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関わってくださった皆さんに励まされた一年でした

 noteで積極的にご自身の活動を発信している方たちはたくさんいて、私はそちら側ではなくても応援したい気持ちがたっぷりある。
 そういう気持ちを発揮する機会はなかなかなく、せいぜいあちこちコメントで「応援してます」と書く程度。ただ応援するだけの気持ちはやっぱり伝わりにくい。
 サポートはほとんどしていない。自分のお小遣いから「これぞ!」と思う物にサポートしようと思うと構えちゃって、タイミングが難しい。

 言葉で「応援している」ってどのくらい伝わるんだろう。
 自分の記事にその人のことを取り上げるにしても、あまり特定の人を書くと、それ以外の読んで下さっている方に疎外感て生まれないんだろうか。私は普段そんなに関わってなくて「スキ」しかつけてないから……とか私なら思っちゃうんだよなあ。遠慮とか卑屈な気持ちばかりが心の中に浮かんで仕方ない。
 だから私もなるべく、誰かを選ぶという行為をしたくない。

 なあんて言っても、フォローしたり、気軽に外しちゃったりの時点で、私は選んでいるんだよなあ。勝手よね私!

 あれやこれや自分の中のルールとかあるんだけど、あまり詳しく細かく書くと、言い訳めいてきちゃってね。それに必ず矛盾が出てくるし、そこまで徹底して理屈でフォローしているわけでもない。スキいただいていたら、基本的に読みに行くよーと思っているし、でもしつこくそう書いたら時間のない時とか心に余裕のない時に読めていなくて、そこで矛盾が出てきちゃう。
 なので。
 かせみさん、律儀な部分もあるけど、実はけっこういいかげんで気まぐれなのね。と認識されていることを切に願う!

 今年は個人的なやり取りも多かったなあとそれがうれしい。
 更年期の精神的症状のために、身体だけでなく気持ちがヨロヨロだったのが自分の中でついクローズアップされちゃうけど、ふり返ると皆さんの存在にずいぶん助けられている。

 まず人のを読んだり見たりするだけでも勝手に元気をもらう。
 元気の出る文で笑わせてもらい、熱い思いを語っている様子にムフフと顔がほころぶ。
 楽しく読める漫画、優しい世界が伝わるつぶやきや文、包み込んでくれるような詩、心情がわかる詩、かわいいイラスト、などでささくれだった気持ちが和らぐ。
 載せる人の見た景色がわかる写真の数々、日常の様子が書かれている内容で、平常心を取り戻す。

 もちろんスキいただいた人たちには感謝ばかり。来てくれてありがとう。と強く思っている!! 私のスキリアクションは愛想がないけど、その中に「うおおおーありがたいー-」とか「うれしいよーほわあ~ん」がいちいち暑苦しく込められていると思っていただけるとうれしいな。
 いつも読みに来て下さる方たちも、時々の方たちも、ご自身の記事を上げていない方も、お元気かなとつい心配してしまう私には、「あっ。いらした」とそれだけで少しホッとする。
 「来てくれた」と思う度に「ほわっ」と心が温まって徐々にエネルギーが蓄えられていく感じ。フォローするとかしないとか、自分の受けいれられる器がちっちゃいから私はなるべく考えないようにしていて、スキを大事に読みに行く。

 コメントを書いて下さる方たちにもどれほど励まされるだろう。その言葉にハッとさせられることもあったし、自分の文を心細く思っている時に書き込まれると、「わああありがたくて泣く――!」とうれしい。それでも冷静を装い、ツッコミ入れつつ返信を書く。
 あと喜びが過ぎるとちょっと支離滅裂になる時がある。ありがたくて、テンション高くなっちゃって「~ですよね!」満載になって、なにこの媚び媚びな返信。と後から自分が恥ずかしくなる。
 上げる文以上に読み返したりせず勢いで書いているので、どうかおおらかに! おおらかに読み流していただきたいなあ。

 記事の引用や紹介して下さった方たちも、内容に関してや、私への印象なんかについて書かれているのが心温まって仕方ない。そんな風に見えているんだ。と率直に語っていただく言葉を何度も読み直す。

 今年はご本人の本のレビューや、クリスマス映画の紹介も、ちょこっとだけど別で書かせていただいて嬉しかったし、ちゃんと楽しんじゃった。ありがとうございます!

 メールなど他の場で言葉を交わせた方たちとの交流も楽しくて、私には距離をはかりながら近づけたかなあと思っている。

 どなたも皆さんそれぞれに少しずつね。育んでいきましょうね。

 で。
 今年noteを通じて、いただいた物を載せておきたい。

 昨年までも、個人的なやり取りをnote外でも交わしつつの、カードや贈り物の交換があって、それもまた私にとって大事な宝物なのだけど、今年はnote上でのやり取り。なので改めておおっぴらに書きたい。

 TOMOさんのイラスト。

勝手にクリアファイルにまとめている。光の反射を避けているとうまく写せなかった

 詩を読んでもらうって私にとっては、心の内に湧いた感傷的な部分をさらす恥ずかしさがある。読んだ方の解釈をしてもらえるのも、それがイラストになるのも感激。しかも一つはカレンダーにしていただいた。
 詩のイメージから描いたイラストは、どれも可愛くてキレイ。TOMOさんのnoteでは、ネットだから見てもらえる(ご自身の丁寧な手帳)とか、エネルギーが互いに合致したらまたコラボしましょうとか、TOMOさんの心の中にあるものを少し知ることができて「うんうんなるほどね!」とうれしくなる。


 やもりじゅんこさんの「やもり本」。

 淡々と、でもしっかり着実に自分のやりたいことに向かってらっしゃる様子が頼もしい。漫画もかわいくて好きだけど、手作りの物もじゅんこさんらしくていちいちかわいい。もったいないけどブローチ、大事に使いたい。
 漫画には「味がある」と書いてらした方がおられたけど、そうなのよねえ。4コマ漫画やエッセイの中に、ご自身の愛嬌とか周りへの愛がにじみ出る。読むと、描かれているみんなのことが好きになっちゃう。
 フリマ出せて良かった。そこで築かれている交流もすっごく楽しそう。



 メディアパルさんの「暮らしのお手入れ」。
 出版社として登録されていて、お忙しい中、度々楽しい企画を立ち上げて下さる。上手下手も人の目もあまり意識せず個人で楽しめるので、思いつく題材なら私も気軽に参加する。
 この前は「メンテナンス」のお題から思いついたものを書いたら、抽選で本が当たってお手紙もついてきた。むふふ。「手書き」の文てのは、つくづく心がこもっていてうれしい。

 「暮らしのお手入れ」に関しては、手軽にできそうなメンテナンスのやり方が書かれていた。
 家の中の手入れって、今はネットで調べると何でも出てくるけれど、「で。どのやり方が良いの?」と迷う時だってある。
 ここには料理本のレシピと作り方みたいに、「準備する物」と「作業法」がわかりやすく書かれていて、なんとなく眺めているだけでも「そう言えばあそこ直しておきたいな」「これってそんな簡単にできるんだ」と、ふと思いつく。調べるわけでもなく目に入ってくるところが、ネットにはない本の良さ。


 物理的に手元にある物を眺めると、ネット上での出来事が「皆さん本当にいらっしゃるんだよなあ」と実感できちゃう。応援する気持ちを表しているつもりが、相手から気持ちをいただいて、ちょっと心が、いや身体が地面から浮かぶよう。少しくらい舞い上がったって良いさ。

 私もこんな風にどなたかの心をウキウキさせられると良いなあ。


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自分のために、今年の記録を追記しておく。
・最も好きだった映画 「ベルファスト」
  今年は観たのがだいぶ少なかった。映画のレビュー書いている方にあまり反応できないのが申し訳なくなるほどに観ていない。
  来年は公開するMCUに期待! 大好きな「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「アントマン」が楽しみ。「アントマン」の予告でかかった「Goodbye Yellow Brick Road」が本編でも流れるのだろうか。かかっただけで多分泣いちゃう。
 ミニシアターでのちょっと貴重な作品たちももちろん楽しみ。

・最も繰り返し読んだ漫画「葬送のフリーレン」「ダンジョン飯」
  どちらもあと何回も読みこむぞー。機会あれば魅力を伝えたい。
  他に「チ。」は目をそむけてしまうシーンがたくさんありつつ、感動とはこのことってくらい心揺さぶられた。知性と考えることとリレーと。人としての気高さが素晴らしかった。多分夫は「チ。」が今年のベスト漫画だろうなあ。
 あとたいへん遅ればせながら「スラムダンク」勉強中でございます。

・最も感銘を受けた展覧会「アーノルド・ローベル展」
  原画だけでなく、彼の人となりに胸いっぱいになった。

・最も楽しんだゲーム「ピクミンブルーム」
  これが一番心の不安定さを表していたかも。スマホでパズルゲームも楽しんでいたら目が痛くなってしまった。わかってたのにな。来年は久しぶりにスイッチを手にしてどこかのオープンワールドを駆け回りたい。


読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。