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ポジティブなコミュニケーションの積み重ねが、自然と私を正社員にした

こんにちは!カウシェPRのnaoです。
私は2022年2月から「複業」という形でカウシェに関わっているのですが、10ヶ月の複業期間を経て、本日12月1日に正社員として入社します。
このnoteは、

  • なぜ複業から正社員転換したのか?

  • これまでカウシェでやってきたことの振り返り

という内容を書きつつ、シェア買いアプリ「カウシェ」の魅力を伝えたいと思います。

なんで正社員になるの?

結論から書くと「複業をしている中で、グラデーションで会社への愛が深まった」からです。
なんだかエモい書き方になってしまいましたが、日々働く中で「カウシェのこんなところがいいな」に気付き、メンバーからのポジティブなコミュニケーションの積み重ねがあり、複業にも評価制度やOKRがあるといった制度に感謝をしたり、ゆっくりと歩を進めながらカウシェという会社への愛が募っていったんだと思います。

創業2周年の時のひとコマ

「複業だから」「正社員だから」ではなく、「ひとりのメンバー」として

とはいえ、複業のDay1から、気持ちや仕事への向き合い方の意味では、正社員と同じ気持ちでした。スタートアップでのキャリアや、長く個人事業主として働いてきた経緯もあり、「自分ごと化」が強い方です。
ただこうした「会社・事業の自分ごと化」を業務委託にはあまり求められないのでは?と思いますが、カウシェでは「複業だから」「正社員だから」ではなく、「ひとりのメンバー」としてそれぞれがそれぞれに接している雰囲気があります。
そうした空気感があるから、契約形態やポジションにとらわれず「自分ごと化」がしやすくなり、当事者意識を持って、自分の頭で考えて仕事に向き合うことができるんだと思います。

カウシェのバリューTシャツが届いたときにCOOのkotaさんと@オフィス

「Try First」を推奨する文化

カウシェのバリューの一つに「Try First」という言葉があります。これは、前例にとらわれず、良い課題を見つけ出し、失敗を恐れず新しいことに挑戦し続けようという行動指針です。

カウシェは、複業でも「これにチャレンジしたい」と言ったことを一緒に考え、筋のいいものであれば「Try Firstだね!GOGO!」とポジティブに応援するカルチャーがあります。そもそも複業で「これをやりたいんですよね」という話がポンと出てくること自体、会社の空気感が良いことの証明だなと、感じます。

例えば私が複業期間中にTry Firstしたことのひとつに「カウシェのPodcastをはじめたこと」があります。

このPodcastは、PRチームのsayoとnaoが、毎回社内のメンバーをゲストに招き、カウシェでの働き方や、プロダクトについてお話をする番組になっており、SpotifyやApple Podcastなどを含めた6つのプラットフォームで配信をしています。
これはカウシェに関わり出して1ヶ月目の時に、PR定例の中で「やってみたい!」と言ったところ、チーム内から「よさそう!やってみて!」と盛り上げてもらったので嬉しかった思い出が・・😊

💡 採用広報でPodcastを始めてよかったこと

noteなどの文章とは違い、音声に滲み出る「人となり」を感じることで、一緒に働く人ってこんな人なんだ、と候補者のイメージが湧きやすい

音声コンテンツは、移動しながら、作業しながら、ペットとの散歩中など、いろんな時に「ながら聞き」ができるので受動的にコンテンツを受け取れることが、候補者にとってもラク

候補者向けにはじめたが、社内のメンバーも聞いてくれ、相互理解の一助になっている

Try Firstで始めたので最初は配信の仕方で苦戦したりと、ネットで検索しながら進めていき、カバー画像を社内のデザイナーに協力してもらったり、手探りではありましたが、やりたいと手を挙げてから1ヶ月以内にはリリースしました🎉

複業も評価制度があり、昇給も可能

カウシェは複業メンバーもチームのOKRを持ちます。達成時には会社全体で一緒に喜んだり、応援の言葉をもらったり、成果を可視化し適切に評価する環境があります。そう、なんと、正社員のみならず、複業メンバーに対しても、半期ごとに目標設定・評価サイクルを実施し、それに基づいた昇給等が行われるんです。
私は2017年にフリーランスになりましたが、5年間の業務委託仕事の中で初めて会社から評価というものをもらい、本当に、本当に嬉しかったです。ただの「業務委託さん」ではなく、私も一緒に会社を作るメンバーなんだと実感がありました。

実際に昇給したメンバーもいます。私と同様にフリーランス人生を送ってきたメンバーと「評価制度が嬉しかった」と会話をしたこともあり、関わる全員を対等に扱ってくれる良い制度です。

ポジティブなコミュニケーションの積み重ねが、自然と私を正社員にした

これまで挙げた、ひとつひとつのポジティブなことの積み重ねに背中を押され、ごく自然な形で正社員になりたいと思ったのだと思います。

資金調達時撮影のオフショット

スタートアップのHARD THINGSにどう立ち向かうかを悩んだ時期

余談ですが、これまで私がなぜフリーランスだったかについて。
2017年に在籍していたスタートアップが、雲行きが良くない形での、事業継承をしないM&Aに。取引先にサービスクローズの説明をしてまわり、ほとんどの社員がM&A先には行かず実質上の会社解散と、なかなか心が追いつかず、とてもではないですが次のチャレンジ!なんて気持ちにはなれなかったんです。
その前も2013年〜2015年と東南アジアに向けた越境ECのスタートアップをやっており、たくさんのハードシングスがありクローズ。当時は27歳でしたが、人生で2度目の「スタートアップでのサービスクローズ」を経験しました。(クローズするかしないかの手前で、名著:HARD THINGSが発売され、自身のリアルタイムの体験と重ね、吐きそうになりながら読んだ記憶があります)

当時は、どこかの会社員になるのか、はたまたもう一度スタートアップ畑に身を置くのか、そもそも私は何がやりたいんだっけ・・・みたいなことを、サービスのクローズ作業をしながら悶々と考えていました。

起業家のカイユリコさんが2015年まで東南アジアでやっていたアパレルECの失敗を振り返って「当時は、もがいてももがいても、どんどん溺れていって、最後はもがき方すら分からなくなった」と言っていましたが、私も全く同じ気持ちでした。

もうあの気持ちは味わいたくない。次は必ず勝つぞ!と思い、その炎を灯せる場所を、フリーランスをしながら探していたんです。(そして、その場所がカウシェになることを、その時の私はまだ知らない)

ジョインのきっかけはユートラ

そう思って数年が経った頃、以前からの知り合いだった、カウシェPRのsayoさんのユートラ投稿を見つけました。

「sayoさんはカウシェという会社に入ったんだな。そもそも大好きな人だし、一緒に働くのは楽しそう!」と、話を聞きたいボタンを押したのが最初です。
当時、どの会社のカジュアル面談でも「フルコミットするスタートアップを探していて、まずは業務委託からご一緒させてもらい、お互いに良いね!となったらぜひ前向きに考える形を前提に、お話しできますか?」と話していました。

カウシェも同様で、sayoさんから「話を聞きたいを押してくれてありがとう!」ともらったメッセージにすぐ私が返信し、ポンポンポンと秒速でチャットしてカジュアル面談の日程が決まりました。(爆速)
そこからCOOのkotaさんとも面談し、翌週には一緒に働くことが決定。(これまた爆速)

当時を振り返って、sayoさんは「naoちゃんの返信が爆速で、久々に話してGood Vibesだし、やっぱいいわ〜と思った」と言っていたような気がします。

未経験での複業。広報とは何だ?という状態だった

私のキャリアは法人営業、カスタマーサクセス、マーケティングがメインで、広報PRの仕事は未経験でした。カウシェが可能性を見出してくれたのか、私のチャレンジしたい気持ちを受け入れてくれたことは今思えば感謝しかないです。
元々リファラル採用ではありましたが、sayoさんとは仕事を一緒にしたことはなく、人間性を見ていただいたのかな、とありがたいお気持ちです。

広報としての一歩目は、みんなからのサポートに溢れていた

広報・PRの一歩目として、まずは採用広報を担うことに。
採用広報とは、「求める人材を採用するために行う広報活動」です。まずは、社内にたくさんある魅力を、noteやSNSを通じて届ける、ということに取り組みました。
経歴としてウェブメディアの編集をかじったことはあるけれど、ライティング経験は全くなかったので、まずは文章の書き方から学びつつ、記事を書いてみることに。
カウシェのバーチャルオフィスGatherの記事はPVが1万5千を超えた、超大作です!(ぜひ読んでいただけたら嬉しいです)

他にも、エンジニア2人の対談記事や、

オープン社内報として公開した全社MTGの様子など、いろいろな記事を書いてきました。

それ以外にも、メンバーのみんなに記事を書いてもらったり、Podcastに出演してもらったり、たくさんのサポートを受けながら、コンスタントに発信をし続け、10ヶ月間でnote・テックブログ・Podcast等の採用広報文脈の発信を「合計133件」していました。(なんと月13件ペース!)
PVも大幅に伸び、毎月1万PV前後をコンスタントに獲得できるように。

それもひとえに、採用広報の発信に積極的なメンバーみんなのおかげです。みなさん、いつもありがとうございます!

実は今回のnoteは「カウシェ アドベントカレンダー企画」の12月1日分なのですが、社内で公募したときに、なんと2日で全枠が埋まりました・・!
なんなら書きたい人が多すぎて、今回のカウシェのアドベントカレンダーは本来の終了日である12/25を飛び出して、最終営業日の12/29まで行います!🎉 (明日12月2日はCOOのkotaさんが投稿予定ですので、みんなのnoteもお楽しみに!)

29人もの社員・複業メンバーが書いてくれること、2日でカレンダーの枠が埋まったことは、本当にカウシェの自律・自燃のカルチャーが反映しているなぁとしみじみ感じます。

みんなのアイコンにサンタ帽をのせ、カウシェのアイコンジャック再び
みんながサンタさんになるスレ、爆誕

他には、約22億の資金調達のモーメント最大化や、初の合宿、事業者の表彰や今後のサービスの方向性について発表する「KAUCHE AWARD(カウシェアワード)」の開催、アプリ100万ダウンロードなどなど、PRチームのマネージャーであるsayoさんの仕事のサポートをさせてもらいながら、「広報・PRの仕事とは?」を現場で見ながら学んでいきました。(愛すべき上司のsayoさん、いつもありがとうございます!sayoさんの教えてくれる全てを吸収します!)

PR未経験の私の「挑戦してみたい!」に「いいよ!Tryしてみよー!」とみんなが受け入れてくれること、日々前を向いたコミュニケーションをしてくれることで、たくさんのサポートを受けながら、この仕事ができたんだなと思います。

そんなこんなで、2022年12月から、(改めて)カウシェのメンバーとなります!カウシェのバリューにある「Enjoy Working」を一番に体現しつつ、前例にとらわれず常に「Try First」して、「For Team」に思いやりを持って仕事に向き合っていきたいと思います。 みなさん、よろしくお願いします!
(積極採用中ですので、もし興味がある人はDMください!)

また、2年以上組織の一員として働いている、Z世代に向けたSNSマーケティング会社の「FinT(フィント)」でも、引き続きSNSマーケティングの仕事を行なっていきます。
FinTのみんなからも、今回の私のチャレンジへの応援の声をもらい、本当に感謝しています。

FinTは、早稲田大学在学中に起業した大槻祐依さん(普段はゆいちゃんと呼んでいます)が立ち上げた会社で、Z世代の支持を集めるSNSメディア「Sucle(シュクレ)」の運営や、SNSマーケティング事業、ブランド事業などを提供しています。
最近出した「Z世代トレンドランキング2022」も注目を集めたりと、会社のメンバー自体がZ世代中心と、若さと勢いと笑顔に溢れる組織です。

2022年はカウシェにジョインし、広報PRという新しいチャレンジをし、たくさんの出会いと学びがありました。

2023年は、まだまだ知らないことだらけの広報PRとしての仕事の幅を広げ、一人前のPRパーソンに近付けるよう、邁進していきたいと思います。(広報の仲間も増やしたいです!)

もちろん、引き続き得意領域のSNSマーケもやっていきますので、そちらも新たなチャレンジをしていきたいです💪

みなさん、これからも、どうぞよろしくお願いします!

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