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「わかりやすい」は「わかりたくならせる」こと

 わかりやすさ、というのは懇切丁寧ということではなく、親切ということだ。
 知らないものを説明するのに、細かく細かく細かくあれこれ言ったって伝わらない。というより、聞きたくなくなる。
 だから、親切さを忘れてはならない。説明される人が耳を傾けたくなるようなあらゆる工夫が必要なのだ。説明の仕方、見せ方、口調、資料の色、形、雰囲気、順番、タイミング……

 それら全てが「わかりやすさ」そのものである。中身は第一ではない。伝わりやすい内容が伝わりやすいのではなく、そのやり方が大事なのだ。どんなことでも、親切にし、「わかりたい!」となる伝え方こそが、正義である。

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