仕事を効率化していくと「自分でやらない」になる
仕事における最大の効率化とは、「他者にやってもらう」ことである。
即ち、どれだけ仕事のやり方を工夫し、リソースを少なくメリットを最大化し、時間も少なく使えて結果を出したとしても、それが個人の範囲での工夫なら、まだ効率化が足りないのである。
個人とは有限の存在であり、「1」でしかない。対して他者とは(ここでは代わりに仕事をする存在としてなので、人間に限らない)無限であり、やり方次第でいくらでも増やせるものだ。
だから理論上、他者に仕事をやってもらうというのは最大効率化なのだ。しかもそれは、いくらでも効率化できる。1である時はまったく取れなかった身動きが、自由になれる。自らが自由になるということが、他のことができるということだ。そして場合によっては、仕事をせずとも、仕事をすることが可能になる。
つまりゼロが無限になるのだ。
それほどまでの効率化など、他においてない。だから他者にやってもらうことが最大効率化となる。1人でやり続ける仕事と、それを元にした財など比べるべくもないくらい、自らではなく他者による仕事を享受することが効率化という意味を体現している。
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