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悩み抜いて「自分の答え」を出すこと

特撮が好きな自分は今まで見ていなかった『仮面ライダークウガ』を一日1〜2本程度見ている。2000年スタートの、平成ライダーシリーズ第一作目。

先日見た第25.26話のタイトルは『彷徨』と『自分』。
主人公五代雄介の恩師の現在の教え子霧島少年が自分の場所を求めて悩むが最後には悩みから解放され自分の未来を見出すお話である。

学校では成績優秀な良い子で未来は明るい。でもそんな見えきった未来と誰かに期待されてそれに沿い続ける人生がなんかいやで、でもその人生を後押ししてくれる人たちがいることが、彼にとっての"場所"について悩みを膨らませる。そんな彼に五代は声をかける。

「もっともっと悩んでいいんだよ。君の場所はなくならないんだし。君が生きている限りずっと、その時いるそこが君の場所だよ。」

「その場所でさ、自分がホントに好きだと思える自分を目指せばいいんじゃない。ね!」

技術と経済が進歩し、人間が自由に生きていくには世界は選択肢にあふれすぎている。生きていくためにたくさんの労力を割かなくても良くなって、寄り添える誰かがいれば、とりあえず生きてはいける。もう答えのある問いや答えを持っている誰かがいて、その誰かと繋がれるから自分が悩まなくても、生きていける。

もちろん表層的なことで悩むのは時間の無駄だから考えてすぐに答えを出すかググった方が良い。

でも、自分がどうありたいか、どんな生き方をしたいのか、何をするのか、自分について悩んで悩んで納得するまで悩んだすえに自分なりの答えをだすこと、それが「自分の人生を生きる」ことだと、五代雄介は教えてくれていた。


自分の人生を生きるためにとにかく悩め。

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