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今週のおかゆ:おかゆをアップデート(2021/02/22〜2021/02/28)

毎朝のおかゆにテーマを決めて、朝粥生活をたのしんでいます。2021年第8週目、今週のテーマは「おかゆをアップデート」!

「リベンジしたいです!」「〇〇に合いそうだと思いました!」といつも言っているくせに、ついつい放置。新しいおかゆにチャレンジしてばかりだったので、放置していた改善の余地と向き合う一週間にしました!

今週いただいた個性豊かな7種類の朝粥をご紹介します!

2月22日(月) 種も絞り汁も一緒にコトコト「梅おろし粥」

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目的:胃腸の養生、二日酔い、発熱時の栄養補給
主な材料:梅干し、大根

もったいないな〜と思っていた、大根おろしの汁をおかゆと一緒に煮込みました!生だと辛味でしかない大根の汁は、火を入れると甘みとコクに変化。いい隠し味になってくれました。

おろしをトッピングするおかゆにおろし汁を一緒に煮込むと、全体に統一感が生まれますね〜。生姜、にんじんなど、ほかの食材でも同じ技が使えそうです!

2月23日(火) お、これはあたらしい「みたらし粥」

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目的:冷え解消、疲労回復、体力回復
主な材料:もち米、みたらし(片栗粉、醤油、みりん、砂糖)

以前、もち米のおかゆ(あっ、おもちの香り!「もち米の白粥」)をつくった時に「お餅やお団子に合うものはなんでも合いそう!」と思っていたので、この日はもち米の白粥の上にみたらしあんをかけてみました。子供も大人もハマりそうなお味に仕上がりました〜…!めちゃうま!

そもそもあんかけ粥っておいしいですからね〜、みたらしあんも最高です。

桜粥、みたらし粥……次は「きなこ黒蜜粥」かな?お餅やお団子、和菓子にも注目して、もち米の甘みを活かせる新たなおかゆを作りたいです!

2月24日(水) 猫並みに癒してくる「蓮の実ゆりね粥」

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目的:乾燥対策、精神安定、美肌
主な材料:蓮の実、ゆりね

大好きなゆりねのおかゆ(ふたつの食感の「ゆりね粥」)をさらにパワーアップ!蓮の実と合わせてリラックス効果を高めました。

系統が似ている具材を合わせたことで、シンプルながらもまとまりのある安定感のあるおかゆに仕上がりました。おいしかったなあ。

2月25日(木) 貝殻をスプーンにして食べる「ムール貝粥」

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目的:貧血対策、アンチエイジング、滋養強壮
主な材料:ムール貝、桜えび、黒胡椒

以前、冷凍の剥き身のムール貝で作ったおかゆがおいしかったので、殻付きのムール貝が手に入ったら絶対に作ろうと決めていました!

貝におかゆをディップして食べる贅沢食べ。

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身からこぼれた貝の旨味をしっかりおかゆがキャッチして、じゅわ〜〜〜っと旨味の広がる絶品粥でした。

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ボイルのムール貝でも相当のおいしさでしたが、生のムール貝で作ったらもっともっとおいしいのでしょうね〜…!海鮮コーナーにも目を光らせて、いつか必ず生ムール貝のおかゆを作りたいです。

2月26日(金) 身体が喜ぶ旨い粥「豚ピータン粥」

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目的:貧血予防、肌荒れ対策、整腸
主な材料:豚肉、ピータン

先週のリベンジ!おかゆに適したピータンを選んで、ピータン粥をつくりました!

しっかり匂いのあるピータン粥は絶品。豚肉とのバランスも絶妙でした。ピータンのピータンらしい匂いもおいしさのうちなのだな〜と改めて感じました。

納豆とか、ブルーチーズとか、言葉では表現の難しいおいしさってありますよね〜。ピータンのおいしさもそういうカテゴリに属していて、「理論や仕組みはわからないけれど身体がおいしいと言っている」という種類のおいしさでした。言葉にしやすいおいしさだけがおいしさではない。……うーん、おもしろい!

2月27日(土) 白玉粉でつくる「호박죽ホバクジュ(韓国風かぼちゃ粥)」

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目的:冷え解消、生活習慣病予防、風邪予防
主な材料:白玉粉、かぼちゃ、砂糖

去年のハロウィーンに作った韓国のかぼちゃ粥をもう一度作りました!

お米を使わず白玉粉で作るおかゆは、スープのようにとろっとろで、具材との絡みも最高でした。とろっとろと、もっちもち。幸せ食感でした〜…!

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前回は松の実をトッピングしましたが、今回は茹でたての白玉をON。(と、思ったらINになってしまいました。沈みゆく白玉……残念…!笑)

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韓国のおかゆは、木の実からお肉、海鮮まで、ほんとうに種類が豊富です。ゴマ、松の実、牛肉、あわび、牡蠣……かぼちゃ以外のおかゆもどんどん試してみたいです!

2月28日(日) お米の香りをたのしむ「炒り米の白粥」

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目的:デトックス、栄養補給、血行促進
主な材料:米(バスマティライス)、スパイス

キチュリというスパイス粥(インドのスパイス粥「キチュリ(khichidi)」)が魔法のようにおいしかったので、その秘密を探ろうとインドのお米のシンプルな白粥を作ってみました。

お米を炒って香りを立たせてから煮込んだことで、お米の持つ特徴が際立ちました。カレーやマトン系と合わせたくなる香りであること、味は甘みがしっかりしていて、後味はさっぱりしていることなど、お米の特徴を把握することができました。他国のお米以外にも、日本米の品種差を感じたい時にも良いかもしれません◎

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色々試してみたところ、今回使ったインド米、バスマティライスには「岩塩&ギー&コリアンダー」が一番おいしいように感じました。クミンもなかなかですが、爽やか系を合わせるのが好みかも。

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じっくりと味わって食べたいときにまた作ろうと思います!おもしろかったです。

まとめ

今週のテーマ「おかゆをアップデート」を通してわかったこと・やりたくなったこと

・おろしをトッピングするおかゆにおろし汁を一緒に煮込むと、全体に統一感が生まる
・お餅やお団子など和菓子に注目して、もち米の甘みを活かせる新たなおかゆを作りたい
・系統が似ている具材を合わせるとシンプルながらもまとまりのある安定感のあるおかゆができる
・生ムール貝のおかゆを作りたい
「理論や仕組みはわからないけれど身体がおいしいと言っている」というおいしさが存在する
・かぼちゃ以外の韓国のおかゆを試してみたい
・お米を炒ってから炊くおかゆは、お米の特徴を把握することができる

念願のおかゆにたくさんチャレンジができて、充実の一週間でした!ただ、ひとつおかゆをつくると、新たなアイディアがどんどんわいてきて。さらにやりたいことが増えました。笑

一番印象的だったのが、ピータン粥を作った時に気づいた「理論や仕組みはわからないけれど身体がおいしいと言っている」というおいしさが存在するということ。なんかわからないけどおいしい、言葉にできないけどおいしい、そういう非言語の領域から湧き出る「うまっ!」みたいな感情は、無理に言葉にしなくて良いのかもしれません。

「あ〜、あるよね、そういうの」とわかってくださる方はきっといらっしゃるでしょうし、「こういう感じじゃない?」と外からヒントをいただけるかもしれないし。

変に言葉で装飾するくらいなら、そのまま「なんかよくわからないけど、めっちゃおいしかったです」という、正直な感想を言える自分でいたいな〜と思いました。(語彙力の低さが垂れ流しになって、ちょっと恥ずかしいんですけどね。笑)


さて、来週のテーマは「素朴なおかゆ」!

シンプルなおかゆこそ、奥が深いなあ〜と思う今日この頃。素朴なおかゆはちょっとした塩の量や、お出汁の種類、具材の切り方でもコロっと味が変わってしまって。穀物が主役のシンプルなおかゆや、具材を絞ったおかゆを、じっくりと作戦を立ててていねいに作りたいと思います。

慌ただしい季節こそ、ゆっくりていねいに過ごす時間を大切にしたいです。

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今週もたくさんの出会いと、たくさんの気づきに感謝です。

ごちそうさまでした!

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