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米国ポートランド移住と暮らしの話

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移住とポートランドの暮らしの中で気づいたあれこれを徒然なるままに書いています。
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#新しい生活様式

鎌倉から米ポートランドに移住しました①〜移住先を決めるまでにやったこと〜

鎌倉から米ポートランドに移住しました①〜移住先を決めるまでにやったこと〜

今年の8月、鎌倉から米・ポートランドに移住しました。

結婚を機に鎌倉に住み始めてから10年。鎌倉で働いて、子どもも生まれ、多くの家族と触れ合うようになり、なんとなく街の中に自分の居場所を見つけ関わり方も見つけ、そんな中、新しい場所に暮らしを移しました。

移住者になりました。移住者になるということは、またいちから街を知り、関わり方を見つけることを始めるということ。

いくら家の中が心地よくても、

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ポートランドに移住して1年。私の暮らしから消えたもの。変化したこと。

ポートランドに移住して1年。私の暮らしから消えたもの。変化したこと。

米国ポートランドに家族で移住をしてから1年が経った。暮らしと考え方が確実に変化した1年だった。ここで一度、私の暮らしの中から消えたもの、変化したことを棚卸ししておきたい。

暮らしの中でプラスチックに出会うことが減った。部屋の中に残ったものが目立つぐらいまでには。プラスチックにまつわる変化については、以前こちらのnoteにまとめたので詳細は割愛する。

1年経ったいま、家の中を見渡して見るとやはり

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移住、COVID-19、プロテスト。私が海外で暮らしたかった理由をやっと言葉にできた。

移住、COVID-19、プロテスト。私が海外で暮らしたかった理由をやっと言葉にできた。

先日、日経ARIAでポートランドの移住の話やリモート経営となった経緯を書かせていただいた。

このコラムを書いたとき「なぜポートランドに移住したんだっけ?」と自分に問うた。いやこのときに限らず、何度も問い答えてきた。つい最近までの私は「家族で海外で暮らしてみたい」という言葉しか持ち合わせてはいなかった。

だって暮らしたことがなかったのだから。移住した先に何が待っているか、何が得られるか、何が家族

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移住とコロナが手放していた子育てを、自分の手の中に戻してくれた。

移住とコロナが手放していた子育てを、自分の手の中に戻してくれた。

毎日子どもたちが1日中家にいる。ずっと休校なのだから当たり前だ。

保育園も休園中だから、我が家には3歳と6歳の男の子が毎日いる。あと1ヶ月もすれば夏休みが始まるから8月末まで。3歳児が通う保育園には今週、退園の希望を出した。

1年前、私が鎌倉に住んでいた時、まさかこんな日が来るとは想像しただろうか。朝8時から18時まで子どもたちは保育園に通い、私は朝9時から17時まで仕事をしていた。平日は毎日

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