かっちゃん / こいずみかつや

かっちゃんです。東京の大学4年生です。なんでも面白そうと思って、学んだり考えたり、手を…

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かっちゃんです。東京の大学4年生です。なんでも面白そうと思って、学んだり考えたり、手を出したりします。映画、特撮、学び、なんでも書いていきたいと思います。映画関係の仕事したいと思って今は休学中です。Twitterは@katsuya19960406

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    映画がとにかく好きなので ・月ごとに観た映画の全体レビュー ・特に書きたいと思った映画のレビュー/考察 をやってます。

最近の記事

同じ"場所"に立つ者 ~『ボルグ/マッケンロー 氷の男炎の男』~

虎ノ門ニッショーホールの試写会にて観てきました。 当時は特徴的だった両手バックハンド、トップスピンをかけた重くミスをしにくいストローク、表情を変えず、常に冷静沈着でクールなプレースタイルから"氷の男"と呼ばれたビヨン・ボルグ。 サーブ&ボレーを得意とする攻撃的なプレースタイル、下がり過ぎずライジング(ボールがバウンドして跳ね切る前の低い打点で打つストローク)で左右に打ち分け相手を翻弄するストローク、そして審判の判定や一部の観客に対してクレームや暴言を吐くことが多かったこと

    • "限界"を超える~『僕のヒーローアカデミアTHEMOVIE 2人の英雄』~

      "Plus Ultra" プルス・ウルトラ=さらに向こうへ 『僕のヒーローアカデミア』においてヒーローが大切にするスローガンであり、限界だろうと誰もが思った時、ヒーローたちが自らやお互いを鼓舞し、その"限界を超える"、そんな時によく出てくる言葉である。 この映画は誰かのために行動するヒーローを描く物語として、何かを貫くことの大切さをど直球でビシビシと伝えてくれる。 ◇漫画のあらすじ 全人口の80%が超能力を持つ超人社会。 無個性というこの時代には珍しい性質を持った

      • "女性"という生き物-『オーシャンズ8』-

        『オーシャンズ8』を見て、"女性"という生き物に純粋に嫉妬をした。 『オーシャンズ8』はスティーブン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ』シリーズの新作。 主人公デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)はかつて“オーシャンズ”を率いたダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を兄に持つ、生粋の強盗ファミリーの一員。 彼女が5年と8ヶ月の刑期を経て刑務所から仮出所するところから物語は始まる。 ファッションの祭典、METガラ。そこに展示される宝石の中でも、ひときわ目立つ1億5

        • 7月に観た映画感想②

          毎月後半から映画のペースが徐々に上がっていく傾向にあるのでアマゾンプライムの使用率がガンガン上がっていきます。 7月に観た映画の感想後半戦レッツゴー。 『アノマリサ』 公開年:2015年  監督:デューク・ジョンソン/チャーリー・カウフマン 脚本:チャーリー・カウフマン 出演:デヴィッド・シューリス/ジェニファー・ジェイソン・リー/トム・ヌーナン 自分の妻子を含む全ての他人が同じ顔、同じ声の無表情な男性に見えて聴こえてしまう男性が主人公の人形を使ったストップモーショ

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          6本

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          7月に観た映画感想①

          7月は映画が好きな自分にとって転機が多い一ヶ月だった。 #バカデミーシネマラボ コミュニティへの参加、休学中に映画を撮るという人生の意思決定。 「将来映画とどう関わっていきたいか」という問いに対する自分なりの答えの幅が広がった月だった。 そんな7月に観た映画17本二回に分けて紹介していきます。 『ローガン・ラッキー』 公開年:2017年 監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:レベッカ・ブラント 撮影:ピーター・アンドリュース 音楽:デヴィッド・ホームズ 出演:チャニ

          初めて人間は"当事者"になった / 『ジュラシック・ワールド 炎の王国』

          『ジュラシック・ワールド 炎の王国』を観てきた。(7月中旬には観てた) 全体的にダークな雰囲気の予告、新しいハイブリッド恐竜の登場、期待値高めで望んだところ、大きく超えてきた。スティーブン・スピルバーグの一作目『ジュラシック・パーク』の遺伝子が隔世遺伝で濃く伝わったような作品。 今回の作品では『初めて人間は当事者になった』ということがこの映画のポイントだろう。 理不尽だが揺るぐことがなく、正義や悪などは存在しないい弱肉強食の世界の当事者として。 その要因は主に3つ(映画

          初めて人間は"当事者"になった / 『ジュラシック・ワールド 炎の王国』

          あいまいな楽観主義は許されないですか?

          『原因論』と『目的論』という言葉を最近知った。 行動したり、発言したりするときの価値観や軸などの背景として 「◯◯になりたいから」「◯◯をやり遂げたいから」という未来を理由にするのが『目的論』。 「◇◇が俺の原点だから」「◇◇っていう経験があって」という過去を理由にするのが『原因論』。 よく言えば、目的論は将来の夢、成し遂げたい社会=ビジョンを、原因論は置かれた環境や積み重なった経験=原体験を原動力に動くことだ。 それを聞いたとき、なんとなく、自分はどちらにもなれて

          あいまいな楽観主義は許されないですか?

          僕の『ウルトラマンの日』の話

          1966年7月10日に「ウルトラマン」が初めてテレビで放映された。 今日7月10日は『ウルトラマンの日』だ。 僕は96年生まれなので、かろうじて平成ウルトラシリーズを見て、後から昭和ウルトラマンを見ている。ニュージェネレーションズも後を追う形で今見ている。(円谷さんアマゾンプライムをなんとかしてくださいお願いします。) 昨年度アイセック青学の代表として活動していた時、リーダーを生み出す団体の代表として"主人公"という理想人材の概念を、メンバー各々の解釈に委ねる形で掲げてい

          僕の『ウルトラマンの日』の話

          悩み抜いて「自分の答え」を出すこと

          特撮が好きな自分は今まで見ていなかった『仮面ライダークウガ』を一日1〜2本程度見ている。2000年スタートの、平成ライダーシリーズ第一作目。 先日見た第25.26話のタイトルは『彷徨』と『自分』。 主人公五代雄介の恩師の現在の教え子霧島少年が自分の場所を求めて悩むが最後には悩みから解放され自分の未来を見出すお話である。 学校では成績優秀な良い子で未来は明るい。でもそんな見えきった未来と誰かに期待されてそれに沿い続ける人生がなんかいやで、でもその人生を後押ししてくれる人たち

          悩み抜いて「自分の答え」を出すこと

          2週間、自分に情報洪水を起こしてみた話。

          新しい情報に触れ続け、インプットを日常に、アウトプットを習慣にするようになった、きっかけと何をしたのか、2週間やり続けて自分に起きた変化について書きました。 きっかけは二つ。 アイセックで牧原が担当した日のkeepリレー。「情報収集のために習慣的にやっていることは何ですか?」という問いに対する答えとして、SNSで面白いなと思う人をフォローして、その人がフォローしている人をフォローすることをしているとのことだった。 ホリエモンさんの著書「多動力」。自分の生きている24時間

          2週間、自分に情報洪水を起こしてみた話。