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生米からつくる「きのこ粥」のレシピ

たっぷりきのこをコトコト煮込んだ、きのこ色に染まったきのこ粥を作りました!隅々まできのこの旨味がぎゅ〜っ!

おいしくておいしくて、「あ〜…」とか「うま〜…」とか、そんな言葉しか出なくなっちゃうんです。そういうおいしさって、ありますよね。

きのこには身体の免疫機能アップに良いとされている「ビタミンD」「β-グルカン」がたっぷり含まれています。さらに、豊富な食物繊維が腸内環境も整えてくれるので、花粉症対策にもぴったりです。

調理中、割と早い段階からきのこの香りがお部屋中に広がります。強烈にいい香りなので「まだかな〜まだかな〜」と待つことがツライのが難点です。


コトコト煮込んだ「きのこ粥」

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生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!

【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米    ・・・半合
 ▶︎ 水     ・・・700ml
 ▶︎ きのこ類*  ・・・100〜150g
 ▶︎ 塩     ・・・小さじ1
おこのみで
 ▷ ナッツ、黒胡椒

*今回は「しいたけ・しめじ・えのき・まいたけ」の四種類を使いました!
ほかにも、マッシュルーム、えりんぎ、ひらたけなどお好みのきのこでOKです。
複数の種類のきのこを組み合わせるほどに旨味が増します!

【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、水700mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
しいたけ→薄切りにする
しめじ・えのき→石づきを取り、ばらす
まいたけ→手でほぐす

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。
きのこをお鍋に入れる。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。

④塩で味をととのえる。
鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。フタをして10分蒸らす。
器に盛りつけたら完成!

【 つくりかた (写真つき)】

ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!

①準備

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水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます
焦げ付きにくい厚手のお鍋に、生米、水700mlを入れます

お鍋は土鍋でもOKです!大きめのお鍋の方が吹きこぼれにくいので、十分な大きさのある土鍋をご用意ください。また、雪平鍋など薄手のものは焦げ付きやすくなるので、全体的に火加減を弱めにしてください。

②中火

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用意ができたら、お鍋を中火にかけます。このときフタはしません。
中火は、炎の先端がちょうど鍋底につくくらいの強さです。しっかりと鍋の中心と火の中心を合わせることで、焦げ付きや加熱のムラを防ぐことができます。

お鍋の様子を見守りながら、きのこの下ごしらえをしていきます。

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しいたけは軸でカットし、かさを薄切りにします

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しめじ・えのきは石づきを取り、ばらします。まいたけは、手でほぐします

他のきのこも、お鍋に入れるときと同様の下ごしらえでOKです。

③弱火

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表面の白い泡がポコポコとし始めたら、おたまで混ぜます。きのこをお鍋に入れます。
鍋底に米粒が張りついているので、おたまではがすようにそ〜っとていねいに混ぜます。

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吹きこぼれを防止するためにフタに菜箸をはさんだ状態で、30分間弱火にかけます
写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です。忘れないようにタイマーをセットしておきましょう。

④仕上

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30分弱火にかけたら、お塩(小さじ1程度)を入れて全体を混ぜて、火を止めます
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

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10分間、フタをして蒸らします
すでに食べられる状態ではありますが、しっかり蒸らし時間を確保することで、よりふっくらとしたおかゆに仕上がります。

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蒸らしが完了したら、お好みの具材とともに器に盛りつけて完成です

ものすご〜〜〜〜い、きのこの香り。濃ゆい濃ゆいきのこの香りです。

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香りも良いのですが、食感にもうっとり。

舞茸のコリっと感、えのきの歯ざわり……全体として「きのこ味」というまとまりを持ちながらも、一口一口に個性があって、全部がおいしい〜!


最後のトッピングにも一工夫をしました。

くるみの他にも、オリーブオイル・ごま油、白ごまやピーナッツなど、油分の多い食材は、腸の働きをサポートしてくれるのでおすすめのちょい足し食材です。

黒胡椒ポジションには、生姜(チューブのおろし生姜でも◎)、しそ、みつばなどが、温め効果があるのでぴったりです。

お好みでアレンジしてみてくださいね。


きのこ系おすすめ粥

たっぷりのきのこを使った、とっておきの「きのこミルク粥」もおすすめです。今回のきのこ粥よりも、こってりとしていて、ごちそう感が強いです。

記事の中できのこを3種類以上使うことをおすすめする理由もご紹介しています。


旨味といえば舞茸!最後にバターをトッピングする、お子様から大人までるんるん気分になっちゃうおかゆです。

肉厚なしいたけを手に入れたら、しいたけだけを主役にしたおかゆもおすすめです。

きのことおかゆは大変相性が良いので、きのこ好きの方はきっとおかゆ好きになると思いますよ〜!


今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!


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