の発表で考えた、ヒーリングについての考察

          数年前からホリスティック医学協会の、エネルギー医学研究会に所属(?)しており、定期的に何か発表などさせていただいているのですが、2/3に開催された 各種療法におけるエネルギー連続講座の第3回「ヒーリングにおけるエネルギー観」がめーちゃーくーちゃ面白かったので感激しました。 ​ 登壇者は前半が「ヒーリングタッチにおけるエネルギー」ということでNPO法人日本ヒーリングタッチ協会会長の戸田 美紀さん、 後半が「直傳靈氣におけるエネルギー」についてNPO法人国際直傳靈氣協会名誉理事長

          エネルギー医学研究会の発表で考えた、ヒーリングについての考察

          またnoteを書き始めます&近況

          こちらに投稿するのはお知らせばかりになって久しい中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 書いていないのにじわじわとフォローの通知が来るのに心痛めておりましたが、思うところあってまたこちらでの投稿を再開しようと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 近況1:大学院での研究 近況としましては、 大学院研究性をやっていた東北大学医学部の指導教官が9月に急逝され、途方に暮れつつ、別の研究室に移って医学研究を続けるか、ここで医学の世界とはお別れするかの岐路に立っております。

          またnoteを書き始めます&近況

          【身体と人生の旅<実践編>募集開始のおしらせ】

          ​ 「受講」から「参加」へ。 昨年実施した「身体と人生の旅」8回のシリーズを、2つのテーマで復習しながら、参加者の方が具体的にお持ちの課題や問題意識についてディスカッションしながら、それぞれの人生に”使える”ように、体感ワークや トレーニング的な要素も取り入れながら深めていく全3回の少人数のクラスです。 ​ 身体と人生の旅受講者を想定していますが、未受講の方も参加いただけます。 8回受講者の方にはこれまでのアーカイブを、期間中開放し無料視聴いただけます。 ​↓昨年(202

          【身体と人生の旅<実践編>募集開始のおしらせ】

          脳と人間科学『社会塾』/2023年度募集開始

          ​2022年度に初開催された「社会塾」も大好評のうちに残すところあと一コマとなりました。 ▼昨年の募集の様子はこちら。(最近お知らせしか書いてなくてすいません) 来年度も開催が決定いたしましたのでお知らせいたします。 東北大学教授の目黒謙一先生による、一年間の基礎医学講座です。 医学・生命科学についてしっかり学びながら、単なる教科書的な学びにとどまらず 社会学、文学、哲学、時には小説や映画・芸術を参照しながら、 参加者とのディスカッションを交えて生きた学びを身体化する

          脳と人間科学『社会塾』/2023年度募集開始

          【7/29スタート】身体と人生の旅〜身体性・ソマティック入門

          研究にかまけてしばらく講座をやっておりませんでしたが、改めてボディーワーク・ソマティックの立ち位置と意味についても個人的に見直していました。身体の仕事が次々とアウトソースされ、バーチャル空間に様々な機能が移行される時代において「身体」とは?そして「身体とともに生きる」とは? そんなことを幅広い領域から見つめ直してみようと思います。今までのどの講座とも全く違った組み立てになります。必死に準備しております! すでに50名以上の方がお申し込みくださっているのを知ってワタクシもにわか

          【7/29スタート】身体と人生の旅〜身体性・ソマティック入門

          ショックを受けているあなたに(もちろんわたしにも)

          (※この投稿は、7/8にFBに投稿した内容を転載しています) こんな日に何かを書こうか、書くまいか、​ ニュースに触れて以来ずっと迷っていました。​ ​ 何かを発信したくなる、職業アイデンティティを使いたくなる、​ 誰かの役に立ちたくなる、そのことを使って人と結びつきたくなる、​ その心自体が、ショックを受けた心の「症状」であり、​ 活性している自分の神経も感じています。​ ​ 今日のニュースに、日本中の神経という神経が活性しています。​ 傷つき興奮した神経は、いろいろな感

          ショックを受けているあなたに(もちろんわたしにも)

          【かもん】5/28&29 奥多摩でリトリート!

          脳みそばっかり使って、身体に全然エネルギーが流れていないことにヤバさを感じているアナタ。 はい、そこのあなた! 来週末(5/28&29)ですが、一泊二日のリトリート@奥多摩はいかが?? 心と身体のつながりを取り戻そう。身体ワークのファシリテートとソマティックのお話します。 ​ 焚き火もあるって。​ サウナもあるって。​ マクロビオティックのお食事もあるって。​(普通のお食事もあるよ)​ わたしは娘っ子と参加。 ご家族連れもありだって。​ ​ このコロナ禍で、​ 「

          【かもん】5/28&29 奥多摩でリトリート!

          3/26〜『エッセンスオブ・クラニオ〜身体のインテリジェンス』

          身体の中にいる「もう一人の自分」を感じたことはあるでしょうか。​ 日常に追われ、よろこび、悲しみ、​名前を持ち、属性と役割を持つ自分とは”別の層”にいる、​生き生きとしたいのちの流れとしての自分を。​​ 施術者として約20年。​ 多くの人が、その流れに内側から触れた時​人生が大きく変わるさまを見て来ました。​​ ボディーワークで、クライアントが自らその流れに​触れることをサポートする時、​驚くべきことに、 ​「何もしない」​ ことが一番クライアントを助けるという結

          3/26〜『エッセンスオブ・クラニオ〜身体のインテリジェンス』

          脳と人間科学「社会塾」第1期生募集

          わたしが研究生として今毎週通っている東北大学、未来科学技術共同センターの目黒先生が、なんと、東京で!基礎医学と神経科学(脳科学)の講座をやってくださることになりました。 一年間のガッチリしたプログラムです。 ちゃんとしたサイエンスに基づいた人間のシステム全体に関する学びをしたい、 でも小笠原のように仙台に通って研究生になるヒマはない、 というそこのアナタ。 ちまたに流れる「脳科学的にはなんちゃらです」にイマイチ薄っぺらさを感じるそこのアナタ。 自律神経、とか、脳科学、と

          脳と人間科学「社会塾」第1期生募集

          今夜20時、ZOOMでつながる会をやりますよー

          ざわざわしますね。​ ニュースを見るたびに、いろいろ思うこと、ありますね。​ みなさんも、いろんな思いを、​こころに、カラダに、抱えているのではないでしょうか。​(そうじゃなくても全然構わないけど)​ ​ SE®トラウマ療法のトレーニングで札幌に通っていたとき、​期間中にちょうど広島の原爆忌の日があって、​ブラジルから来たアメリカ人の講師ラエル先生が、​ とおっしゃって、​ボディーワーカーとしての経験を通して、​わたしはほんとうにそれを真実だと感じています。​ ​まず

          今夜20時、ZOOMでつながる会をやりますよー

          【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day5】

          ちょっと間が空きました。 いよいよ最終日! 自分がやっているワーク的にも、個人の興味としても中枢神経系がいちばん解剖で見てみたいエリアだった私にとっては最終日はハイライトでした。 しかし、5日の解剖プログラムはすべて自分たちの手で手順に従って解剖していくためスケジュール的に押せ押せで、「ほんとうに中枢神経まで行けるのだろうか」と最後まで気が抜けず…。その分、まずは隣のテーブルのご献体で頭蓋骨を開けて脳を取り出し、頭蓋底、膜組織、脳神経が、まるでネッターの解剖学の本を見ている

          【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day5】

          【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day4】

          折り返すと残りはあっという間。 4日目の記録。3日目〜4日目はせっせと内臓。そしていよいよ深部へ。 リアルな話ですが、内臓の解剖が始まると、いよいよ匂いとの戦いになってきます・・。解剖実習で辛かったことといえばわたしはやっぱり、体力よりも気力よりもこの匂いが辛かった。ホルマリン固定のご検体を解剖された方はホルマリン臭が鼻について離れないとおっしゃることが多いですが、私達が経験した冷凍のご検体はそれとは違う匂いでした。ほぼすべての服を捨ててきました💦 そんな中のランチタイム!

          【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day4】