欧州選手権を見て思うこと　サッカーの進歩とネットの関係を考えてみる

サッカーの欧州選手権、いよいよベスト８の激突です。４年に一度、欧州代表チームのナンバーワンを決めるこの大会ですが、Ｗ杯とは違ってダークホース的なチームが優勝するので面白い。デンマークやギリシャが優勝したときは、驚いたものです。

試合を見て思うのですが、中堅どころの欧州代表チームの完成度が高い。サッカーは格下が勝ちやすいスポーツではあるのですが。無名でもいい動きの選手がいたりして、見ていて楽しいですね。技術よりもハードワークが問われていて、世界トップレベルと中堅どころの差は、着実に詰まっています。

なぜレベル差が詰まったのか？といえば、インターネットの力じゃないでしょうか。最先端のサッカーや戦術が、あっという間に共有されますから。映像もすぐ流れますし。１９８０年代とは雲泥の差。日本サッカーの躍進にも、一役買っているのは間違いないところ。

いろいろ言われるネットですが、新しい技術がインフラになると、サッカーのように思わぬ社会の動きが出てくるのでしょう。ＡＩも同じようにインフラになって、そこからサッカーの勢力図にも影響を及ぼしそう。絶対に作戦、戦略で使うようになるよね……とそんなことを考えてみたり。