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旅する雑記帳

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日々思ったことを。
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#note休む

少しだけnote休むひらやま

少しだけnote休むひらやま

ホテルのロビーで、「あと数日でnoteを休むんだよなぁ。」と考えたことがありました。そのときの感覚が忘れられません。

しんと静まりかえった空気
窓に映った落ち着き払った顔
懐かしいような不思議な気分

終わりを意識すると、なぜだか落ち着くことがありました。それは普段終わりのない日々を過ごしているからかもしれません。

何かを終わりにすると、力が湧く。個人として大切にしていることです。それまで使っ

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1日後にnote休むひらやま

1日後にnote休むひらやま

「腹落ち感」というものを大切にしている。

すっとお腹の真ん中あたりで納得できる瞬間がある。その感覚を得たテーマについては、言葉を覚えなくても、すらすらと話せるようなる。体に記憶していることを引き出す感覚が持てるようになる。

人と話しているときも、腹落ち感を探している。そのためにその人に色々な質問を投げかけてしまう。

あらゆる障害がなくなったら何します?
いまの選択の他にはどんな選択肢が?

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2日後にnote休むひらやま

2日後にnote休むひらやま

生き急いでいるように見える人が、たまにいる。そのままの本人では、きっと気づくことができない。



人は速度ではなく、加速度を認識する生き物らしい。

ずっと50kmで走っている人と20-80kmを行ったり来たりする人では、自分の速さに対する感覚が異なる。

生き急いで見える人は、ずっと100kmで走っている人だと思う。周りからみると心配になるくらい速いのに、本人はその速さに気づいていない。

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3日後にnote休むひらやま

3日後にnote休むひらやま

ことあるごとに人に言うことがある。

自分らしさのある楽しさを見つけたい

「自分らしさ」が大切。自分しか理解できなくてもいいけど、自分が理解できなきゃだめだ。

周りには理解されず自分には確かにわかるものを、大切に握りしめてほしい。それはあなたの才能でありセンスだ。

人と話しているときやnoteを読んでいるとき、ずっと意識しているのは、「その人らしさは何か?」ということ。

その人らしさを見つ

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4日後にnote休むひらやま

4日後にnote休むひらやま

1月の冷たい雨の降る夜、誰にも使われていない公衆電話が道端に佇んでいます。飲み会終わりの笑い合う人たちが近くを通り過ぎていきます。



雨の音がすきです。傘を持ち歩かない主義なので、雨の日は基本的に濡れるのですが、「たまには濡れてもいいかな。」と思うようにしています。

cotreeの窓から外を見下ろすと、交差点を歩く人が見えます。大きな道路が重なるcotreeの場所は風水的に「気」が良いらし

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6日後にnote休むひらやま

6日後にnote休むひらやま

誕生日を祝ってもらうことが苦手でした。

たいした者ではない自分なんかが祝ってもらうことに、なんとも言えない感覚になったり、うまく喜べなかったりしました。

こうやって喜ぶといいかな
楽しそうな笑顔はこんな感じかな
相手は笑ってくれているかな

自分よりも相手や周りの反応が気になってしまい、素直に自分のことを思えませんでした。自分自身を認めるために他人の承認など必要ないのに、ついつい誰かからの承認

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7日後にnote休むひらやま

7日後にnote休むひらやま

自分の日常を揺らす問いを持つ癖がある。

いつから未来を予測できると思っていたか。未来はいつも不確実なのに、なんとなくわかるような気がしている。

いつから他人を理解できると思っていたか。他人と自分は圧倒的に異なる存在なのに、なんとなく理解できるような気がしている。

いつから人生は長いものだと思っていたか。明日無事に生きられる保証などどこにもないのに、なんとなく平穏な日々が続くような気がしている

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8日後にnote休むひらやま

8日後にnote休むひらやま

未来のことを考えるとき、いつも人とテクノロジーのことを考える。

積み上げることができるテクノロジーが加速度的に進歩していく中で、人の気持ちや心といった分野は、取り残されてしまっているような感覚がある。

その感覚があったことも、cotreeに参画した理由の一つ。

加速し続ける世界の中で、ふと自分のことを考える時間があってもいい。何者にもならなくていい時間があってもいい。体のメンテナンスと同じよ

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10日後にnote休むひらやま

10日後にnote休むひらやま

朝起きると、君がいない。
いつも隣にいてくれた、君がいない。
窓から青みががった光が入っていた。

少しだけお金を持って、部屋のドアを開けてくぐり抜ける。いく先は決めてないけど、歩きたかった。

いつものカフェに入った。ここには、思い出がこびりつきすぎている。人の最大の発明は忘却なのかもな、と思った。

店員さんと少しだけお喋りして、一番近くの空いている席に座った。ふと君を失ってしまったことに気づ

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