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夫婦で育休をとって5ヶ月目を迎えて


つい先日、娘が生後5ヶ月になりました。
3ヶ月半で首がすわって、4ヶ月で寝返りができるようになって、腕や腹筋や背中の筋肉もついてきた5ヶ月目。うつぶせのままで遊べるようになって、手でなんでも掴めるようになって、周りにあるものがいちいち面白いようで興味津々に手を伸ばし、口に入れたり、振り回して遊んでいて、一人の時間を楽しめるようになりました。

どんなふうにここまで過ごしてきたか、今どんなことを思っているのか、書いてみたいと思います。(9/8時点 早くリリースしたくて推敲甘いままなことごめんなさい)


どんなふうに過ごしてるのか?
どんな良いことがあるのか?

朝、どちらかが朝ごはんを作って食べて。過ごしやすい天気の平日は、ちょっと足を伸ばして気になっていたお店を開拓してみることも。
私がメイクをしている間に、夫が娘まわりの支度をしてくれます。
もともと2人で一緒に過ごすことが好きな夫婦なので、散歩がてら毎日買い物に3人で出かけたり。

家族での時間をちゃんととれることも、幸せだなぁと感じます。
娘が大きくなっても、0歳時代のことは覚えてないと思うけれど、パパとママが育児を楽しんだ!と笑顔で言えたら、それって幸せなことだと思うんです。きっと。

ちなみに私の母に、「私を育てた時って、どうだった?」と聞いても、ワンオペはとにかくいっぱいいっぱいだったようで、「記憶がない・・・何も覚えてない・・・」という答えが返ってくることばかりでした。(そんなふうに必死で育ててくれたことにはただただ感謝しかない。)
今回私は、ありがたくも育児を楽しむ余裕が持てているので、もちろん細かな瞬間もたくさん夫婦の記憶に刻まれている。あなたの小さい頃は、こんな子で、こんなことにパパとママはいちいちメロメロだったよ!って言ってあげたいな。

夏の実家帰省。よだれたっぷりの顔で見つめる孫に根負けして、
ばーばが空っぽになったスープカップをくわえさせてあげてました笑
    

夫婦で私の実家に里帰りすること約2ヶ月強。「私をサポートする!」と、私の母と一緒に料理をしてくれていた夫。嫁入り修行ならぬ、パパ修行になったみたいで、味噌汁と副菜まで手際よく作ってくれるようになりました!(感涙)
こっちに戻ってきてからも、私が授乳やらで娘についている間に、夫が料理をしてくれていることが多く、そんなわけで、夫の料理の腕がメキメキ向上中
麻婆豆腐を作るのも、CookDoとか使わなくなったり。魚屋で新鮮なアジを目利きして、家で三枚おろししてアジフライ作ったり。A型な夫、レシピ見ながら丁寧に料理するので、私より丁寧な手仕事….
(誕生日プレゼントは、ずっと欲しがっていたダマスカス包丁に即決!)
母乳育児、産後の回復、ずばり体力も栄養も必要!と実感しているので、1日3食、ちゃんとしたご飯が食べられるのはとっても嬉しいです。娘にしっかり栄養を届けてあげられてると思えるのも、ほっとする。
  

七夕に作ってくれた手まり寿司。
娘が大きくなったら3人で食べたいな


そして、食事以外にも、現代人、いかに忙しく生きすぎているか。
私はわりとだいぶズボラなうえに、家にいるのが苦手すぎてすぐ家から飛び出ていっちゃうタイプだったので、家のことを疎かにしがちだったのですが、育休を機に、衣食住の「暮らす」をきちんとできるようになりました


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育児中いちばん辛いといっても過言ではない「睡眠不足」に関しても、その日か翌日中には解消させてもらってます
産後クライシスは私の友人でもかなり経験した人がいましたが、睡眠不足産後うつの原因に直結するもの。
よく寝られるって、本当に大事!

夜通し6時間まとまって寝られないと、やっぱり眠さや疲れが溜まるし、3〜4ヶ月頃は夜泣きも結構あって、夜寝つかせるのに時間がかかったり、1日のリズム自体ぐちゃぐちゃだったりしたので、リセットできるチャンスがあることは本当に助かっています。

母乳でほぼ育てていて、今も3〜4時間起きくらいで授乳しているので、夫に任せてちょこちょこ昼寝。
逆に、娘が夜に熟睡モードに入ったときがチャンス!と、集中して取り組みたいこと(note書いたり、大河ドラマ観たり、仕事のことについて考えたり夫と語り合ったり、もともと夜型なのでそういうのは夜がいい!)ができるのも嬉しいなと思っています。


    ★

0歳児育児中で辛いのは睡眠不足と、もう1つは、孤独感/閉塞感、社会と切り離された感じになることだと思います。夫と2人で過ごせば大丈夫かと思っていたけれど、これは7割正解で、3割ほど違いました

大人と話せるという点では圧倒的に良い! しかも、「今の見た!?可愛いーーーー!」「今の声何!?w」みたいな、育児していると何度もある些細な発見や成長の喜びを、余すところなくリアルタイムで共有できることは、本当に嬉しいです! これは、今いちばん嬉しいって思ってることかも。 一方で、社会と切り離された感じというのは、夫婦で家にこもっていたら当然ぬぐいきれず。2人きりでずっと家にいると、夫の粗探しをしてしまったり、私がどこかストレスも解消されず喧嘩腰になったり、態度が悪くなってしまうことも多々・・・。で、外に出るとものすごく気分転換になって、一人の大人の人間としての生き方を思い出す、という感じで、これがヘルシーだ!と気づいたので、意識的に1人きりで外に出る時間を作る大切さも感じています。
    ★

あと今一番書きたいと思っていることを最後に。

別に、そんなに意識高くなくちゃいけないことはないと思うんだけれど、キャリアを止めたり、後退させるのではなく、1歩2歩でも進められるかも!と思える余裕があることは、すごくいいことだと思います。

母性MAX娘命にかけて守るモードということもあり、おっぱいをあげながら「来年はどんな生活になるんだろう・・」と要らぬ心配をしてしまうほど、復職後の仕事と子育ての両立への不安がものすごく募るのですが、キャリアの為になることをしよう!と気になるウェビナーを受講したり、最近はふとしたご縁があり、スクールに通っての資格取得も検討中。

これからの時代、2人で育休を協力して取って、キャリアの可能性を広げる時間にするのはとても大事なことなんじゃないかなとおもいます!
女性も頑張って仕事をしてきている方が本当に多い時代。できることなら、産育休の復職後に自分の仕事を縮小したり制限かけるだけではなくて、今まで通り自分らしく働きたいし、あわよくば活躍できる人になりたい!と思っている人も多いはず。
そういう人にとって、自分のことは完全に放ったらかして、1人歯をくいしばって心と体をすり減らす・・・という育休より、夫婦揃って育休を取ったり、手分けしたりすることで、自分のための時間を少しでも取る余裕があることは、自身はもちろん、愛する我が子、そして育休を与えてくれている会社や社会にとってもめちゃくちゃ大切なことだと、思います!



正直、「世の中のママはみんな、上手にやりくりして頑張ってるのに。私、こんなにゆったりした時間を過ごして、いいんだろうか?」と、ゆとりのある育休を享受していることへの罪悪感がふと浮かんできたことは何度もありいました。
もちろん、小さな命を育てるという大変なミッションをしていることに変わりないけれど、余裕がある分、育児が大変だという気持ちは微塵もなく、余裕がある分、気になるお店に行ったり、ゆっくり実家に滞在したりもして、社会人になって初めての、長い夏休みのような感覚を持てている。

けれど、だからって、周りに遠慮したり、申し訳なく感じたりしちゃダメだ。「罪悪感」が決してあってはならない。

だってその証拠に、先に育休を取った私の友人たちは、誰も一言も「羨ましい」とは言わなかった。「よかったね!」と自分のことのように喜んでくれた。

しんどい思いをしても、誰かが幸せになれるわけではない。
ママが心にゆとりのある育児ができるのは、絶対に、良いことなんです。

それに、人間そう長くだらだらしていられないもので、社会的な活動に勤しむことが夫婦共々増えてきました。

「夫婦で育休なんてゆったりさせてもらって申し訳ない」じゃなくて、「この時間を、ありがたくつかわせていただこう」と、今だからこそ出来ることにチャレンジして、プラスに変えるエネルギーにして、未来や自分の子供、周りの人たちに還元していく。
それが、社会にあるべき良い循環、時代をつないでいくためにサステナブルな支え合いの形、なんじゃないかな、と。

そんなわけで、もし周りに育休を取りたいといっている男性がいたら、どうか温かく理解をしてあげてほしい。

子どもという、みんなの未来にとって絶対に守るべき存在を育てたうえで、心もヘルシーで育休を乗り越えて、いいエネルギーを持って社会にまた戻ってくる大人が多い、そんな社会であるといいなと願うばかりです!

とりとめもないですが、今日はこのあたりで。



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