メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(116)-(120)
<間違って、記事を削除したので再度noteに投稿いたします!>
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
相棒のメタル君(メタルスライム)が、Twitterで毎朝呟いている「精神医学豆知識」の総集編です。
今回は第116回から120回までのネタのまとめです!
今日はクリスマスですね!
小生は昨日のイヴにちょっと呑みすぎて、二日酔い気味ではあります…(←いつものこと?)
Note民の皆様も、ご興味があれば是非小生のTwitterを覗いてみてください☺️
Twitter民の皆様も、Twitterでは語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その24)】
【メタルのおまけ】
スイス人の医師 A. L. フィッシャー博士によると、「捕虜収容所では多く の男がひとつの場所にいて有用な労働の機会がなく、性的な生活局面が欠けている。さまざまな刺激のある外の世界との接触がなく、それによって無気力無関心が惹き起こされる。 (中略)「豚の半身を覗くよう に」同胞を眺めるようになり、些細なことに腹を立て、しばしば仲間同士で激しい言い争 いや暴力の行使が生じることになる…」なんだか、ひどい状況だね。戦争、怖い…😖
↓精神科医V.E.フランクルがナチスの強制収容所に入れられていたときの体験談です。戦争の悲惨さ残酷さを知る上でとても貴重な資料と思います。
【メタルのおまけ】
映画「ショーシャンクの空に」では、50年服役していたブルックスという囚人が、出所後首を吊って自殺するよ。そして、部屋の「梁」に「BROOKS WAS HERE(ブルックスはここにありき)」と刻まれた文字をモーガン・フリーマン演じるレッドが見つけるんだ。そしてレッドもその文字の横に「SO WAS RED」と彫ったよ…。
↓「ショーシャンクの空に」は名作です。
↓Amazon Primeでご視聴の方はこちらです。
【メタルのおまけ】
昔から欧米では異国・異文化との遭遇・衝突が多かったから、「他者に意志を伝える」ということは切実な問題であり、従って「社交」というスキルは重視されてきたんだ。だから、「社交不安障害」というのは欧米では治療すべき疾患と捉えれているよ。一方、日本は「察し合い」の文化だからそこまでコミュニケーションは重視されておらず、病気というよりは「性格」に含められちゃうんだね。
↓夫婦の仲も「察し合い」が重要なのかもしれないですね?
【メタルのおまけ】
社交不安障害の人は、相手が赤の他人から「知人」に変わると急に居心地が悪くなる場合があるよ。例えば何度か通うお店(美容院、パン屋、コンビニ、etc..)の店員さんに、「いつもありがとうございます」とか「今日は天気が良いですね」などと何気ない声をかけられてから、「この店には行きづらくなった…」と感じる人は、ひょっとすると社交不安障害の傾向があるかもね。
↓未読ですが、面白そうです。Kindle unlimitedでは¥0だそうです。
【メタルのおまけ】
適応外処方って精神科領域では幾つかあるよ。例えば、三叉神経痛には抗うつ剤であるトリプタノールや、認知症におけるせん妄にリスパダール等の抗精神病薬なんかが使われるよ。適応外でも処方したい時は、保険適応病名をわざわざ付けて処方するよ。だから統合失調症でない認知症の患者さんに「統合失調症」と病名をつけて抗精神病薬を処方するんだ。なんだかややこしいね。
【メタル君の考察】
今回は、人の”自由"が奪われた時に生じる精神疾患「鉄条網病」「自由精神病」を紹介したよ。
前者は現在ではあまり使用されなくなった用語だけど、ロシアによるウクライナ侵攻が行われている現在、鉄条網病に苦しむ人がたくさんいるかも知れないね。
それから「社交不安障害」についても紹介したよ。
本文でも触れたけど、日本では社交不安障害は「性格」と思われがちだから精神科に相談することは欧米に比べて少ないよ。
かつての日本では自己主張せず黙々と仕事をこなす真面目人間が重宝とされたけど、グローバリゼーションのせいか今の社会ではプレゼン力やコミュニケーションスキルが重視されてきたよね。
そうなると今後日本でも、欧米同様に「社交不安障害」で困る人は増えてくるかも知れないね。
【メタル君のおしらせ】
来週の”メタル君の「今日の精神医学豆知識!」”の総集編はお休みだよ🎍
1月8日(日)に121回から125回の豆知識をまとめて紹介するよ!
来年もよろしくね☺️
【Twitter】
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