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留学生はどうやって英語力を身につけるのか。

お久しぶりです、kazです!
NYでは先週の雪からどんどん気温も下がってきており、先日-8℃を記録する絶賛大寒波中です🥶
コロナの影響もあって大学の授業スタート日も2週間先延ばしになり益々することもなくなってきましたが、これを逆手にとってnoteの記事についてもっと考えることにします(笑)何か質問やリクエストがあれば教えてほしいです。

さて、今回は僕の記事をいくつか読んでくれた友人から、「どうやって英語力を身につけたのか」というのを留学生からの視点で教えてほしいという助言をもらったので、それについて僕なりに詳しく伝えていけたらと思います。是非、最後までご覧ください!

前回の記事も載せておくのでこちらも是非。留学や海外に興味なくても面白い内容だと思うのでどうか覗きに行ってください(切実)。

英語の難しさ

僕は、3歳の頃から地元の英会話教室に通っていました。そのおかげで中学や高校のテストでは常に高得点を取れていたし、海外に対する興味がより湧きました。英会話教室に通っていたことは少なくとも今の留学に繋がっていたと思います。留学前はかなり自信があったし「めちゃくちゃ楽しいアメリカ生活が待っている!」くらいに思っていました。しかし、いざこっちに来てみて僕は打ちのめされました。周りの英語についていけないし、挨拶以上の会話ができない。約15年も英語と関わってきたのに自分はこのレベルなのか、と失望したことを強く覚えています。今では、友達と気軽に会話できたり、クラス内で発言するようになったりかなり上達したとは思います。ただ英語を習得した、と思ったことは一度もありません。まだまだできていないこともたくさんあるし完璧には程遠いです。ただ、それは日本語も一緒じゃないですか?日本語でも知らない漢字も語彙もある、それを生涯を通して学んでいくのが人間としての成長だと僕は思います。僕は常に英語を学び続けているし、それが楽しみでもあります。日本人にとって英語をマスターすることが難しいのは当たり前で、それを受け入れることが上達の第一歩だと思います。

4年間を通して分かった英語の学び方

先にも言った通り、僕は日本に居た間かなりの時間を英語の勉強に費やしました。でも、アメリカに来たときは全く喋れなかった。これには大きな要因がありました。いくら英単語や英文でノートを埋めてもいくら単語帳とにらめっこし続けても、『喋る力』と『聴く力』は培われないんです。日本人が学校で学ぶ英語はずばり受験英語。わざわざ難しい単語を覚えて、文法を暗記して英語を理解した気になるんです。僕もそうでした。しかしそれは机の上の紙切れでしか発揮できない英語力。もちろん、そういった勉強は決して無駄になりません。しっかり知識になるしメカニズムを知っておくことに損なんてないので。ただ、英語を『話す』ようになるには『話す』練習をする、『聴く』ようになるには『聴く』練習をするのが一番いいんです。だから一番手っ取り早いのが外国人と会話をする、です。それもいろんな人と。そうすれば、英語の処理能力が上がり経験値が爆上がりします。語彙力なんて勝手に後からついてくるんです、気にしなくていいんです。そして、会話を重ねれば重ねるほど気づくことがあります。相手の外国人は難しい単語をわざわざ使わない。これは、話す相手が日本人だから、というわけではなくて、学校の授業でも店員さんとの会話でも、『受験英語』の勉強で覚えたような単語はほとんど使いません。相手に理解してもらう一番良い英語を話しているんですね。そういう経験を自分が使う英語にアウトプットして磨き上げていく、その繰り返しが英語力のレベルアップに繋がります。

英語は部活とは全く違う!?

ん?どういうこと?って思った方もいると思います。学校のほとんどの部活では、試合に勝つために基礎を練習して、それを応用して、実践する。実践から得た反省点を活かして、また基礎から練習していく。僕は学生時代バスケをしていたので分かりやすくバスケで例えると、毎日シュート練習をして、走り込みをして、筋トレをする。これが基礎。そして、それを踏まえた1対1や試合形式の5対5をする、という応用。そして最後に試合で実践する。これは運動部なら割とどの部も同じだと思います。英語の勉強も同じようにしている方も多いと思います、特に学生は。しかし、英語を学ぶのは部活とは違う。もちろん、間違っているわけでは全くありません。基礎となる語彙を増やして文法をマスターして会話に活かす、という方法でも英語力は伸びます。ただ正直、効率が悪いなあと僕は思います。英語を話せるようになりたいなら、ひたすら実践を繰り返すのが英語上達の一番の近道です。会話という名の『試合』を何度も何度もやり続けるんです。発音の仕方もずっと会話を聞いていれば自然と身に付くし、言葉の選択肢もどんどん広がっていきます。基礎や応用に費やしている時間があるなら、その時間を実践に費やした方が絶対にいいです。しかももし分からない事があったとしても、それを尋ねるのも答えを聞くのも全て英語なので、メリットしかないんです。実践しながら反省点も見つかるという事ですね。

英語力を向上させるコツ

1日のうちに何時間英語を勉強したとしても、次の日に格段と上手くなることは絶対にありません。言語力は長時間の努力で培われると思います。1日1時間でも数十分でもいいから英語と向き合うというコツコツの努力が大事です。上でも述べたように、会話をすることが英語を話せるようになる為の一番の手段です。そのハードルが高いと思う方は、PodcastやYouTubeなどで英語を聴くのもいいと思います。英語で思考する時間が増えれば増えるほど上達も早くなるので、そういう意識で聴くとより効果的かもしれません。あとは、仲の良い外国人の友人を作るのも英語が上達するポイントの1つです。仲がいいほど自ずと会話量も増えていきますからね。少しレベルは高いですが、授業中の発言回数を多くしてみるのも良いかもしれません。より多くの人の前で話すことになるので緊張するかもですが、その分上手く伝えようという意識になる良い機会になります。もっと学問的に言うと、短いイディオムや会話でよく使う言葉を調べて覚えるのが良いかと思います。それは必ず会話に活かせられるので!

留学前にできること

今まで話してきたことは、基本的に海外に来てからできる英語の上達方法だと思います。では、留学前に何しても無駄?決してそんなことありません!留学前に準備できることはたくさんあります。先ほども言ったように、今ではPodcastやYouTube上には無数の英語コンテンツが山ほどあります。それを活用すれば、英語を聴く力を伸ばせます。話すためには、『聴く力』が必要不可欠です。海外に行く前にこの『聴く力』を伸ばしておけば、現地に行ってからでもすぐにその言語に適応できると思います。他にも、今みなさんがご覧になっているように、海外や留学についてようく調べることも大事です。人によって経験が違うので書いてあることも人それぞれ違いがありますが、経験者の話を知っておくことで、より良い勉強の仕方を知る事ができたり、自分の間違っていた勉強法に気づく事ができます。もっと簡単なことで言うと、洋楽を聴く。それも、ラップやバンドより、綺麗な英語を使っているシンガーソングライターや音楽グループがいいです。たくさん聴くことで、英語でよく使う表現などを知る事ができます。最初はEd SheeranやTaylor Swift、Maroon 5などが分かりやすい英語を使っているのでおすすめです!あとは、お風呂やトイレなど一人の時に英語で文章を考える練習をするのもいい手段です。これに慣れておくことで、脳内で英文を構築する時間を短縮でき、会話がスムーズにできるようになると思います。

最後に、、、

いかがだったでしょうか?今回は英語の上達法について詳しく書いてみました。
大切なことはずばり『会話をすること』ですね。僕もまだまだなので大きな顔はできませんが、英語を頑張りたいと思っている方の力に少しでもなれば嬉しいです。是非、切磋琢磨して共に英語力をバンバン上げていきましょう!

ではまた〜👋

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