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伴走支援で必要となる「我慢」。我慢は「信頼」。

昨年11月23日のヒラメキLabからスタートした「川崎ワカモノ未来PROJECT」。高校生たちが川崎をフィールドにして大学生や地域の大人たちに伴走支援してもらいながらマイプロジェクトに取り組む。先週、2月11日のハナサクPresentationで成果発表をし、一つの区切りを迎えました。わずか2か月半でしたが、参加した高校生たちのアクションはすばらしく、本当に2か月半の成果なのか?と驚くばかりでした。

高校生を伴走支援した大学生や地域の大人たちと、高校生でなく、自分を主語にして振り返ったトークセッション。高校生に加えて、大学生や地域の大人たちにとっても多くの学びがありました。

トークセッションで川崎ワカモノ未来PROJECT2023を振り返る


僕自身が川崎ワカモノ未来PROJECTを通じて一番実感しているのは「我慢」ということ。とにかく我慢に尽きます。表現を変えると我慢は「信頼」
高校生がマイプロジェクトを見つける時、マイプロジェクトの実行に向けて考えている時、反応がない時があります。反応がないからと言って思考停止になっている訳ではなく、考え続けています。勝手に思考停止していると思って、ついついアドバイスしそうになるのですが、ここは相手を信頼して、我慢して見守り続ける。伴走支援して引き出すのは忍耐強さが必要だと実感しました。
これは、高校生と向き合う時だけでなく、仕事やコミュニティ活動でも同じ。

教育は誰もが受益していたものだからこそ、自分ができなかったことや自分の成功体験を他の人に強要しがちになります。アドバイスと言いながら、それは相手へのアドバイスでなく、自分の経験を相手に押し付けているだけ。

川崎ワカモノ未来PROJECTを通じて多くの大切なことを学ぶことができて感謝します。ハナサクPresentationは終わりましたが、高校生たちのマイプロジェクトは続いています。

この場を通じて、今年の川崎ワカモノ未来PROJECTに関わってくださったすべての人にお礼申し上げます。ありがとうございました!


3か月間の川崎ワカモノ未来PROJECT2023を終えて全員で記念撮影

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