人事は事実と論拠を示す
人事の手段について、みなさんと考えてきました。
人事は未来の打ち手を創る、という三番目の手段に大きく関わるのですが、そのストーリーは'Fact'と'Evidence'に基いていなけれければ誰も賛同してくれずリーダーシップを発揮できません。
人事の仕事で最も重要な手段は「事実と論拠を示す」ことです。
「人事は噂できまんじゃね」
「ボスの一存だし」
「めんどくせー」
と本音では思われた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
とかく人事の領域は、とかく「'Art'の世界」と考えられがちです。
しかし、カイゼンやイノベーション強く求められる「今」の時代においてはその成功確率を高める、または失敗確率を最小化する「'Science'の世界」に人事を変えていくことこそが、勝ちと価値のクリティカルパスです。
人事の'Science'とは、ズバリ「データー」。確率統計的に事実と論拠を以て優先順位を示した上で未来の打ち手を創ることです。
ハードルを上げてしまいましたが、私も数字が得意ではありませんし、人事の多くの方々も、程度の差こそあれ、そのような傾向があると思われます。
とはいえ、シンプルでよいので「人事を数字で語る」逆に言えば「コンテクストで語らない人事」を生活習慣化することからはじめてみることをご提案します。
なぜなら、数字音痴の私でさえも、結果として数字を武器にして、いくつかの変革を実現できた体験があるからです。※ブラッドピット主演の「マネーボール」という映画を見てからなのですが、、、、(笑)
みなさまはいかがお感じになられたでしょうか?
さらに具体的な戦術等はおいおいご紹介させて頂きたいと思います。
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