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こどもの英語学習で効果のあった3つのこと

こんにちは。アメリカ駐在主婦 Kayです。

こどもたちが楽しそうなアメリカの学校で、
「先生たちの余裕」を支えている「学校ボラン
ティア」が日本でも広がり、愉しい学校が増える
と良いなと思い、普段は、
アメリカでの学校ボランティアについて
書いています。

冬休み中の今日は、
学校ボランティアから少し離れ、番外編で
「こどもの英語学習で効果のあった3つのこと
 ~こどもたちの英語上達に大切だったこと~」
を書きたいと思います。

12月で渡米して、1年が経ちました。

渡米当初、こどもたちの英語がなかなか伸びず、
悩み、試行錯誤してきました。

同じように、こどもの英語学習で色々試している
けれど、なかなか思うようにいかない方の
参考になれば嬉しいです。


1.渡米直後と今のこどもたち


渡米当初、私のこどもたちは、
小学校1年生(1st grade)
小学校4年生(4th grade)
でした。

英語経験は、上の子は習い事をしたことが
ある程度、下の子は英語に触れたことが
ありませんでした。

来た当初は、ほとんど英語が話せなかった2人。
最初のころ、昼休みぽつんとしている姿を
みかけたときは、切なかったです。

「アメリカで英語環境に入れば、
こどもはすぐに話せるようになるのかな?」と
来る前はのんきに思っていたのですが、
そんなことはありませんでした。

Kay家のこどもたちは、少しずつ、少しずつ
できるようになってきたという感じです。

今では、友達とふざけあったり、
クラスで発表したり、手をあげられるように
なりました。

先生からは学年相当レベルになって
きていると言われています。

2.こどもの英語学習で効果のあった3つのこと

~1年を振り返って~

そんなこどもたちと、1年間一緒にやってきたこと
の中から、振り返って、英語上達に効果があった
ことをご紹介します。

I. 毎日、英語を話す

英語を話せるようになるためには、
「毎日、英語を話す・聞くこと」
が何より大切でした。

こどもたちが毎日やっていたのは以下の3つです。

合計30分/日も掛からない位ですが、
ちりも積もればなんとやらです。
毎日必ずやることに組み込む
 (学校に行くときXX等)」
と、
取り組みやすいです。

忘れないように、我が家では冷蔵庫に簡単な
スケジュール表を貼って、終わったら、こどもが
〇をつけます。1か月終わると、「みんなで
おいしいものを食べに行く」ことをしています。

こどもたちの目に見えるようにすると、
親も声もかけやすいし、
本人も気づいて取り組むようになります。

いつの間にか忘れていたときもありますが、
また再開すれば良いだけです。

I-i. 毎朝、学校に行くときに(5分)
「日常会話でよく使う文」を1文覚えながら行く。

夫がたまたま買っていた本を使ったのですが、
よく使われる簡単な表現が多くておススメ。
わいわいクイズをしながら行くので、楽しかった
です。お手元にある本でもよいですし、
お子さんにあう本を探してみてください。


I-ii. 習い事の待ち時間(5分)に
「赤ちゃん用のYoutube英語動画」を見る。

上の子のサッカーについていくときに、
下の子がよく見ていたのは、Cocomelon
シリーズ。英語がわからなくても安心して
愉しく見られるコンテンツです。

I-iii. 学校から帰ってきてすぐに、
学校のEnglish Learner向けアプリを10分、
KumonのEnglish Readingを15分やる。

学校から配布されているアプリ
(タブレット用)は「Imagine Learning」。
本人のレベル合わせてコンテンツが変わって
いき、アニメ、ゲーム要素等も取り入れた
素晴らしい教材。

学校向け教材ですが、とてもおススメです。

アメリカのKumonの英語は、
以下で書いている「ii. 発音」を身に着けるために
始めましたが、様々な英文を毎日読む習慣
ついてよかったです。

II. 「発音」を正しく身につける


今回家族と一緒にアメリカに来て実感したのは、
「英語を話せるようになる=伝わる英語を話す」
  には、「発音を正しく身に着けること」が大切
であるということです。

正しい発音でないと、こどもたちの間では通じ
ません(こどもは容赦なく「分からない」と
言ってきます)。
大人でも、外国人に慣れていないネイティブ
には通じません。

英語を正しく読めるようになるためは、
「Phonics」
  発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法

を学ぶ必要があります。

現地のこどもたちも、英語の勉強は「Phonics」
から始めます。

ただ、Phonicsは結構退屈なんですよね。

なので、Phonicsを学ぶ時には
対面&ネイティブに教えてもらう」のが
良いと思います。

我が家はKumon(アメリカ)の
English Readingで週2日ネイティブの先生に
教えてもらいました。

アメリカのKumonのEnglish Readingは、
Phonicsから始めてくれ、
Readingに入ってからも、
文章がフィクション、ノンフィクション等
様々なジャンルを採用していて、充実しています。

※紹介用URL(アメリカKumon用)です。
 入学金が25ドル割引になるようです。

日本で自宅で気軽に始めるには、
松香フォニックスの「フォニックスチャンツ」
も良いと思います。朝の時間や車で出かける時
かけておけば、いつの間にか覚えます。

III. 親も一緒に学ぶこと


渡米当初、既に高学年だった上の子は、
今まで日本語で不自由なく過ごしてきた中で、
英語では全く自分の思うことを伝えられず、
授業でも発言できなくなり、授業内容も
難しく理解できなかったため、一気に
自信をなくしました。

渡米後、たまたま、
自分の英語発音を矯正しようと
私も勉強をし始めたのですが、
「親も勉強している」姿が嬉しかったようで、
私が練習をしていると興味をもって近づいて
きて、一緒に練習していました。
一緒に勉強するのは楽しかったようです。

3. まとめ


まとめると、
「こどもの英語上達に効果のあった
 3つのこと」

i.   毎日英語を話すこと
ii.  英語の発音(Phonics)を学ぶこと
iii. 親も一緒に学ぶこと
です。

少しでも参考になる方がいたら、嬉しいです。

ただ、、、これらの方法は効果があったのですが、
親の負担が結構あるのが辛いところなんです。
そもそも、机に向かわせるのも大変だったりと。

我が家もいつもうまくいく訳ではないのですが、
幾つかやっている工夫・手抜きがあるので、
これはまた今度お話ししたいと思います。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

それでは、また来週金曜日に。

今週末はクリスマス。
よいクリスマスをお過ごし下さい。


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