見出し画像

生米からつくる『レモン鶏軟骨粥』のレシピ|レモンが満開!鶏×レモンの王道主役粥

「焼く」が定番の鶏軟骨ですが、鶏軟骨を「煮込む」とと〜ってもおいしいってご存知ですか?

鶏軟骨を煮込むとですね、コリコリ食感はそのままに、鶏軟骨から濃厚な旨味がドバーーーーーッ!おかゆが白濁するほど旨味がしみわたり、とことんとことん隅々まで旨い!

だからこそ、さっぱり系のトッピングを合わせてバランスをとると抜群のおいしさに!

というわけで、今回ご紹介するのは、王道「鶏×レモン」の組み合わせ

画像17

レモンと鶏肉の組み合わせって、どうしてこうもおいしいのかしら……「唐揚げレモン論争」の盛り上がりっぷりからみても、レモンの味変マジックはきっと誰もが認めるパワフルさがあるということですよね。

ちょっぴり食欲がないとき、さっぱりを欲するとき。さっ、『レモン鶏軟骨粥』の出番です。いつかのそんな日のために、ぜひぜひ頭の「いつかつくりたい料理箱」にひっかけておいてください。

レモン鶏軟骨粥、レモン鶏軟骨粥、レモン鶏軟骨粥をよろしくお願いいたします!

文句なしの主役粥『レモン鶏軟骨粥』のレシピ

画像1

鶏軟骨に下味をつけて寝かせる時間:0分 〜 一晩
調理時間:約50分

時間はかかるけれど、放置する時間が多いのでそれほど手間はかかりません。

【 材料 】 お茶碗2杯/どんぶり1杯分

 ▶︎ 生米    1/2合
 ▶︎ 水     750ml
 ▶︎ 鶏軟骨   100g程度
 ▶︎ おろし生姜 小さじ1
 ▶︎ 塩     小さじ1
 ▶︎ レモン   1個
トッピングに
 ▷ 黒胡椒

*鶏軟骨は、丸っこい「ヒザ軟骨」でも、細長い「やげん軟骨」でもOKです。

画像14

*レモンを皮ごと食べる場合、防カビ剤不使用のレモンがおすすめです。

【 作り方 】

①鶏軟骨に塩胡椒(分量外)を揉み込む。可能であれば、冷蔵庫で数十分から一晩寝かせる。

②厚手の鍋によく研いだ米、水気を拭き取った鶏軟骨、おろし生姜、水750mlを入れ中〜強火にかける。

③鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

④さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。フタをして10分蒸らす。輪切りにしたレモンとともに器に盛りつけたら完成!

 【 作り方 (詳細)】

ざっくりとした作り方は「お米と一緒に、下味をつけた鶏軟骨&おろし生姜をコトコト煮込んで、レモンを添える」です。鶏軟骨の旨みをお米が吸うことがおいしさをつくるので、ごはんからつくる「入れ粥」よりも、生米からつくる「炊き粥」向きのおかゆです。

詳しい作り方をご紹介します!

①鶏軟骨に下味をつける

画像6

鶏軟骨に塩胡椒少々( 分量外 )を揉み込みます。
目分量で塩胡椒をしゃしゃーっと入れて、揉み込みます。

可能であれば、冷蔵庫で数十分から一晩寝かせると◎

画像5

(冷蔵庫ごちゃごちゃ……)

②鍋の温度を上げる

画像7

フタつきの厚手の鍋によく研いだ米( 1/2合 )、水気を拭き取った鶏軟骨( 100g )、おろし生姜( 小さじ1 )、水750mlを入れます。

水を入れたらお鍋の中をなんとなく平らにならして、と。

中〜強火にかけ、鍋の温度を上げていきます。

画像8

どんどんアクが出てくるるため不安になるかもしれませんが、煮込んでいるうちに自然とまとまって、最後にす〜っと取り除くことができます。ここでは無視してOKです。

後ほどフタを使って煮込むため、フタつきのお鍋をご用意ください。なるべく厚手のもののほうが焦げつきにくくておすすめです。今回は「宮崎製作所ジオの片手鍋18cm」を使用しています。

③コトコト煮込む

画像11

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、沸いたら鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
なるべくそ〜っと丁寧に。この一手間で炊きムラ・焦げつきを防止することができます。

画像10

鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込みます。
ふきこぼれを防ぐために菜箸を噛ませてフタをします。

おかゆは混ぜるたびに米粒が潰れて粘り気が出てしまいます。おかゆに「構いすぎない」ことが、おいしいおかゆを作るコツ。コトコト煮込んでいる間は混ぜずに、いじらずに。

④仕上げ

画像15

アクをすくいとり、塩( 小さじ1 )で味をととのえます鍋全体をゆっくりとまぜて火を止めます

画像12

こんな感じ。

画像9

フタをして5〜10分、放置して蒸らします。
蒸らすことで米粒がふっくらして、お味が馴染みます。

この間にレモンを切ります。

ポイント!レモンの切り方

レモンは縦に二等分してからスライスすると、と〜っても切りやすいです◎

レモン

厚みは1〜2mmくらいがおすすめです。スライサーで極薄切りにするよりも程よい存在感があってわたしは好きです◎

さて、まな板と包丁を洗ったころ、ちょうどおかゆの蒸らしが完了!

画像13

最後に、薄切りにしたレモンとともに器に盛りつけて完成です!


いただきます!気になるお味は?

じゃじゃ〜ん!器のフチに沿わせるように、レモンの花を咲かせました!

画像2

パラパラっと黒胡椒もかけて。んん〜〜〜っ!かわいい!

画像3

レモン以外だと、大根おろし、ポン酢、柚子皮、粒マスタードなども最高に美味です◎


満開のレモン、爽やかな酸味、鶏軟骨のコリコリ、しっかり旨いおかゆ……

画像4

文句なしの主役級!ごちそう粥!

と〜〜〜ってもおいしゅうございました。


◇ ◇ ◇

鶏×おかゆの相性の良さに恋したら、ぜひ定番の「鶏粥」もお試しあれ。

ごま油がお出汁の役割を果たす、中華風のおかゆです!鶏もも肉、鶏皮、手羽など、鶏肉の種類はお好みで◎

◇ ◇ ◇


季節の変わり目、気持ちももったりしがちだけど、おいしく上手に笑顔で過ごしたいですね。

みなさんのいただきますが笑顔でありますように。ごちそうさまでした!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?