河村鳴紘

ゲームやアニメ、マンガなど関連を主戦場に取材しています。約20年メディアに所属後、20…

河村鳴紘

ゲームやアニメ、マンガなど関連を主戦場に取材しています。約20年メディアに所属後、2019年6月からサブカルのフリーライターとして活動。ヤフーニュース個人(オーサー)や文春オンラインなどで記事を執筆し、マンガ大賞の選考員もやってます。カープ&サンフレッチェファン。歴史好き。

最近の記事

  • 固定された記事

サブカルライター・河村鳴紘の活動実績

ゲームやアニメ、マンガなどの記事(分析・読み物系)を週に1・2本ペースで配信しています。活動実績は以下の通り。ヤフートピックスに採用された記事も紹介します。 ◆2024年 記事配信 ヤフー個人16本 文春1本 うちヤフトピ採用記事2本(3月末時点) ◆2023年 記事配信 ヤフー個人72本 文春5本 うちヤフトピ採用記事11本(12月末時点) ◆2022年 ヤフー個人の記事配信83本 ※ヤフートピックス採用記事11本 ★【ラジオ出演】静岡放送SBSラジオ「原口大輝のI

    • 歴史は“暗記”頼みにせず… 脳内変換と妄想を駆使!

      歴史が苦手という人もいると思います。でも、面白いんですよね、歴史って。人類の英知が積み上げられていて、同時に人間って面白くて、偉大で、愚かだと再認識させてくれます。 歴史が苦手というのは、「暗記物」という先入観が大きく、考え方一つでどうにでもなる面もあるのではと思うこともあります。教科書を見ても、固有名詞が並ぶばかりで、確かに面白くないので。 ただし、生活する上では、ある程度の記憶は必要です。物の名前、仕事のハウツー、人の名前を覚えるのもそう。まあ苦手な人は苦手でしょう。

      • ライターの「文字単価」 執着しすぎると弱点になる話

        ライターさんたちの記事を読むと「文字単価」(記事の1文字あたり〇円)に触れることが多いかと思います。以前の記事で「文字単価」を強調すると損することがある……と書いたのですが、何事も執着しすぎると良くないのではないでしょうか。 もちろん文字単価は、1文字〇円という明確なルールがあるわけで、安心感はあります。一方で、その考え方が弱点になることもあります。価格交渉がしづらいのもそうですが、まだ問題があります。文字数を「水増し」したくなることです。 ちなみに新聞や週刊誌の記事は、

        • ロシアのウクライナ侵攻 権力者の立場から勝手に考えてみる

           ロシアのウクライナ侵攻で、世界はロシアへの非難ほぼ一色です。個人的には軍を動かしても「脅し」までと予想していたのですが。理由は、侵攻すれば他国から警戒されるし、経済制裁は食らうし、戦費もかかるわけでロシアのデメリットが大きすぎるから。なのに戦争は起こりました。そこで権力者(ロシアのプーチン大統領)の立場になったつもりで、何でこんな悪手を選んだのか考えてみました。  地図を眺めて思うのは、旧ソビエト時代から国家の威信が低下したロシアの姿です。以前であれば東欧諸国まで影響力が

        • 固定された記事

        サブカルライター・河村鳴紘の活動実績

          <衆院選>ネットで「投票した」9割以上→現実の投票率55.93%

           10月31日の衆院選に合わせて、ヤフーが「投票の有無」についてネットでアンケートを取ったところ、約34万人が回答し、うち90%以上が「投票した」と答えました。 https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/42743/result  ところが実際の投票率は55.93%で、戦後3番目の低さだそうです。  まあ、ヤフーのアンケート質問は、わざわざニュースサイトにアクセスしているわけでして、投票の有無について答えるぐらいですから、ネットの情

          <衆院選>ネットで「投票した」9割以上→現実の投票率55.93%

          省庁の「白書」ずらり(要するにブックマーク)

          省庁が公開している白書のリンクを並べてみました(今後いろいろ追加するかも)。白書はデータは充実して、わかりやすくて、当然ながらタダ! 定期的に目を通すと、得にしかなりません。要するにただのブックマークなんですが、公開しておくと使い勝手が良いので。 情報通信白書 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/index.html 消費者白書 https://www.caa.go.jp/policies/policy/co

          省庁の「白書」ずらり(要するにブックマーク)

          【ライター志望者へ】困難の中に意外な道あり 最初にハードルを超えるメリット

           noteでは、ライターになるべく、もしくは独り立ちするために奮闘中の記事をよく見かけます。努力や情熱は頭の下がる思いですが、執筆業の端くれで20年以上食べている身としては「大変な道を選ばなくても……」と思うのも確か。夢は大切ですが、普通に生活していける前提があってこそです。  一言で言えば、心の底からライターになりたいのなら、メディアへの応募をする方が有利です。クラウドソーシングにチャレンジするより生活も安定しますし、得られるノウハウが段違い。「将来はフリーで」と考えても

          【ライター志望者へ】困難の中に意外な道あり 最初にハードルを超えるメリット

          【東京五輪】日本の野球とサッカーの差は? 「底力」を考える

           新型コロナウイルスの感染におびえつつも、テレビ観戦で盛り上がっている東京五輪。その中で強敵を撃破したサッカー男子と、初戦でサヨナラ勝ちをした野球を見て感じることが一つ。勝った試合をうまく終わらせる力、劣勢をひっくり返す力の差を感じます。「マネージメント」「底力」と置き換えてもいいかもしれません。  日本のワールドカップ初出場の前からずーっと見ていて思うのですが、日本サッカーの進歩は、とてもスゴイものがあるのは確かです。ですが、強豪相手に「よく頑張ったね」で終わるのも確かで

          【東京五輪】日本の野球とサッカーの差は? 「底力」を考える

          <三国志>諸葛亮「出師表」から感じる劉禅のヤバさと…

           三国志が好きな人であれば、絶対に一度は見たことがあるであろう、蜀の丞相・諸葛亮の「出師表(すいしのひょう)」。劉備亡き後、魏の討伐を決意した諸葛亮が、主君の劉禅(劉備の息子)に書いた文です(小難しく言えば「上奏文」)。 「臣亮申す。先帝、創業いまだなかばならずして…」で始まり、劉備から受けた恩義、魏の討伐への並々ならぬ決意を述べています。シンプルで短く、かつ読んだときのテンポの良さもあって、名文の一つとして知られます。マニアックな三国志ファンはそらんじられる人もいるでしょ

          <三国志>諸葛亮「出師表」から感じる劉禅のヤバさと…

          香川県ゲーム規制条例を考える 問題の所在

           ゲームの利用を1日1時間に制限する香川県のゲーム規制条例について、執筆した記事、その流れ、参考になる記事を集めてみました。  この条例は成立までに大きな問題を抱えていました。まず、情報非公開の姿勢ですね。議事録も残さず、会議もメディアに見せない。おまけにパブコメの即日公開も渋りました(後日、メディアの情報公開請求で明らかになっています)。 さらにパブコメの募集期間が、通常の半分の2週間で、一般の意見は香川県内のみ。寄せられた条例賛成の意見は「8割」としながらも、実は意見

          香川県ゲーム規制条例を考える 問題の所在

          「誹謗中傷」と「批判」の判断は? 情報のベクトルに注意

           「テラスハウス」に出演する女子プロレスラーの木村花さんが23日に亡くなり、その原因がSNSの誹謗中傷にあるとして、多くの有名人が発言するなど大騒ぎになっています。誹謗中傷が許されないことはその通りとして、ここでは「情報のベクトル」という少し違う視点でお話をしたいと思います。  「誹謗中傷」が褒められないのはその通りですが、「批判」との区別をどうするかです。また誰がその判断をするかが問題です。

          有料
          100

          「誹謗中傷」と「批判」の判断は? 情報のベクトルに注意